タイランド5s 国際4ヵ国フットサルトーナメント2016 第1戦 vs フットサルタイ代表
2016年8月20日(土) 18:15キックオフ　試合時間 40分(前後半各20分間のプレーイングタイム)
バンコクアリーナ（タイ/バンコク）

フットサル日本代表　2-2（前半0-1、後半2-1）フットサルタイ代表

得点
4分　失点（フットサルタイ代表）
22分　仁部屋和弘（フットサル日本代表）
38分　失点（フットサルタイ代表）
40分　清水和也（フットサル日本代表）

スターティングメンバー
GK：岩永汰紀
FP：皆本晃、植松晃都、宇田川雄翔、脇山蓮

サブメンバー
GK：坂桂輔
FP：仁部屋和弘、米田圭孝、清水和也(Cap.)、伊藤圭汰、小幡貴一、山桐正護、松原友博、山田慈英

マッチレポート

フットサル日本代表は20日(土)、タイ/バンコクアリーナで開催されたタイランド5s 国際4ヵ国フットサルトーナメント2016の初戦で、フットサルタイ代表と対戦しました。タイは今年2月のAFCフットサル選手権で3位となり、9月に開催されるFIFAフットサルワールドカップの出場権を獲得している実力あるチーム。ホームの勢いそのままに、試合序盤から積極的にゴールを奪いに来ます。すると日本は4分、相手の攻撃の流れを止めきれず失点を許してしまいます。その後、日本は反撃を開始。相手のボールを奪ってからの素早い攻撃に加え、皆本晃選手、仁部屋和弘選手といった経験豊富な選手がチームを引っ張り、存在感を放ちます。徐々に日本のリズムに引き戻しますが、タイの守備陣を崩せず前半を終えます。

後半に入ると、22分に仁部屋選手が巧みなボールコントロールを見せ、相手を交わしてからの左足シュートで同点に追いつきます。その後は両チームともに拮抗した戦いが続き、なかなかゴールを奪えずにいると、38分にタイ代表に勝ち越し弾を許してしまいます。その瞬間、ホームの観客の声援が会場全体を包み込み、タイ代表の勝利を確信したかのような雰囲気が流れます。それでも日本は意地を見せ、試合終了30秒を切るなか、右からのコーナーキックを獲得。皆本選手の蹴ったボールが相手に当たり、ゴール中央にこぼれると、清水和也選手が力強く左足を振りぬき同点ゴールを奪います。非常に緊迫した試合展開のなか、劇的な試合の幕切れとなりました。21日(日)には、カザフスタン代表との第2戦が行われます。

【タイランド5s 国際4ヵ国フットサルトーナメント2016　試合予定】
8月20日(土) 18:15キックオフ △2-2 vs タイ　
8月21日(日) 15:30キックオフ vs カザフスタン
8月23日(火) 17:00キックオフ vs イラン
会場：バンコクアリーナ
※時間は全て現地時間

監督・選手コメント

鈴木隆二 監督
初戦で少し緊張感もあったと思いますが、新しいフットサル日本代表、そして若手選手たちのスタートとしては非常に良いスタートが切れたと思います。ただし今日できたこと、起きたことが明日も同様に起こるとは限りません。タイは同じアジアいうことで、体格や身長も我々と似ていた部分はありましたが、次に対戦するカザフスタンはヨーロッパ予選を勝ち抜くだけの実力を兼ね備えたチーム。体格・骨格も違う相手と戦えることは非常に貴重な機会となります。短い準備期間のなかでしっかりと相手を分析し、選手たちにゲームプランを伝えていきます。

FP #11 清水和也 選手（フウガドールすみだ）
会場の雰囲気も完全アウェーのなか、自分達が目指しているフットサルが少しずつ形になってきていると実感できたと同時に、一点の重みをものすごく感じました。チームとして一つのベクトルを目指しながら、個人個人の良さを出せるよう、明日の試合も頑張ります。

FP #10 仁部屋和弘 選手（バサジィ大分）
日本代表として戦っている以上、結果が全てだと思っています。その中で勝利という結果を残せなかったことはとても悔しいです。明日のカザフスタン戦ではプレーの精度を高め、チーム一丸となって勝利を目指します。

スケジュール

※時間は全て現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更する場合があります。