JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2020 TOP > 最新ニュース一覧 > 名古屋は静岡学園を破りグループ1位を決める 高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ2020東海第6節
アイリスオーヤマ
トヨタ
ニチバン
モルテン
国内競技会開催事業

ニュース

名古屋は静岡学園を破りグループ1位を決める 高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ2020東海第6節

アイリスオーヤマ
トヨタ
ニチバン
モルテン
国内競技会開催事業

2020年11月30日

名古屋は静岡学園を破りグループ1位を決める 高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ2020東海第6節

高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ2020東海の第6節が11月28日(土)、29日(日)に東海地域各地で行われました。トヨタスポーツセンターでは、前回の全国高校サッカー選手権大会優勝の静岡学園高校(静岡)と、昨年のU-18プレミアリーグWESTを制した名古屋グランパスU-18(愛知)が対戦しました。

ピックアップマッチ

静岡学園高校 0-3(前半0-1、後半0-2)名古屋グランパスU-18

序盤から攻勢に出たのは静岡学園でした。ドリブルやショートパスを用いながらチーム全体で積極的に前へ出ます。ボールを奪われても、迫力あるプレッシングで名古屋の反撃を許しませんでした。12分にはやや距離があるFKをMF清水和馬選手(#6)が直接ゴール枠内へ飛ばしますが、これは名古屋GK東ジョン選手(#1)に弾き出されました。静岡学園は23分にもMF渡辺怜歩選手(#7)、DF小泉龍之介選手(#12)と連続して近距離からのシュートに持ち込みますが、この絶好機も名古屋GK東選手の好守に防がれました。

試合が動いたのは27分でした。押されていた名古屋ですが、ボールを奪うと最終ラインのMF吉田温紀選手(#13)が持ち上がって鋭く縦パス。さらにMF加藤玄選手(#15)から、ゴール前に入っていた左サイドハーフのFW光田脩人選手(#9)へと素早く縦につなぐと、光田選手はGKもかわして先制のゴールを決めました。

後半に入ると名古屋が勢いを取り戻し、素早く大きくボールを動かして、優位に試合を進めました。前半は4本だけだった名古屋のシュートの場面が、後半に入ると大きく増えていきました。流れに乗って60分、サイドバックのDF石川真丸選手(#2)も果敢にシュート。左足でミドルシュートをゴール左隅に決め、リードを広げました。

静岡学園は選手交代で流れを変えようとしますが、ここまで全勝でグループ首位に立つ名古屋は簡単に勢いを手放しません。名古屋は交代選手も活躍を見せ、89分に入ったMF西凛誓選手(#15)が直後にシュートを決めて、名古屋が3-0で勝利。1試合を残して、Aグループ優勝を決めました。Bグループでも清水エスパルスユース(静岡)の優勝が確定しており、この2チームは12月12日(土)に、東海地域のチャンピオンの座を懸けて1位決定戦に臨みます。

監督・選手コメント

古賀聡 監督(名古屋グランパスU-18)
前半は押し込まれる時間が長く、ボール奪っても攻撃につなげられませんでした。選手たちも内容には物足りなかったと思いますが、それでも我慢強く戦ったし、ピッチ内での仲間への要求の声も少しずつ出てきました。後半は相手の変化を見て、出し手も受け手も判断を伴いながら攻撃の糸口を見つけ出すことができました。東海のチャンピオンと、全日本クラブユース選手権との2冠を取りにいこうという目標を持ってこの大会に臨んできました。今年は試合数が少ないので、試合の濃度を上げていきたいと思っています。

DF #3 鷲見星河 選手(名古屋グランパスU-18)
相手は前回の全国高校選手権のチャンピオンなので、絶対負けないぞという気持ちを持ってやりました。僕たちの課題でもある試合への入りの部分で、相手が勢いよく出てきましたが、全員で声をかけ合いながら最後のところでやらせなかったのは良かったのかなと思います。後半は自分たちから守備でも攻撃でも能動的にアクションを起こして、得点も取れました。去年はプレミアWESTで優勝しているので、この大会では全勝優勝しようという気持ちでやってきました。Bグループの清水エスパルスは大量得点で圧倒しているので、そちらにもライバル意識を持ってやっていきます。

川口修 監督(静岡学園高校)
前半はしっかり持ち味を出せて、チャンスをたくさんつくっていましたが、点を取れなかったのが痛かったですね。後半はギアを上げてきた相手に圧倒されてしまいましたが、自分たちらしさを出した前半は、ここ数試合では最高と言えるくらいの出来でした。全国高校選手権の県予選で負けた後、選手たちは落ち込んでいました。切り替えることは難しかったと思いますが、サッカー選手としての歩みは続いているので、自分のためにやりなさいと話しました。今までできなかったことが、前半はうまくできていたので、そこは成長した点なのかなと思います。失敗してもいいんです。失敗したことを改善する力が必要で、それを次の試合につなげることが大事です。

DF #4 関根大輝 選手(静岡学園高校)
試合への入り方は、これまでの試合の中でもかなり良かったのですが、点を取れませんでした。逆にこちらの良い時間帯に与えてしまった最初の決定機を決められたことが、勝敗を分けたと思います。連覇を狙った全国高校選手権の予選で負けてしまいましたが、3年生は大学やプロなど今後に向けて、1、2年生は来年同じ負け方をしないようにと、試合翌日の練習から気持ちを切り替えました。この大会にも、自分をステップアップさせるステージにするつもりで臨んできました。今日の前半のようなサッカーを90分間続ければ、絶対にどんな相手にも負けないと思います。

大会情報はこちら

アーカイブ

過去の大会はこちら

JFA Youth & Development
Official Partner

  • トヨタ自動車株式会社
  • ニチバン株式会社
  • 株式会社モルテン

JFA Youth & Development Programme(JYD)

  • JFA Youth & Development Programme(JYD)
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー