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専務理事コラム「東へ西へ」 Vol.028 「新年度が始まりました・・・・!」

2020年04月02日

専務理事コラム「東へ西へ」  Vol.028 「新年度が始まりました・・・・!」

 

 文責 藤田一豊 三重FA専務理事 2020年4月2日(木)

「新年度が始まりました・・・・!

 桜の花とともに、希望に満ちた新年度が始まる予定でしたが、全世界に拡がる“新型コロナウイルス”の猛威に、人としての生活が脅かされています。日本でも、大都市を中心に感染者数が増え、地方においてもその傾向は顕著である報道がなされています。

さて、昨日、県サッカー関係者には大きなニュースが飛び込んできました。

「三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 休館のお知らせ」 

 『鈴鹿市において、新型コロナウイルス感染者が出たことで、三重県より三重県スポーツ協会(旧名三重県体育協会)に、自粛要請が出ました。スポーツ協会にて協議した結果、一般開放を2020年4月2日(木)から5月6日(水)まで閉鎖することになりました。利用者の健康面を考えた結果ですので、ご理解のほどよろしくお願いします。』 

上記、連絡がありましたので、お知らせします。

なお、県内他の施設につきましても同様の措置をとるケースも考えられます。
情報収集に努め、皆様には情報共有させていただきます。

新聞等の報道によりますと、鈴鹿市にあるアスリートクラブ(民間)の主催で開催された陸上教室で感染が疑われる事象がありました。未就学児や小学生約80数名の参加があった模様です。感染拡大が無いよう祈るばかりです。

 さて、大きな余波が三重県サッカー界に降りかかっています。翌日30日(日)、同じ会場にて練習試合(1種社会人)が行われました。両チーム合わせて約60名の選手及び関係者、観客は非公開ながら20名程度あった模様です。関係者の内、県サッカー協会審判部の3名が参加しており、審判委員長から私に連絡・相談がありました。3名には、保健所に相談するようにと指示をいただき各自対応の上、濃厚接触には当たらないでしょうとの判断を頂きました。現在は通常の生活に戻られているようです。 

国立感染症研究所の感染症疫学センターが示している「濃厚接触者」の定義には、
濃厚接触者とは「患者(確定例)」が発病した日以降に接触した者のうち、次の範囲に該当する者である」とされ、

  • (1)患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を 含む)があった者
    (2)適切な感染防護無しに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた者
    (3)患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者、(その他) 手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として 2 メートル)で、必要な感染予防策なしで患者(確定例)と接触があった者(患者の症状などから患者の感染性を総合的に判断する)

となっています。 

 濃厚接触感染者の疑いに該当しました私が、上述の定義を当てはめますと、『疑い!』は払拭できますが、やはり保健所への相談は必要不可欠なものとなります。 

 三重県教育委員会は、現在のところ、通常通りの新学期のスタートを予定しています。一気に活動が盛んになりますが、予断の許さない状況には変わりなく、『三重県内の子ども達への感染を0に!』を合言葉に、慎重な活動をお願いします。

なお、事務局は一生懸命営業中!ですので、ご活用ください。

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