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ニュース

なでしこジャパン、ナイジェリアとの国際親善試合に向けて公式練習を実施

2022年10月06日

なでしこジャパン、ナイジェリアとの国際親善試合に向けて公式練習を実施

なでしこジャパン(日本女子代表)は10月5日(水)、翌日に控えた国際親善試合のナイジェリア女子代表戦に向け、試合会場となるノエビアスタジアム神戸(兵庫県)で公式練習に臨みました。

なでしこジャパンは前日の夜までに全25選手が揃い、夕方からの練習では全員がピッチに出て汗を流しました。日が差す陽気の中、フィールドプレーヤーは芝の状態を確かめながら和やかな雰囲気でウオーミングアップ、対面でのショートパス、ヘディングなどをこなし、GKの3選手はハイボールの対応、クロスボールのキャッチ、至近距離からのシュートストップなどで感触を確認しました。

冒頭15分以降はメディア非公開で練習を続け、その後に行われた公式会見には池田太監督が登壇。「新しい組み合わせや戦い方をトレーニングしてきた」と今合宿の3日間を振り返りながら、池田監督体制となってから初のアフリカ勢との対戦を心待ちにしていました。

ナイジェリアも同会場で練習を行い、軽いランニングからダッシュを繰り返し、ピッチ半面を使ったパス練習を実施。こちらも冒頭15分以降はメディア非公開で練習を続けました。

FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023出場を決めているナイジェリアのランディー・ウォルドラム監督は、会見で「強化を進めるため最高レベルのチームと対戦することが大事。日本も世界最高レベルのチームと認識している」と、なでしこジャパンとの対戦を見据えました。

国際親善試合・なでしこジャパンvsナイジェリア女子代表は、ノエビアスタジアム神戸で10月6日(木)16:25キックオフ予定です。

監督・選手コメント

池田太 なでしこジャパン監督
今回のインターナショナルマッチデーを使い、海外チーム所属選手とFIFA U-20女子ワールドカップコスタリカ2022出場選手との融合も含め、また新しい積み上げができるよう準備しています。ミーティングなどで選手同士のコミュニケーションはしっかり取れていて、いい準備で明日に向かっています。ナイジェリア戦とニュージーランド戦の2試合をトータルで考え、チームの底上げや成長、幅を広げていく狙いを持って2試合を戦いたいです。

GK #1 山下杏也加 選手(INAC神戸レオネッサ)
新しいメンバーが入ってきてまたライバル争いも激しくなると思いますし、今回から新しくチャレンジすることも試したいと思います。ナイジェリアとニュージーランドは女子ワールドカップ上位に来る可能性があるチームだと思うので、強度とスピードを感じながら結果を出したいです。I神戸のホームで関係者も観にくるかもしれないので、代表の価値やそこを目指す選手たちの目標となるようなゲームにしたいです。

DF #4 熊谷紗希 選手(FCバイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
アフリカ勢との対戦は貴重ですし、普段と違ったリズムのサッカーをチームとしてもっと経験しないといけないところですが、自分たちにもフォーカスを当ててチャレンジし、次につながる試合にするため、みんな前向きに練習に臨んでいます。代表選手として自分たちができる最大限のこと、やるべきことをピッチの上で体現する責任を果たしながら、全員で前向きなチャレンジをしていきたいです。

FW #9 植木理子 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
アフリカの選手はフィジカル面で日本の選手とかけ離れているくらいストロングな部分を持っているので、太刀打ちできない部分は理解しつつ、日本らしいサッカーで戦いたいです。勝利のためにここまでいい準備はできているので、明日が楽しみです。自分の存在をアピールできてチームのためになることは、やっぱり得点の部分なので、それにこだわりつつ、色々な選手と一緒にプレーできる機会を楽しんでいきたいです。

ランディー・ウォルドラム ナイジェリア女子代表監督
今回の来日をうれしく思います。日本は心から尊敬していますし、優れたチームなので、明日の試合から得るものは大きいでしょう。日本は常に規律正しく、また、その組織も優れているチームですが、ここ数年で素晴らしいと思うのは選手の質、技術力やスキルは維持しつつも、ますますフィジカル面も強くなっていて、私としては驚嘆しています。明日はいい試合をして、来年の女子ワールドカップへの良い準備としていきたいです。

国際親善試合

2022年10月6日(木) 16:25 キックオフ(予定) vs ナイジェリア女子代表
会場:兵庫県/ノエビアスタジアム神戸
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