8月18日より千葉県でトレーニングキャンプを行っているフットサル日本代表候補は、5日間の充実したトレーニングキャンプを誰一人欠けることなく全員で終えました。

トレーニングキャンプの後半も引き続き、午前・午後の二部トレーニングを実施。8月20日午前には新しいトレーニングルームを使ってフィジカルトレーニングを行いました。下地フィジカルコーチのもと、選手たちは充実した設備環境の中でコンディション調整に努めました。午後のトレーニングでは内山GKコーチのもとGKトレーニングを実施。久しぶりの招集となったピレス・イゴール選手も加わり、素晴らしい雰囲気の中で様々な試合のシーンを想定したGKに特化したトレーニングに取り組みました。

翌日以降はパワープレーの際の連動の確認やセットプレーの戦術のすり合わせを行い、その後は紅白戦を中心とした実践的なトレーニングに取り組みました。FIFAフットサルワールドカップの最終予選となるAFCフットサル選手権まで3か月を切った状況下で、全員が高い強度と集中力を持ち、ピッチ内外で積極的にコミュニケーションを取りながらすべての日程を終えました。ブルーノ監督からは「AFC大会に向けて大変充実した良いトレーニングを行うことができた。日本代表としていつ大会が始まると連絡を受けても翌日から戦えるよう、自チームに戻っても準備をしてほしい」と選手にメッセージが伝えられ、5日間のトレーニングキャンプを打ち上げました。

高円宮記念JFA夢フィールドで開催された今回の活動期間中には、サッカー日本代表森保一監督、サッカー日本女子代表高倉麻子監督、先日就任したビーチサッカー日本代表茂怜羅オズ監督をはじめとする様々なカテゴリーのJFAテクニカルスタッフがフットサルアリーナに足を運び、トレーニングの様子を見学しました。競技の垣根を超えた交流によって受けた良い刺激を追い風に、11月のAFCフットサル選手権に向けてフットサル日本代表は引き続き強化を図っていきます。

選手コメント

FP 室田祐希 選手（ペスカドーラ町田）
今日で5日間の合宿が終了しました。
初日から最後まで強度が落ちることなく練習できました。個人的にもコンディションが上がってきていて良い状態なのでこの状態を落とすことなくチームに戻ってトレーニングに励みたいと思います。

FP 内田隼太 選手（立川・府中アスレティックFC）
無事トレーニング最終日を終えることができました。改めてこのような状況下の中、代表合宿ができることに感謝したいです。チームとしても個人としても高い強度と質を保ちつつ、上積みできたと思います。自チームに戻ってもこの意識を忘れず、更に成長していけるように日々取り組んでいきたいと思います。

FP 八木聖人 選手（名古屋オーシャンズ）
まずはじめに、たくさんの方々のご尽力により万全の態勢で代表活動ができることに感謝しています。
トレーニングも前回同様、強度高く良いトレーニングをすることができました。
まだまだどうなるかわからない社会情勢なのでどんなことがあっても対応できるようにAFCにむけて常に準備していきたいです。

FP 石田健太郎 選手（バルドラール浦安）
まずは今回のキャンプを行えた事、沢山の方々に感謝したいです。
合宿を通して毎回沢山の学びがあります。代表チームとしてまとまっていくと同時に自分のポジションをしっかりと掴めるようにまたチームに戻ってしっかりとトレーニングしていきたいと思います。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更する場合があります。
※全チームスタッフ、選手は集合時にSmartAmp法での検査を実施します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方におかれましてはトレーニングの見学は一切できません。
※選手やスタッフによるサイン、握手、写真撮影、プレゼント受け渡し等の対応も自粛させていただきます。
皆さまのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。