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SAMURAI BLUE、ベネズエラ代表とキルギス代表戦へ始動 ~キリンチャレンジカップ2018(11/16@大分、11/20@豊田)~
2018年11月13日
SAMURAI BLUE(日本代表)は11月12日(月)、キリンチャレンジカップ2018ベネズエラ代表戦(16日、大分)とキルギス代表(20日、豊田)へ向けて大分市内で合宿を開始しました。
夕方から始まった初日の練習は冷たい雨が降り、霧のかかった中でのスタートとなりましたが、MF中島翔哉選手(ポルティモネンセSC)やFW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)、初選出となったDF山中亮輔選手(横浜F・マリノス)ら16人が集合しました。
週末の試合日程の影響でMF堂安律選手(FCフローニンゲン)、MF南野拓実選手(ザルツブルク)、テヘランでAFCチャンピオンズリーグ優勝を決めた鹿島アントラーズのFW鈴木優磨選手とMF三竿健斗選手ら6人は、13日(火)に合流の予定です。
また、FW北川航也選手(清水エスパルス)は搭乗予定のフライトが欠航となったために移動ルートの変更を強いられ、負傷辞退のMF青山敏弘選手(サンフレッチェ広島)に代わって追加招集されたMF守田英正選手(川崎フロンターレ)とともに、この日の夕方大分入りし、2日目の練習から参加となりました。
この日の練習冒頭で、ピッチ中央に選手を集めて森保一監督から今回の活動に帯同するU-16日本代表の齊藤俊秀コーチとU-19日本代表の秋葉忠宏コーチの紹介があり、選手たちに拍手で迎えられていました。
雨の中を集まったファンが見守る中で始まった練習は、週末の試合や移動を考慮して軽めの内容になりました。全員でランニングやステップワークを行うと、その後、フィールドプレーヤーは2グループに分かれてボールを使ったリフティング、GK 3選手は長短のパスと細かいステップワークを組み合わせたフィジカルメニューを実施。全体にリラックスした雰囲気の中、最後は全員でランニングとストレッチを行って、1時間弱で終えました。
全体練習終了後には、MF柴崎岳選手(ヘタフェCF)やDF三浦弦太選手(ガンバ大阪)、前回に引き続いてキャプテンを務めるDF吉田麻也選手(サウサンプトン)らが、秋葉コーチを加えてボール回しで体を動かし、笑顔で楽しむ姿も見られました。
チームは森保監督の下でスタートした9月からここまで3戦3勝と結果を残しており、今回の2試合は来年1月のAFCアジアカップを前にして最後の実戦機会となります。招集されたメンバーは、前回10月のシリーズとほぼ同じ顔触れで、練習後に報道陣に対応した森保監督は、「この2試合でこれまで以上の成長が感じ取れるようにしたい。課題を修正して、できていることをさらにできるようにしていきたい」と述べています。
吉田選手はアジアカップを念頭に、「監督がやりたいサッカーをみんなが理解してチームの土台を作った状態で大会に臨めるのが一番の理想。この2試合でそこを目指さないといけない」と語りました。
また、山中選手は初練習を終えて「だいぶ緊張していた」と振り返り、リオデジャネイロ・オリンピック予選で活躍後に怪我で本大会メンバー入りを逃した経緯から、「やっとまた、このユニフォームを着られることに、すごくワクワクしている。こういうチャンスをモノにできるように、明日からの練習でしっかりアピールして試合に使ってもらえるようにしていきたい」と意気込んでいました。
練習前には日本代表オフィシャルパートナーのキリングループを代表して、キリンビール株式会社から北九州支社大分支店長の永嶋晋様、キリンビバレッジ株式会社から九州地区本部長の福島恒晴様が激励に訪れ、日本代表オフィシャルドリンクの「生茶」と「キリンレモン」の差し入れがあり、チームを代表して森保監督が目録を受け取りました。
試合は16日(金)にベネズエラ代表と大分スポーツ公園総合競技場にて19:30から、20日(火)にキルギス代表と愛知県の豊田スタジアムにて19:20から行われる予定です。
監督・選手コメント
SAMURAI BLUE(日本代表) 森保一 監督
すべてのレベルアップを常に考えながらやらないといけないと考えていて、選手には個の部分をもっと上げて、チームがさらに成長できるようにという意識を持って取り組んでほしいです。限られた時間でのトレーニングで、攻撃の連係・連動を高めると同時に守備の練習もやっていて、より良い準備をするために、今回も選手に高い要求をしながらトレーニングしたい。この2試合で完全にチームを分ける戦いができるかどうか、まだ考えがまとまっていませんが、より多くの選手にピッチに立ってもらいたいですし、チーム全体で戦いたいと考えています。
DF 山中亮輔 選手(横浜F・マリノス)
これまでの試合では2列目の選手がすごく躍動していた印象があって、僕が出たらそこを少しでも手助けできるように関わっていきたいと思って見ていました。自分のアピールポイントは攻撃のところだと思うので、ゴールやアシストという目に見える結果を残して生き残れるようにしたいですし、守備でも代表レベルを求められると思うので、それをしっかり体現できるようにやっていきたいです。
MF 柴崎岳 選手(ヘタフェCF)
アジアカップへ向けてこの2試合は重要になると思うので、結果を出しながら内容を求めていきたいと考えています。何かを試すというよりも、前回からの継続的なところの方が多いかと思いますし、チームとしてアジアカップに向けて出していかなくてはいけない部分もあります。アジアカップでは前回タイトルを逃していて、獲れる力は十分持っていると思いますが、公式戦は違う空気も流れて、難しいゲームになることは想定されるので、しっかりと気を引き締めて緊張感を持ちながらやっていきたいと思います。
MF 原口元気 選手(ハノーファー96)
この1か月はほぼ試合に出ていて、体はできてきました。これからクラブでも代表でも勝負が始まるという感じです。選手が競争していることがチームの良さを出していると思いますし、いい危機感を持ってプレーできています。僕自身、この競争を楽しみながらやれています。僕は自分にどういうことができるのかは理解できていますし、試合によって出すプレーは変わりますが、状況を見ながらそのすべてに対応する準備はできています。どんな状況でも自分の力を出すことが自分の良さだと思っています。
スケジュール
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森保一 監督 インタビュー
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吉田麻也 選手(サウサンプトン/イングランド)インタビュー
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山中亮輔 選手(横浜F・マリノス)インタビュー
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柴崎岳 選手(ヘタフェCF/スペイン)インタビュー
11月16日(金) 19:30キックオフ(予定)
大分/大分スポーツ公園総合競技場
SAMURAI BLUE(日本代表)vs ベネズエラ代表
11月20日(火) 19:20キックオフ(予定)
愛知/豊田スタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表)vs キルギス代表
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