イランとの決勝を翌日に控えたフットサル日本代表チームは、最後となるトレーニングを行いました。

トレーニングとはいえ体を動かしたのは最初のストレッチと簡単なボール回しだけで、頭の中を整理するために多くの時間を割きました。

ミゲル監督は、分析したイランの攻守の特徴を踏まえ、いかに相手の攻撃を封じて日本の攻撃を繰り出すか、細部にわたって選手たちに伝えました。

トレーニング後、ミゲル監督は、「強敵イランを相手に戦うには持てる全ての力を出し切らないといけない。問題はその力を発揮できるかどうか。硬くなっていては、力は出ない。何よりもまず、リラックスして試合の臨んでほしい。決勝という大舞台を楽しもう。」と選手たちに語りかけました。

泣いても笑っても残り1試合。アジアチャンピオンとして王座を「守る」ためではなく、チャレンジャーとして王座を「奪う」ために、選手・スタッフチーム一丸となって明日の決勝に臨みます。

選手コメント

稲葉洸太郎 選手（バルドラール浦安）
ついにここまで来ました。スペイン遠征と名古屋合宿、そして本大会での5試合。苦しい時もありましたが、みんなで乗り越えてこの決勝の舞台に辿り着きました。明日が本番です。自分達の目標は優勝して2連覇することです。その目標達成のための準備は整いました。相手は間違いなく強敵ですが、自分達の力を信じてしっかり出し切って戦えば2連覇を達成出来ると信じています。日本の代表として誇りを持って戦い、そんな中でもこの大舞台を楽しみたいと思います。

川原永光 選手（アグレミーナ浜松）
明日はいよいよ最後の試合です。チームのボルテージは上がっています。チーム一丸となって2連覇に向けて頑張ります。

吉川智貴 選手（名古屋オーシャンズ）
いよいよ明日は決勝です。しかも対戦相手はグループステージからずっと力の差を見せつけている強豪イランです。個人的には非常に楽しみですし、ラスト1試合悔いのないプレーをし、100%の力を出し切り頑張りたいと思います。またチームとしてもスペイン遠征から積み重ねてきたものを示す最後の試合で、ベストゲームをし、絶対に優勝して日本に帰ります。

スケジュール　AFCフットサル選手権ベトナム2014

※キックオフ時間は全て現地時間

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