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JFAユースプログラムを実施 ~国際親善試合 なでしこジャパン vs パナマ女子代表(4.11@国立競技場)
2021年04月12日
4月11日(日)に国立競技場で開催された国際親善試合 なでしこジャパン 対 パナマ女子代表において、JFAユースプログラムとして、「プレスキッズ」、「リモートチアキッズ」の2つのプログラムを実施しました。
JFAはこれまで、日本代表戦において「プレーヤーズエスコートキッズ」「ハイタッチキッズ」などのユースプログラムを実施してきましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、これらのプログラムは実施せず、取材記者・カメラマンのお仕事を体験し、サッカーの記事がどのように作られているかを学ぶ「プレスキッズ」と子どもたちとスタジアムをリモートでつないで行う「リモートチアキッズ」 を実施しました。今回のリモートチアキッズは、なでしこジャパンでも活躍した宇津木瑠美さんをスペシャルゲストにお迎えして実施しました。
リモートチアキッズプログラムは、前日のスタジアムに到着する日本代表選手の様子やトレーニングの様子を観ながら、宇津木さんとのトークを楽しみました。また子どもたちからも積極的に質問があり、「小さい時どうやって練習してうまくなったのか?」という質問には、靴下を脱いでリフティングをしてどこにボールが当たっているか研究したり、ボールと仲良くなるために話しかけたりしていたというエピソードも話されました。そして、いよいよこのプログラムの最大のイベントである選手とのリモートハイタッチ。ウォーミングアップに向かう選手が次々とカメラに向かってハイタッチをしてくれると、子どもたちも笑顔でハイタッチをして選手をピッチに送り出しました。
プレスキッズプログラムにおいては日本サッカー協会の広報担当者と、朝日新聞の記者から広報や記者のお仕事について学びました。メディアとはどんな人たちなのか?という説明や、試合当日のメディアの方たちへの対応などについて説明を受けました。試合当日の仕事は、日本のメディアの人たちに取材に必要なビブスやシールを渡したり、試合後に記事を書いたりする部屋を準備したり、また遠く離れたパナマ(対戦国)という国にもいるメディアへ情報をあげたり、といった話を聞きました。朝日新聞の記者からはどうやって取材をして、記事にしているのかなどを学び、新聞記者になった気分でみな必死にメモを取っていました。
そしてカメラマンの気分を味わうことができるウォーミングアップの撮影も実施しました。選手たちの練習を間近で撮影し、プログラムの最後には、リモートチアキッズのスペシャルゲストの宇津木瑠美さんとサプライズで会うことができ、笑顔で写真撮影を行いました。
リモートチアキッズ 参加者コメント
堀天音さん(中学1年生)
コロナ禍の中で、こんな楽しい機会を設けていただき、ありがとうございました。普段見ることができないようなスタジアムのロッカールームや記者の方の部屋、ミーティングの様子などを見ることができ、わくわくしました。また、画面越しですが、試合前の選手とハイタッチもできました。元気よくピッチに出てくる選手に応援の気持ちを込めて画面をタッチしていました。そんな気持ちが選手にも伝わったらいいなと思いました。ウォーミングアップの様子も間近に見ることができたのも貴重な体験でした。実際の会場では遠くからしか見えないので、まるで自分もピッチにいるような感じでした。選手たちの表情まで見え、緊張が伝わってきました。限られた時間でしたが、たくさんのことができて楽しかったです。あっという間に一時間が経ってしまいました。試合も勝って、よかったです。
プレスキッズ 参加者コメント
倉兼啓太さん(小学3年生)
初めてピッチに入りましたが、(スタジアムが)大きくてドキドキしました。選手が近くて迫力がありました。カメラ記者さんが持っているカメラがすごく大きくて重そうだと思いました。すごくたくさんの人が見ていて緊張しました。初めてモニターにうつってうれしかったです。
高村日菜さん(小学3年生)
テレビで見ていただけだったのが実際に見て大きくて驚きました。(観客席にあった)ユニフォームのフラッグが大きくて、どうやって置いているんだろうと思いました。(カメラで撮影する時は)選手と近くてすごくドキドキしました。いろんな事が知れてサッカーは面白いなと思いました。