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もうひとつの高校選手権2018稲葉支援学校が4位に!
2019年03月14日
※掲載写真についてはゲキサカサイト(講談社)様より掲載許可を頂いております
もうひとつの高校選手権2018(第4 回全国知的障害特別支援学校高等部サッカー選手権)が2019年2月16日~17日に開催されました。
全国から都道府県予選と地域予選を勝ち抜いた10チームが静岡県藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場、陸上競技場、人工芝グラウンドにて行われるこの大会に参加しました。
この大会は日本知的障がい者サッカー連盟(JFFID)が主催する大会で
「知的障害者特別支援学校高等部の部活動の目標となる全国大会とする」
「知的障害者のスポーツ促進、生涯学習の環境作りと推進に寄与する」ことを目的にしています。
また公益財団法人日本サッカー協会も後援しております。
三重県からは稲葉特別支援学校サッカー部が出場しました。1回戦で福岡県⽴特別⽀援学校福岡⾼等学園に3-3(PK4-3)勝利し、準決勝では東京都立志村学園に1-5で敗退、3位決定戦では検討するも愛知県⽴豊⽥⾼等特別⽀援学校2-3で敗退しましたが、4位となりました。
稲葉特別支援学校サッカー部の紹介
サッカー部創部は平成11年(1999年)。フレンドチーム(楽しんで親睦を深める)とアスリートチーム(競技力向上を目指す)に分かれて活動しています。今回のもうひとつの高校選手権に出場したのはアスリートチームです。
稲葉特別支援学校サッカー部監督のコメント
12月に行われた東海大会で三重県勢初の優勝を飾り、その自信と「もうひとつの高校選手権」で未勝利の悔しさを胸に戦いました。全員が最後まであきらめず守備をして、ボールを奪ったらカウンターを仕掛けるという戦い方を貫き、全試合で得点することができました。大会結果はベスト4でしたが、選手・スタッフともに悔しさの方が強かったです。来年度はこの悔しさを晴らしたいです。
選手からのコメント
全国大会優勝を目指し挑んだが力不足でした。ベスト4になりましたが悔しかったです。
自分たち3年生は卒業しますが、稲葉の持ち味である攻撃サッカーを後輩たちに託します。
三重県ハンディキャップサッカー連盟よりお知らせ
毎年7月・9月に、県内知的障がい教育校のサッカー部が、本戦チーム(チャンピオンスポーツ)と、フレンドチーム(楽しむこと)に分かれて、三重県特別支援学校知的障がい教育校サッカー大会(校長杯)に参加しています。本戦の部はこの大会で3位以内に入賞すると、東海地区特別支援学校知的障害教育サッカー大会(東海大会)に出場することができます。また優勝すると「もうひとつの高校選手権」(全国知的障害特別支援学校高等部サッカー選手権)に出場することができます。
こちらの応援やご協力もよろしくお願いします。
※東海大会・全国大会への出場には、選手の実費負担の部分も多く、自治体の助成金や寄付等のご協力をお願いしています。