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スペイン、パラグアイが白星スタート~U-16インターナショナルドリームカップ2018 Japan presented by 朝日新聞~
2018年06月14日
6月13日(水)、宮城県のユアテックスタジアム仙台で「U-16 インターナショナルドリームカップ2018 Japan presented by 朝日新聞」が開幕しました。
第1試合のU-16スペイン代表 対 U-16セネガル代表では、21分にスペインが先制しました。相手陣内の深いところでボールを奪ったスペインは、中央でパスをつなぎ、最後は相手DFの裏に抜け出したFWジョルディ・エスコバル選手が今大会の初ゴールを決めました。対するセネガルも34分、FWアリウ・バダラ・バルデ選手が左サイドで起点となり、連携プレーからMFインサ・ボイェ選手がゴール。両者譲らず、1-1で後半を迎えます。59分、ショートコーナーからグラウンダーのボールに合わせたDFホセ・マルティネス選手の得点が決定打となり、スペインが2-1でこの試合に勝利しました。
U-16スペイン代表 vs U-16セネガル代表 公式記録はこちら
2108人の観客を迎えたU-16日本代表 対 U-16パラグアイ代表の第2試合は、12分、22分とパラグアイが連続得点します。負けられない日本も35分、コーナキックの場面で193cmのDF佐古真礼選手が頭で合わせてネットを揺らすと、その後徐々に攻撃のリズムを掴み始めます。後半に入り、52分にパラグアイに追加点を許した日本でしたが、その4分後、FW青木友佑選手のゴールで再び1点差に迫ります。しかし日本はゴールを割ることが出来ず、パラグアイが1点のリードを守って勝利。前日、トップカテゴリーの代表チーム同士も国際親善試合で対戦し、SAMURAI BLUE(日本代表)が勝利しましたが、本大会ではパラグアイが白星を挙げました。
U-16日本代表 vs U-16パラグアイ代表 公式記録はこちら
それぞれのチームは15日(金)、第2戦に臨みます。ユアテックスタジアム仙台にて、15:00にU-16スペイン代表 対 U-16パラグアイ代表、18:00にU-16日本代表 対 U-16セネガル代表の試合がキックオフ予定です。いずれの試合も入場無料です。
監督・選手コメント
ダビド・ゴルド 監督(U-16スペイン代表)
非常に興味深い試合でした。この試合は、彼らの成長の糧になる貴重な経験だと思います。フィジカルが強く能力が高くて、際どい接触プレーもありました。気を引きしめてこの後の試合に臨むためにもインテンシティを上げていかなければならないと思いました。まずは、初戦の勝利を素直に喜びたいと思います。
DF #5 ホセ・マルティネス 選手(U-16スペイン代表)
初戦にして、これだけ手強い相手に勝点を取れたことはこの後の試合に向けての自信にも繋がりました。まずは、一勝出来たことを嬉しく思います。
FW #9 ジョルディ・エスコバル 選手(U-16スペイン代表)
フィジカルが非常に強く、手強い相手でした。先制したあと同点弾を決められましたが、追加点を取って団結し、チームで戦えたことがよかったです。
マリック・ダフ 監督(U-16セネガル代表)
勝てた試合を落としてしまいました。90分間ずっと集中力を保つことができませんでした。サイドの崩しは練習で取り組んでいた通りよくできていたと思いますが、決定的ではありませんでした。多くの時間帯でゲームを支配できていたので残念です。ただサッカー大国であるスペインに対しても良い試合ができました。ミスもたくさんありましたが、選手たちにとって良い経験になりました。次の試合でホスト国である日本と対戦しますが、とても良いサッカーをするので、簡単にはいかないと思います。日本もサッカー大国のひとつであり、非常にリスペクトしていますが、私たちは勝つためにここに来ました。是非とも勝利をつかみたいと思います。
MF #17 インサ・ボイェ 選手(U-16セネガル代表)
内容はとてもよかったと思いますが残念ながら負けてしまいました。ドリブルやパスなど良いプレーは出せたと思います。ゴールも決めることができました。難しい試合になると思いますが、次の日本戦でも頑張りたいと思います。
MF #18 パペ・マタル・サー 選手(U-16セネガル代表)
残念ながら試合に負けてしまいました。決定力が足りませんでした。パスやドリブルが自分の強みであるので、次の試合も自分の長所を出して勝ちにいきたいと思います。私たちはタイトルを勝ち取りに来たので、日本から勝点3をとりたいです。
カルロス・ウンベルト・パレデス・モンヘス 監督(U-16パラグアイ代表)
非常に難しい試合でした。日本代表も粘り強く守備をしてきましたし、組み立ての部分でも俊敏な動きで我々に仕掛けてきました。我々もそれに対してうまく守ることができていました。(前後半の開始早々の得点について)一番得点を狙いやすい時間だと選手も認識を持っています。パラグアイでは、この立ち上がりの得点を「Gol de Vestuario(ロッカールームの得点)」と呼んでいます。ロッカールームでうまく雰囲気をつくることがきれば生まれる得点なので、そう呼んでいます。前後半開始前のロッカールームでは常々、どのように声掛けを行い、選手の気持ちを頂点までもっていけるのかを考えています。次の対戦相手であるスペインは非常にきれいなサッカーをしますし、難しい試合になるのは間違いありません。それでも、今日の試合で示すことができた我慢強さの部分を持ち続けて、一瞬のスキを逃さず試合に挑みたいと思います。
MF #20 ディエゴ・ホエル・トーレス・ガルセテ(U-16パラグアイ代表)
非常に厳しい試合でした。ディフェンスも厳しく、攻め込まれるシーンもありました。それでも自分たちの長所を生かしつつプレーできたと思います。日本はブロックを作り、パラグアイのスペースを消すような守備陣形をとっていました。それでも少ないスペースを見つけ、それをうまく活かしていけるように意識していました。明日の練習では、しっかりと自分たちの戦術を全選手が頭において、スペイン戦に備えたいと思っています。
U-16スペイン代表 vs U-16セネガル代表フルマッチ
U-16日本代表 vs U-16パラグアイ代表フルマッチ
大会期間:2018年6月13日(水)・6月15日(金)・6月17日(日)
参加チーム:日本・セネガル・スペイン・パラグアイ
会場:[全試合入場無料] 宮城/ユアテックスタジアム仙台
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