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第1回 FIFA「健康のためのサッカー」理念
2010年07月01日
FIFAスポーツ医学委員会ではサッカー選手の健康を守るため以下のような倫理規定を、ドクター、トレーナーをはじめとした医療関係者に求めています。
 日頃から選手のケアーをされている皆様におかれましても、本規定に則った行動をとられるようお願い申し上げます。
- 定期的に選手のメディカルチェックを行い、全身の、特に循環器系、および整形外科系の異常に注意を払うこと。
- 選手の外傷・障害予防に留意し、F-Marcが作成した11+ウォームアッププログラムを日常の練習や試合前に取り入れること。
- コンディションを維持するために、適切な栄養と水分の摂取が最も重要であることを選手に教え、それを常に心がけるよう促すこと。
- 市場に出回っているサプリメントはその効用が必ずしも明らかでない物があるばかりでなく、中にはドーピング禁止物質が含まれていることもあるので十分な注意を払うこと。
- 薬の投与は厳しい「医の倫理」に基づいて行う事。その薬剤が禁止薬剤であるか否かを問わず、長期の投与は必ずしも選手の健康に良くない結果をもたらす可能性がある事を十分考慮すること。
- ドーピングは選手の健康にとって有害であり、サッカーにおいていかなる場合であっても決して許される行為でないことを諭すこと。
- サッカー選手の生年月日をけして偽らないようにすること。
- 危険なタックル等を禁止し、フェアープレーに徹するように選手を教育すること。
最後に、「サッカー」が身体活動の面から、また、教育の面から、そしてFIFAの「健康のためのサッカー」理念を実現する手段になることを期待しています。
2010年7月
 JFA スポーツ医学委員会 福林 徹
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