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フットサル日本代表 ブルーノ・ガルシア新監督就任記者会見 日本フットサルのために「全面的な協力を約束」
2016年10月22日
日本サッカー協会(JFA)は10月21日(金)、JFAハウスでフットサル日本代表のブルーノ・ガルシア新監督の就任記者会見を実施。会見にはガルシア監督、田嶋幸三JFA会長、北澤豪フットサル委員長が登壇しました。
冒頭に田嶋会長は「新たなスタートを切るにふさわしい監督に来ていただいたと思っています」と喜びのコメント。続いて北澤委員長からは、「強化の部分と日本人の指導者を育てていくことに関して力を貸していただける監督。そしてライセンス制度についても少し力をいただける要素を持った候補の中から検討してきました」と新監督の選考理由が語られました。
42歳のガルシア監督は1999年に現役引退後、スペイン、中国のリーグで指揮を執り、ペルー代表監督などを歴任。2014年からベトナム代表の監督に就任し、今年開催されたAFCフットサル選手権2016で第4位に入り、ベトナム初のFIFAフットサルワールドカップへの出場権を獲得。コロンビアで行われた本大会ではチームをベスト16に導きました。
新指揮官は「代表を強くすることは大事なことですが、それだけでは十分ではありません。強化に加え、環境を支えていく指導者の養成、フットサルに取り組んでいく人たちに対する普及、この3つが合わさることが不可欠なプロジェクトです」とビションを語り、目標については「短期目標としては次のAFCフットサル選手権で表彰台に上がること。レベルを上げながら次のワールドカップの出場権を勝ち取りたいです」と力強くコメントしました。
さらに「今日より選手、サポーター、審判の皆さん、メディアの皆さんへの全面的な協力を約束します。それはすべて、日本があるべき場所に立ち返るため、それをさらに引き上げるためだと思っています。自分ではそれが絶対にできるという野心でいっぱいです」とアジアでの覇権奪還と2020年のFIFAワールドカップ出場への意気込みを語りました。
新たなスタートを切ったフットサル日本代表は10月24日(月)から3日間、愛知県名古屋市で代表候補トレーニングキャンプを行います。
登壇者コメント
ブルーノ・ガルシア フットサル日本代表監督
今回オファーをいただき本当にうれしく思っていますし、それを受けられることになったことに喜びを感じています。監督として、指導者として一番大事なのは、仕事に対して大きな目標を持つことです。この目標に魅力を感じ、本当に充実した気持ちです。日本はアジアにおいてこの8年間、リーダーシップを持ってフットサル界を引っ張ってきたと思います。日本サッカー協会がスペインの指導者のレベル、流れを作る力に期待して自分を採用してくれたことをうれしく思います。
田嶋幸三 日本サッカー協会会長
残念ながらわれわれはコロンビアで行われたフットサルの世界大会には出場できませんでした。そして、その大会でベトナム代表を率いてベスト16に入ったガルシア監督の手腕も評価した上で今回、北澤委員長を中心に決定してくれました。彼の力が生きるよう、われわれ日本サッカー協会は全面的なサポートをしていきたいと思っています。
北澤豪 日本サッカー協会フットサル委員長
このように発表できたことをうれしく思います。監督を決めるにあたっては、小西フットサルダイレクター率いる技術部会が中心となって、われわれが目指さなくてはいけないところに向けて必要となる要素に着目しました。もちろん大事なのは強化です。(日本フットサルの)現在地を言えば、力がありながらもワールドカップに行けませんでした。今までのことを継承していくためにはどのような監督が必要なのかということも考えました。われわれの進みたいことに理解を示してくれた、一緒になって進んでくれる監督を選ばせていただきました。
スケジュール
10月24日(月) | PM | トレーニング |
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10月25日(火) | AM/PM | トレーニング |
10月26日(水) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。