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フットサル日本代表 AFCフットサルアジアカップ2024 1次予選に向けてチャイニーズ・タイペイで活動を開始

2023年10月06日

フットサル日本代表 AFCフットサルアジアカップ2024 1次予選に向けてチャイニーズ・タイペイで活動を開始

2024年9月に開催されるFIFAフットサルワールドカップ2024の出場権をかけたアジア1次予選が、10月7日(土)に初戦を迎えます。この1次予選は来年4月に開催されるAFCフットサルアジアカップ2024の出場権が懸かる予選でもあり、フットサル日本代表はオーストラリア代表、チャイニーズ・タイペイ代表と戦います。

9月28日から4日間の国内トレーニングを終えたフットサル日本代表は、10月2日にタイペイに向けて移動を開始。約3時間のフライトを経て、チームホテルに夕方到着しました。その日は活動をせず、翌3日からのトレーニングに向けて休息日となりました。翌朝、スペインでプレーする平田ネトアントニオマサノリ選手、原田快選手がチーム合流して、現地での最初のトレーニングを実施。気温が高く、台風接近の影響で湿度も高い環境でしたが、ウォーミングアップを含め2時間のセッションに13名の選手で取り組みました。試合で使用するボールも支給され、感覚を確かめながらプレーする選手たちの様子が見られました。同日夜には同じくスペインでプレーする内田隼太選手もチームホテルに到着し、大会に出場する14名が揃いました。

翌4日はチームが全員揃って最初のミーティングを実施。木暮賢一郎監督は、この大会がワールドカップの予選であり、必ず突破して次のステップに進まなければならないこと、対戦相手がどこであろうと日の丸を背負ってプレーするからには覚悟と責任を持ってプレーしなければならないことを選手に伝え、その後チームは夕方にトレーニングを実施しました。チームで取り組んでいる、フィールドの選手4人が流動的に動いてボールを保持しながら相手ゴールに攻め込む「クワトロ」の戦術の完成度を高めるため、何度もプレーを止めながら細かく選手たちに指示を送る様子も見られました。選手たちは先月のブラジル遠征からチームの完成度が上がっていく手応えを感じているようでした。

10月5日は初めて試合会場でトレーニングに臨みました。2018年のAFCフットサル選手権の会場と同じであるため、メンバーとして参加していた吉川智貴選手や清水和也選手は当時の様子を回想しながらロッカーやピッチを確かめていました。多くの選手が日頃プレーする日本やスペインでは木製フロアが多いですが、AFC大会では化学繊維のタラフレックス素材のフロアが採用されています。ボールの滑り方や足腰への負担のかかり方が通常とは異なるため、選手たちは昨年10月に優勝したAFCフットサルアジアカップクウェート2022での感覚を取り戻すようにフロアに適応していきながら、少しずつ強度の高いメニューをこなしていきました。

チームは10月6日に公式練習を経て、翌7日にフットサルオーストラリア代表との初戦に臨みます。

選手コメント

FP #9 平田ネトアントニオマサノリ 選手(インダストリアス サンタ コロマ/スペイン)
今のコンセプトにアジャストして自分の形を出すために、予選までの限られた時間がとても大事になってくると思います。とても良い雰囲気でトレーニングができていると思うので、良い流れで予選に入ってしっかり勝ちたいです。

FP #12 原田快 選手(FCバルセロナ B/スペイン)
一昨日から僕たち海外組の活動が始まりました。とてもいい雰囲気と高い強度で練習ができていると思います。国内合宿に参加していた選手に比べて自分は練習している回数が少ないので、以前にもまして戦術理解度がないとすぐに置いていかれてしまいます。常に集中して、監督がかけてくれる言葉やコーチのアドバイスを大切に聞き、練習に臨んでいます。ワールドカップの出場権をかけた予選が明日から始まりますが、一つひとつ勝っていき次に繋げるので、応援よろしくお願いします。

FP #13 齋藤日向 選手(シュライカー大阪)
国内合宿からタイペイでのトレーニングも含め、いいトレーニングができています。まずは目の前の自分たちの目的であるアジア1次予選を突破することに全てを出したいと思います。日本代表である責任と誇りを持って目的を達成します。応援よろしくお願いします。

AFCフットサルアジアカップ2024 1次予選

大会期間:2023年10月7日(土)~10月11日(水)
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