10月19日(月)、なでしこジャパンの7ヶ月ぶりの活動が福島県のＪヴィレッジでスタートしました。

今年2月にＪヴィレッジでトレーニングキャンプを行い、3月にアメリカで開催されたSheBelieves Cupに出場した直後から新型コロナウイルスが世界的に拡大し、すべての代表チームの活動実施が見送られ、今年の大きな目標だった東京オリンピックも1年延期が決定。チームは活動を再開できないまま7か月が経過しましたが、それまでに男女のアンダーカテゴリー日本代表、フットサル日本代表、ビーチサッカー日本代表が徐々に活動を再開させ、先日はついにSAMURAI BLUEが国際親善試合を行い、なでしこジャパンもようやく集まることができました。

選手、スタッフは新型コロナウイルス感染症を診断するためのSmartAmp法検査を受けて、全員の陰性判定を確認した後にＪヴィレッジに移動し、17:30からトレーニングを行いました。前日の日曜日にリーグ戦を戦った選手が多く、この日はリカバリーを目的にジョギングで軽く体を動かした程度となりました。また、夜にはメディカルスタッフから新型コロナウイルスの予防について指導があり、活動期間中に注意すべきこと、徹底すべきことについてチームで共有する時間となりました。

なでしこジャパンは20日(火)から本格的にトレーニングを行い、26日(月)まで活動します。

監督コメント

高倉麻子 監督
まず、集合した選手に会えて嬉しいです。このコロナ禍において、東京オリンピックが延期になり、満足にサッカーができない状況が続き、新しい日常が始まっています。そんな状況ですが、リーグ戦でしっかりプレーできている選手を招集しました。私たちは、今回集まっていない選手も含めた大きなひとつのグループとして、一番の高みを目指します。選手には、絶対に東京オリンピックに出るんだという強い気持ちをピッチ上で見せてほしいです。ただピッチ上でプレーするだけでなく、オフも含めて積極的に今回の活動に参加してほしいです。これまでと同じ形でコミュニケーションを取ることが難しい状況ですが、オープンマインドで、明るい雰囲気を作り、いい時間にしていってほしいと思っています。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更する場合があります。
※全チームスタッフ、選手は集合時にSmartAmp法での検査を実施します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方におかれましてはトレーニングの見学は一切できません。
※選手やスタッフによるサイン、握手、写真撮影、プレゼント受け渡し等の対応も自粛させていただきます。
皆さまのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。