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第14回全日本女子フットサル選手権 福井丸岡ラックが日本女子フットサルリーグ対決を制し、悲願の初優勝!

2017年11月13日

第14回全日本女子フットサル選手権 福井丸岡ラックが日本女子フットサルリーグ対決を制し、悲願の初優勝!

11月12日(日)に大会最終日を迎えた第14回全日本女子フットサル選手権大会は、準決勝の2試合と決勝が行われ、福井丸岡ラック(北信越/福井)がさいたまサイコロ(関東2/埼玉)を破り、初優勝に輝きました。

午前10時からは準決勝の2試合が行われ、ピッチAではメンバーオブザギャング(東海1/三重)とサイコロが対戦しました。サッカーのなでしこリーグでも活躍した選手を多くそろえる両チームの激突。先手を取ったのは、サイコロでした。9分、左サイドから安奈希沙選手がシュートを決めて先制します。さらに12分にもキックインの流れから、高橋彩子選手が追加点を決めてリードを広げます。19分にも坂本枚侑美選手が追加点を挙げたサイコロは、ギャングの反撃を伊藤千咲選手の1点に抑え、3-1で勝利しました。

ピッチBの試合では、丸岡ラックが、デリッツィア磐田(東海2/静岡)を圧倒しました。丸岡はキックオフからのファーストプレーで池内天紀選手が先制点を決めます。その後、一度は同点に追いつかれるものの、10分に北川夏奈選手、11分に高尾茜利選手とフットサル日本女子代表選手が連続でゴールを挙げて、前半を3-1で折り返します。後半も得点を重ねた丸岡は、後半途中から北川選手と高尾選手を温存する余裕を見せながらも、他の選手たちが得点を重ねていき、7-3で勝利。2大会ぶり3度目の決勝に駒を進めました。

決勝では、日本女子フットサルリーグに所属するサイコロと丸岡ラックが激突。この大舞台で存在感を示したのは、今大会ここまで13得点を挙げていた丸岡ラックの高尾選手です。10分に自ら先制点を挙げると、16分には池内選手のゴールをアシストします。2点リードで迎えた後半開始直後には、ゴール前で得た間接FKの流れからこの試合2点目のゴールを決めて、リードを3点に広げます。対するサイコロも、26分に初見尚美選手が1点を返します。さらにパワープレーで点差を詰めようとしましたが、逆に丸岡の横山夢花選手に無人のゴールにシュートを決められてしまい、その後、安選手が1点を返したものの、サイコロの反撃はここまで。4-2で勝利した丸岡ラックが、悲願の全日本選手権初制覇を成し遂げました。

監督・選手コメント

田中悦博 監督(福井丸岡ラック/福井)
決勝の対戦カードが、日本女子リーグ勢の対戦になって本当に安心しました。決勝の相手であるサイコロとは、ずっと引き分けが続いていました。やっぱり圧力が強かったですが、思い通りの4点を挙げて、描いた通りの試合結果になりました。その要因には池内天紀の急成長、高尾茜利の決定力、北川夏奈もピッチにいたら安心感を与えてくれました。GKの浅野樹も良かったですし、田中悠香、横山夢花は体を張って守りましたし、小林心の準決勝の2得点も光りました。チーム全体で取った初優勝だと思います。

高尾茜利 選手(福井丸岡ラック/福井)
もう言葉にできないです。金メダルは、すごく重いです。ずっと欲しかったので。本当に…よかった。うれしいとか、感動とか、どう表現していいのか、分からないです。今大会はすごくつらかったですし、チームみんなで練習できていたわけではないので、組み合わせが決まった時点で(アルコイリス神戸と同グループで)どうしようかと思っていたんです。でも、私はこのメンバーで優勝したいという思いでずっとやってきたので、もう本当に言葉にできません。

池内天紀 選手(福井丸岡ラック/福井)
私は高校1年生なのですが、大学生になった選手は県外に出てしまい、一緒に練習することも難しくなりました。だから県内に残っている自分たち高校生が頑張らないといけないと思い、いつでも試合に出られるように準備をしてきました。出場時間も長く、最後は結構、体力的にきつかったです。これまではあまりシュートを打てなかったので、シュートを打つことを意識してきました。決勝でもゴールを挙げられたのでうれしかったです。日本一になるという目標は達成したので、次は世界一を目指したいと思います。

前原りんご 選手(デリッツィア磐田/静岡)
チームとして全国大会に出ることが初めてで、全国レベルの選手と対戦するのも初めてでした。その中で1次ラウンドを突破できたのは、自分たちにとっても本当に大きな成果です。技術の部分では他のチームとの差を感じた部分もありましたが、守備面でいつも以上に頑張って体を張って守れたことは、今後にもつながります。また全国レベルの選手たちの技術を見て、もっともっと磨いていこうと思えるようになりました。準決勝の前半はここまでできていたことができませんでしたが、後半は自分たちのゲームができたので、そこは良かったと思います。 

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準決勝ハイライト

決勝ハイライト

第14回 全日本女子フットサル選手権大会

大会期間:2017/11/10(金)~2017/11/12(日)
会場:北海道/北海きたえーる

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