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SAMURAI BLUE、中国代表戦に向け調整を続ける

2022年07月23日

SAMURAI BLUE、中国代表戦に向け調整を続ける

SAMURAI BLUE(日本代表)は7月22日(金)、中国代表との一戦を2日後に控え、全26選手で精力的にトレーニングを積みました。

この日のトレーニングは夕方17時から行いましたが、トレーニング開始時間になってもピッチの温度は32℃。強烈な西日が照りつける中始まりました。冒頭15分のみの公開となったセッションは全員でランニングを行い、GK3選手を除くFP23選手は2グループに分かれてパス回しで汗を流します。その後は非公開として、24日(日)に行われる中国戦に向けて集中して取り組みました。

19日(火)に行われたEAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会初戦の香港戦に続いて勝利を目指すSAMURAI BLUE選手たちは全員が熱い気持ちをもって全てのメニューをこなし、チーム一丸となって目の前の中国戦、そして最終戦となる韓国戦まで走り抜けます。

選手コメント

DF #4 中谷進之介 選手(名古屋グランパス)
香港戦は後半開始から出て、すぐ試合に入れたのは良かったと思います。日本代表としては、初選出の選手が多く、合わせる時間も少ない中での試合だったので、勝ったことが一番です。途中で前線の選手がほとんど変わって、全員が点を取りたい意欲が強くて縦に速く、センターバックも疲れるような試合でした。もうちょっとコントロールがあっても良かったかなとも思いましたが、それ以上に自分たちがやってやるという意欲が出ていたんだと思います。カタール大会へは、センターバックのみなさんの状況がどうなるかわからないと思うので、そのなかで結果を出し続けることが大事だと思っています。このE-1選手権については、結果を出すことがすべてじゃないかと思います。DFなのでチームとして優勝することが評価につながると思うので、勝つだけです。残り2試合は豊田でできるので楽しみですし、韓国戦は優勝を懸けた戦いになると思うので、そこに出てやるという強い気持ちで練習しています。

DF #25 小池龍太 選手(横浜F・マリノス)
今回、自分はJFAアカデミーの卒業生として初めて日本代表に選出して頂きました。中学3年生の時、東日本大震災が起こり、自分たちだけがサッカーをしていていいのかというのもあった中、福島で応援してくださった皆さん、新しい環境の設立に尽力してくださった方にいいニュースを届けたり、関わってくださった方に活力をいかに与えられるかに尽きる、と感じていました。努力を続けてこられたからこそ、アカデミー卒業生として代表の場に来られていると思います。努力の時間、背景は見えないけど、背景が見えるようなプレーをしたいし、少しでも感じ取ってもらえたら嬉しく思います。
初戦の香港戦は出場がありませんでしたが、日々の練習から日頃チームで戦いあっている選手たちとプレーしたり、同じチームで会話したり、違うチームに入ることで、自分のサッカー観にプラスに働いています。代表は個人的にずっと来たい場所だったので、監督と話したり、コーチ陣の要求、選手一人一人のパフォーマンスを見ながら、自分にまだまだ足りないものがあると気付かされましたし、ここに来なかったらわからなかったことばかりなので楽しいですし、一日一日成長できていると実感しています。

MF/FW #7 野津田岳人 選手(サンフレッチェ広島)
ずっと日本代表になりたいという目標は自分の中では掲げていましたが、1年前は想像できない状況だったので、ここに来られて自分としてもビックリしています。広島で試合になかなか出られない中、甲府に移籍して試合をたくさん経験できたことで得られるものが多くありました。試合を重ねることで色々と見えてきた部分があり、去年は自分の中で大きなターニングポイントとなりました。自分にとって代表の活動は久し振りなので、新鮮で楽しいし、色々な刺激をもらえています。まずはチームとしてやるべきことを自分もできるということをアピールし、自分の武器を出していきたいです。海外組を含めて同じポジションの選手はみんな上手くて、食い込むのは難しい状況ですが、攻撃の部分で違いを見せたり、チャンスを作ったり、またセットプレーのキックは武器だと思いますので、プラスアルファとして出していけたらと思います。

MF/FW #9 西村拓真 敬称(横浜F・マリノス)
香港戦のあとはいつも以上に周りから連絡を貰いました。日の丸をつけて戦う重みや責任はすごく感じましたし、すべてにおいてのベースを上げることや、自分にしかないものをより良くして、それを表現していくことは、何時になっても変わらない課題なので日々積み重ねをしていきたいです。2列目からゴール前に入っていくことや動き回るところ、アグレッシブにプレーするところは自分にしかないものだと思っています。代表への重みや覚悟や責任は、ここにきて強くなりましたし、強く持たないといけないと感じさせられました。ロシアではフィジカルやスピード感、インテンシティも足りないと痛感させられましたし、悔しい思いをして今の原動力になっていると思います。またチャレンジしたいという思いも強くありますが、今は自分のレベルアップが重要だと思っています。ワールドカップのメンバー入りには日々の積み重ねが大事で、毎日を大事にして日々レベルアップをすることが大切だと思いますが、まずはみんなでこの大会で優勝して今回の代表活動を終えたいです。

EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会

大会期間:2022年7月19日(火)~27日(水)
会場:茨城/茨城県立カシマサッカースタジアム、愛知/豊田スタジアム
男子出場国:日本、中国、韓国、香港

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