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なでしこジャパン 鹿児島キャンプから約1か月に及ぶ活動を終了
2021年04月14日
なでしこジャパンは13日(火)、パラグアイ女子代表戦、パナマ女子代表戦の2試合を含む活動を終えて解散しました。
海外からチームを招待して行った国際親善試合、さらになでしこジャパンも海外でプレーする選手が帰国しての活動ということで、3月に行われたSAMURAI BLUEやU-24代表の活動と同様に、厳格な感染対策ガイドラインの下で行われた今回の活動でしたが、一人の感染者も出すことなく無事に終了。2つの試合を実現してくださった多くの関係者の方々、そして難しい状況にも関わらず来日してくれたパラグアイ、パナマの両国女子代表チームに対する感謝を、チームの全員が常に感じながら過ごした時間となりました。
解散前に行われた最後のミーティングで高倉麻子監督は、「東京オリンピックの初戦のキックオフの笛の音を聞くまで後99日。この時間をどう過ごすかが重要」と話します。『人生とは今日一日のことである』という言葉を紹介しながら、「今日の食事、今日の睡眠、今日のトレーニング。これらの積み重ねが努力であり、一人ひとりの努力がチームを作る。1日たりとも無駄にはしない。みんなの努力は誰にも奪うことはできない」と続け、東京オリンピックまでの限られた時間がいかに大切であるかを全員で再認識しました。
3月の鹿児島キャンプから約1ヶ月に及んだ活動を終え、選手たちは次回5月のトレーニングキャンプまでのしばしの別れを惜しみながら解散しました。
監督コメント
高倉麻子 監督
今回、試合を含む私たちの活動を支えてくださった多くの関係者の皆様、そして、このような状況の中、日本に来てくれたパラグアイとパナマの両チームに感謝申し上げたいと思います。なかなか代表としての活動ができない時期が続き、2月の海外遠征もなくなった中、多少の不安もありましたが、3月の鹿児島キャンプに集まった選手たちはとにかくポジティブな姿勢でトレーニングも、日々の生活も取り組んでくれました。常に笑顔を絶やさず、前向きな話し合いをしながらチームを作っていく姿にチームの成長を感じましたし、東京オリンピックでメダルを獲る準備ができてきていると強く感じました。2試合についてはいずれも大量得点で勝つことはできましたが、相手に関わらず、自分たちの守備の規律や戦術など細かいところで確認と修正ができましたし、攻撃面でも多くの攻撃機会があり、いろいろな確認ができました。東京オリンピックの初戦まで99日になりました。着々と準備ができているので、選手が自チームに帰って努力し、また5月に戻ってきてくれること、そして6月、7月に向かっていけることを楽しみしています。私自身も今回の活動を振り返り、これからの貴重な時間を大事にしたいと思います。
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