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第27回全日本大学女子サッカー選手権大会 ベスト8が決定!
2018年12月26日
第27回全日本大学女子サッカー選手権大会の2回戦が12月25日(火)、三木総合防災公園(兵庫県三木市)で行われ、ベスト8が決定しました。
ピックアップマッチ 1
大阪体育大学 0-2(前半0-1、後半0-1)日本体育大学
1回戦を勝ち上がった大阪体育大学(関西第2代表)と日本体育大学(関東第3代表)との対戦。
試合序盤から日本体育大学が攻勢をかけます。サイドを起点とした攻撃でゴール前まで迫り、幾度となくチャンスを作りますが、大阪体育大学の堅い守備でなかなかゴールを割ることができません。大阪体育大学は徐々にペースを掴み、セットプレーでチャンスを得ますが得点には至りません。このまま前半を折り返すかと思われた44分、スローインから相手の隙を突くと、中央でパスを受けた李誠雅選手がドリブルでタメを作り、走りこんだ奥津礼菜選手が冷静にゴールを決めて先制します。
ハーフタイムに気持ちを入れ直し臨んだ大阪体育大学でしたが、後半立ち上がり早々、日本体育大学の大賀理紗子選手のロングフィードに抜けだした児野楓香選手がGKとの1対1を確実に決め、2-0と突き放されてしまいます。試合はその後、お互い譲らない状態となり、2-0のまま試合終了。日本体育大学が2回戦突破を決めました。
ピックアップマッチ 2
姫路獨協大学 4-1(前半3-0、後半1-1)仙台大学
姫路獨協大学は相手の状況を観ながら判断し、しっかりとボールを動かし主導権を得るも、仙台大学の堅い守備になかなか得点が取れません。すると21分、左サイドから上村彩華選手がクロスを上げ、GKが弾いたこぼれ球を館山香緒里選手が決め先制点をあげます。30分にはペナルティエリア内へドリブルで侵入したところを倒されPKを獲得。尾川奈穂選手が落ち着いて決め追加点を得ます。
36分にも原優香選手が決め、前半を3-0で折り返します。後半は仙台大学が攻撃に転じて、立て続けにゴールを狙います。仙台大学のチャンスが続く中、48分にGKが弾いたボールを行田瑠衣選手がワンタッチで南條里緒選手へ、コースを狙いゴールを挙げます。
しかし反撃もここまで。55分姫路獨協大学の渡邊佳奈美選手がこぼれ球を押し込み、そのまま試合終了。4-1で姫路獨協大学が準々決勝へと進みました。
ピックアップマッチ 3
徳山大学 3-1(前半2-0、後半1-1)愛知東邦大学
7年連続8回目の出場となる徳山大学(中国第1代表)と、愛知東邦大学(東海第2代表)との一戦。堅い守備をベースにし、攻め上がった相手サイドバックの背後を狙う愛知東邦大学に対し、中盤にブロックをつくり、ショートカウンターを狙う徳山大学。
21分、徳山大学は狙い通りのショートカウンターから抜け出した塩田満彩選手がシュートし、GKが弾いたところを福永静香選手が押し込み先制します。さらに23分、中盤でうまくターンした住徳彩選手が、GKの位置をよく見て左足でロングシュート。GKの手を弾いたボールがゴールに吸い込まれ徳山大学が2-0とリードして前半を終了します。後半立ち上がり徳山大学が決定的なチャンスを作りますが、愛知東邦大学はGK川上日菜乃選手を中心に追加点を許しません。前半はほとんどチャンスを作ることができなかった愛知東邦大学も必死に得点を挙げようと攻めに出ますが、得点の機会を作れず、時間が過ぎていきます。
一進一退の攻防が続くなか71分、愛知東邦大学は水野亜美選手のスルーパスから井上莉那選手が抜け出し、ゴールに流し込み1点差に詰め寄ります。ここから試合はテンポアップしていきますが、87分、FKから徳山大学の藤木佐名子選手がGKの頭上を破る技ありのシュートを決め3-1でそのままタイムアップ。この結果、徳山大学がベスト8に進出しました。
その他の試合結果
12月25日(火) 2回戦
帝京平成大学 2-1(前半0-0、後半2-1)慶應義塾大学
追手門学院大学 1-1(前半1-0、後半0-1、PK5-4)静岡産業大学
東洋大学 3-0(前半2-0、後半1-0)吉備国際大学
四国大学 0-6(前半0-4、後半0-2)神奈川大学
大東文化大学 1-5(前半0-2、後半1-3)早稲田大学
選手コメント
大賀理紗子 選手(日本体育大 4年)
攻めながらも得点が取れませんでしたが、前半の終わりと後半の立ち上がりで得点することができたのは良かったです。試合全体を通してボールを保持する時間が多かったですが、思うように得点に繋げることができず、課題が多く残る試合でした。初戦ということもあり難しい試合でしたが、無事に2回戦を突破できてよかったです。次は東洋大学戦ですが、日体大らしいアグレッシブなサッカーで勝利を掴みとりたいと思います。厳しい戦いが続きますが、王座奪還に向けてチーム全員で一丸となって頑張ります。
山口千尋 選手(姫路獨協大 4年)
今日の試合は初戦ということもあり少し緊張もありましたが、早い時間に得点できたことで落ち着き、獨協らしいサッカーができたと思います。個人としては、納得いくプレーができなかったので、次の試合では後悔のないようなプレーをしたいです。応援してくれているたくさんの方々の思いも背負って、ベスト8の壁を越えられるようにチームみんなで闘います。
稲田佳奈 選手(徳山大 4年)
今日の試合は私達にとって初戦でした。前半は狙っていた形で2点とることができ、優位に試合を進めることができました。後半に失点してしまい厳しいゲーム展開となりましたが、試合終盤に追加点をあげ、勝ちきることができました。今日の試合で見つかった課題を修正し、準々決勝に挑みたいと思います。準々決勝も厳しい試合になると思いますが、対戦相手をリスペクトし、サッカーができる喜びを感じながら、徳山大学らしく最後までハードワークして勝利を目指して戦います。
第27回全日本大学女子サッカー選手権大会
大会期間:
2018/12/23(日)~2019/1/20(日)
会場:
【1回戦~準々決勝】
三木総合防災公園(兵庫県三木市)
陸上競技場/第2陸上競技場/みきぼうパークひょうご第1球技場/みきぼうパークひょうご第2球技場
【準決勝・決勝】
味の素フィールド西が丘(東京都北区)
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