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スポーツ救命ライセンス講習会を兵庫県西宮市で開催
2022年11月09日
10月30日(日)に兵庫県西宮市のあんしんクリニックにて「スポーツ救命ライセンス講習会」を実施し、理学療法士16人が参加しました。
スポーツ現場で起こり得ることが多い事象(脳振盪,熱中症など)についての対処法を学び、心肺蘇生の中でも最も重要となる胸骨圧迫とAED(自動体外式除細動器)の使い方、バックボードによる全身固定・搬送について実践練習を繰り返し行い、受講生一人一人が学びを深めることできました。
日本サッカー協会は、ピッチ上の選手の安全を守ることを第一とした「スポーツ救命ライセンス講習会」と簡易救命講習会である「JFA+PUSHコース」を2017年から実施しています。「スポーツ救命ライセンス講習会」は、(公財)日本スポーツ協会(JSPO)公認アスレティックトレーナーが資格更新のために保有しなければならないBLS(Basic Life Support:一次救命処置)資格取得のための講習会として認定されています。
※AEDのご購入・リースは、「メディカル」の「AEDのご紹介」をご覧ください。
※講習会開催希望の団体は、「講習会を開催するには」の[問い合わせフォームはこちら]からお問い合わせください。
インストラクターコメント
荒井隆行 救急救命士
兵庫県西宮市のあんしんクリニックに勤務されている理学療法士に対して、スポーツ救命ライセンス講習を実施しました。
受講生の皆様は非常に積極的で、たくさんディスカッションし、楽しみながらも、真剣に講習できました。
起きてはならないですが、もし、スポーツの現場で何かが起こった際は、講習で学んだことを思い出して活動してください。
皆様が携わる選手や保護者などの関係者も含めて安心して、スポーツができるように、勇気を持って行動してください。
スポーツの現場から悲しい事故をなくすために。
受講者コメント
米家圭亮 理学療法士(あんしんクリニック/関西学院大学)
今回初めてJFAスポーツ救命ライセンス講習会を受講しました。心臓震盪、脳振盪、熱中症、アナフィラキシーショックなどの座学と、心肺蘇生法や搬送方法など実技を交えて丁寧に指導していただきました。実際のスポーツ現場に即した内容で大変勉強になりました。また日々の対応で疑問に思っていたことを、経験豊富な先生方に直接お伺いすることができ、充実した時間となりました。今回の内容を忘れず、ピッチの選手を守れるよう準備を続けたいと思います。
梶原大樹 理学療法士(あんしんクリニック/神戸フットボールクラブ(U-15))
これまでBLS研修を受ける機会はありましたが、今回スポーツ救命ライセンス講習会を受講しました。心臓振盪、脳振盪、熱中症など現場で遭遇する傷病に関して学び、予防を含めて早期に対応することの重要性を再認識できました。また実技演習では様々な状況下での対応方法も説明していただき、より現場を感じながら行えたと思います。今後はいざというときにとっさに行動できるよう、イメージして現場に向かいたいと思います。
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