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【Match Report】フットサル日本代表 ウズベキスタン代表との打ち合いを制して国際親善試合を2連勝で締めくくる 国際親善試合 11月海外遠征(ウズベキスタン)
2023年11月24日
国際親善試合
2023年11月23日(木) キックオフ時間19:00(現地時間) 試合時間40分(前後半各20分間のプレーイングタイム)
Yunusobod Sportcomplex(ウズベキスタン/タシュケント)
フットサル日本代表 4-3(前半3-1、後半1-2) フットサルウズベキスタン代表
得点
4分 失点
5分 長坂拓海(フットサル日本代表)
5分 長坂拓海(フットサル日本代表)
15分 金澤空(フットサル日本代表)
25分 失点
35分 失点
38分 堤優太(フットサル日本代表)
スターティングメンバー
GK:フィウーザ・ファビオ
FP:吉川智貴 、堤優太、金澤空、清水和也
サブメンバー
GK:黒本ギレルメ、上原拓也
FP:石田健太郎、伊藤圭汰、山中翔斗、本石猛裕、ナカマツルアン、齋藤日向、内村俊太、中村充、長坂拓海
登録外メンバー(出場停止、怪我など)
GK:なし
FP:なし
マッチレポート
来年のFIFAフットサルワールドカップ2024の開催地であり、アジアの強豪国であるウズベキスタン代表との第1戦に2-0で勝利した日本代表は間を空けずに翌日第2戦を行い、壮絶な打ち合いを制した日本代表が勝利して今回の海外遠征を2連勝で締めくくりました。
前日の勝利の余韻に浸ることなく、フットサル日本代表はこの日も駆けつけた超満員のサポーターの大声援がアリーナに大反響する中で、ウズベキスタン代表との2戦目に臨みました。試合前のミーティングで木暮賢一郎監督は「この2試合を1勝1敗で終えるか、2連勝で終えるかでは大きな違いになる。本当に強いチームは言い訳せずに自分たちに矢印を向けて2連勝という明確な結果を出していくもの。我々が世界の舞台で目指している目標達成に向けてアジアのライバルにはしっかりと勝利して日本代表は強いチームだと見せつけなくてはならない。世界的にも有名な新監督の就任に世界もこの試合には注目しているはずだから、良い内容でしっかりと2連勝して帰国しよう。」とチームを鼓舞して選手たちをピッチへ送り出します。
第1ピリオド、ホームでなんとしても勝利したいウズベキスタン代表が開始早々からGKに攻撃参加をさせながら日本ゴールへ迫ります。対する日本代表もこの日もキャプテンマークを巻いた吉川智貴選手を中心に相手の攻撃をことごとく跳ね返しながら先制点を狙います。しかし、この日最初に得点を奪ったのはホームのウズベキスタン代表でした。コーナーキックで浮き球のボールを送ると反対サイドで構えていた相手選手のボレーシュートがゴールネットを揺らします。ウズベキスタン代表のゴールに大盛り上がりの会場でしたが一喜一憂せずに日本代表は同点ゴールを狙いに行きます。すると失点直後のコーナーキック、今度は日本代表がゴールを奪います。浮き球のボールを山中翔斗選手がフロアに叩きつけるようなボレーシュートを打ち、バウンドしたボールに前日先制ゴールを奪った長坂拓海選手が頭で合わせて2試合連続のゴールで同点とします。同点ゴールを奪い、さらに勢いに乗りたい日本代表は攻勢をかけます。フィウーザ・ファビオ選手の素早いパスを左サイドで収めた長坂選手が今度はミドルシュートを打つと相手選手に当たってコースが変わって、間髪を入れずに逆転ゴールを奪います。第1ピリオドの終了間際には堤優太選手のラストパスを金澤空選手も2試合連続となるゴールでネットを揺らし、3-1で折り返します。
2点差を使って、試合を優位に進めたかった日本代表でしたが第2ピリオドは更にウズベキスタン代表が猛攻を仕掛けます。3分、相手がカウンターから1対3と圧倒的な不利な状況で攻め込まれますが、後半から投入された上原拓也選手がゴール前に立ちふさがり得点を許しません。第1ピリオドで生まれた2点差を守り切りたい日本代表でしたがセットプレーから立て続けに失点を喫してしまい3-3の同点となってしまいます。両者勝利を目指してかなり激しい身体のぶつかり合いでエキサイトする場面も出てきますが、試合時間が残り3分を切ったところでスコアが動きます。カウンターから右サイドでボールを受けた堤選手がGKとの駆け引きに勝利してゴールネットにシュートを突き刺し、追加点を奪います。再度同点とすべくパワープレイの準備を進めるウズベキスタン代表に対して喜びを爆発させる選手たちとは対象的に冷静にピッチへ指示を送り続ける木暮監督。残り15秒の試合終了間際には立て続けにファールが取られ、相手にPKのチャンスを与えてしまいます。決められればあわや同点となる場面で再度投入されたフィウーザ・ファビオ選手がゴール前に立ちはだかります。相手選手の狙いすましたシュートはポストに直撃し、得点とはなりません。そのまま試合は終わり、日本代表は2連勝でこの遠征を締めくくりました。
国内組で編成された今回の遠征はアジアの強豪に対して2連勝で幕を閉じました。チームは明日の飛行機で成田空港へ帰国し、12月に国内で開催される国際親善試合・アルゼンチン代表戦に向けて準備を進めてきいます。
監督・選手コメント
木暮賢一郎 監督
リーグ戦終盤の中、選手達は試合に向けた準備から非常に良い取り組みをしてくれました。試合は2試合ともこれぞアウェイと感じる最高の雰囲気でチームにとっても、選手にとっても間違いなく今後に繋がる大きな経験を得ることができたと感じています。2勝できたという結果以上に、チームは良い取り組みを続けていますし、結果だけではない見えない取り組みを見ていただけるよう、結果と内容にこだわりながら目標に向かって準備を続けていきたいと思います。
次は12月のホームでのアルゼンチン戦になります。ここウズベキスタンで感じたような、素晴らしい雰囲気での試合を行えるよう、是非沢山の方に会場に足を運んでいただきたいと思います。またウズベキスタンとの試合を会場で応援してくれた方や、日本から応援してくれた方々に感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました。
GK #1 フィウーザ・ファビオ 選手(湘南ベルマーレ)
自分たちが目標にしていたものを達成することができました。強豪国であるウズベキスタンに2勝するという目標です。私たちはグループの強さと成長していること、いい準備ができていること、正しい道を歩んでいることを示せたと思います。そして、私たちはハードワークを続け、さらに成長していきます。応援してくれた皆さん、ポジティブな声をかけてくれた皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。
FP #6 吉川智貴 選手(名古屋オーシャンズ)
国内組のメンバーで2連勝できたことは素直に嬉しいですし、各々の自信に繋がった遠征になったのではないかと思います。2試合目に関してはとても難しい展開でした。同点にされ相手に流れがある苦しい中でも自分たちは崩れることなく、再度突き放し勝利でき、日本のチーム力を示せたのではないかと思います。またチームとしてどの様な戦いをしなければいけないのか、さらに明確になった2試合だったと思います。国際経験が少ない選手も多くいる中でもアウェイの難しい2試合を勝利できたことは、チームとしても個人としても大きな成長に繋がったと思います。また次の活動までに全員がレベルアップして戻ってこられるように引き続き頑張りたいと思います。
FP #8 堤優太 選手(Y.S.C.C.横浜)
第1戦目を勝利した中で第2戦目も絶対に勝利しなければならないという気持ちで試合に臨みました。第2戦目も4-3で勝利することができました。昨日よりも相手の強度、質の部分や雰囲気が高かった中でその部分を相手より上回ることができ勝利できたことは間違いなく自信にもなりましたし、非常に良い経験をすることができ嬉しく思います。個人としては試合終盤まで同点の中で決勝ゴールを決められたことは嬉しかったですし、もっとチームを助けられる選手になりたいと思います。来年のワールドカップの開催地であるウズベキスタンに戻って来られるように今後の遠征やアジアカップ向けて頑張っていきたいと思います。この遠征を通して個人としてできたことや改善点をクラブに戻って更なる成長ができるように頑張ります。
FP #16 長坂拓海 選手(バルドラール浦安)
2試合目は1試合目以上にタフな試合でしたがチーム一丸となり勝ち切ることができて良かったです。個人としてはゴールを決めることができたところは良かったです。ただ3失点目は僕のマークミスですし、他にもまだまだ足りないことが多いなと感じた試合でした。前までは自分は感覚で動くタイプとインタビューなどでも言っていましたが、それではこのレベルやこれ以上のレベルでは通用しません。この遠征で1つ1つのプレーに意味を持たせることの重要性を身に沁みて感じました。それがあって初めて感覚の部分が輝くと思います。この2試合は僕にとって結果以上に本当に大きな意味を持つ2試合でした。ここで学んだことをまたこれからチームに戻り0にするのではなく、さらに積み上げ、これからも日の丸を背負えるように頑張っていきたいと思います。
国際親善試合
11月22日(水) 19:00 キックオフ予定(日本時間 11月22日(水) 23:00) vs フットサルウズベキスタン代表
会場:ウズベキスタン/Yunusobod Sportcomplex
11月23日(木) 19:00 キックオフ予定(日本時間 11月23日(木) 23:00) vs フットサルウズベキスタン代表
会場:ウズベキスタン/Yunusobod Sportcomplex
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