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鳥栖が九州勢対決を制す 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第12節

2024年09月02日

鳥栖が九州勢対決を制す 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第12節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024の第12節は台風10号の影響などにより延期が相次ぐ中、WESTの1試合が9月1日(日)に開催され、佐賀県・佐賀市健康運動センターサッカー・ラグビー場(人工芝)でサガン鳥栖U-18(佐賀)と神村学園高等部(鹿児島)が対戦しました。

ピックアップマッチ

サガン鳥栖U-18 3-1(前半2-1、後半1-0) 神村学園高等部

リーグ後期初戦となった九州勢対決。鳥栖のDF池末徹平選手(#5)が「中断期間で試合経験を積み、プレミアリーグに対する気持ちはどこよりも強くなった。この試合は絶対に勝ちたいという気持ちで挑みました」と意気込んだ一戦は、鳥栖のペースで試合が進みます。

開始直後にディフェンスラインからのロングボールをFW鈴木大馳選手(#10)が収めて、FW新川志音選手(#15)がゴールを狙うなど、序盤はシンプルに相手DFの背後を狙い、攻撃のリズムをつくります。すると8分、新川選手からボールを受けた鈴木選手が相手のマークを外してシュート。ポストに当たったこぼれ球をMF山﨑遥稀選手(#6)が押し込み、鳥栖が先制に成功しました。

しかし、直後の11分には神村学園のMF大成健人選手(#9)が技ありのミドルシュートを決めて同点に追いつきます。それでも鳥栖は、「攻撃はシンプルに相手の背後を狙いつつ、前からの守備で、(相手に)蹴らせたところでセカンドボールを拾おうと考えていた。前半はそれがハマっていた」と話す鈴木選手。狙い通りの守備から攻撃につなげていきます。

鳥栖が攻撃をする展開が続く中、38分には左サイドからペナルティエリア内に進入したMF水巻時飛選手(#18)が倒されてPKを獲得。絶好の得点チャンスを鈴木選手がきっちり決めて、鳥栖が1点リードで前半を折り返しました。

後半に入ると、暑さもあって鳥栖の運動量が低下したことで、神村学園が主導権を握る展開に。ただ、「後半はボールを持てていたのですが、ボールを保持しているだけになってしまい、シュートを打つ選手がいなかった。前線の選手を含めて、もっとゴールを第一の選択にしないといけない」とDF鈴木悠仁選手(#4)が振り返った通り、神村学園はなかなかシュートまで持ち込めません。

それでも65分、神村学園の鈴木選手がボール奪取から中央を攻め上がり、ゴール前にパスを送ります。抜け出したMF徳村楓大選手(#12)がシュートを放ちましたが、相手DFがスライディングでブロックしました。「みんなが気持ちを見せて体をぶつけて止めてくれていた。1失点したけれど、シュートは全く来なかったので、DF陣には感謝しかない」と鳥栖のGKエジケ唯吹ヴィンセントジュニア(#41)。高い守備意識で相手に得点を許しません。70分には、MF與座朝道選手(#9)の右クロスを鈴木選手が頭で合わせて3-1とし、このまま勝負あり。今季6勝目を手にした鳥栖が暫定4位に浮上しました。

監督・選手コメント

田中智宗 監督(サガン鳥栖U-18)
リーグの前期は、対人でやられる場面や、最後にゴールを守れない部分が見られたので、夏休みの期間にもう1回、攻守の切り替えを徹底してきました。サッカーは表裏一体なので、攻撃を改善してボールを持つ時間が増えれば、守備の時間も減ります。しっかりボールを保持することにも取り組んできました。1失点したのですが、最後に体を張って守れていたのは良かったです。プレミアリーグは油断できない相手ばかりなので、残りの試合でもっと成長してシーズンを終えられるように頑張ります。

DF #5 池末徹平 選手(サガン鳥栖U-18)
夏の青森遠征では、自分たちが思うようなサッカーができない展開が多く、失点も多くて勝ちに持って行けないことが課題でした。最後に体を張って守る部分や、ゴール前のクオリティーを上げようと頑張ってきました。そこが今日は生きたのかなと思います。次に対戦する大津高校は、前期に5失点して負けた相手です。勝てばチームに勢いをもたらすと思うので、もう一つレベルアップできるように練習していきます。

有村圭一郎 監督(神村学園高等部)
日常の雰囲気がそのままゲームに出てしまいました。ゲームの要所を抑えないと勝ちには持って行けないのに、ふわっとサッカーをして、ふわっとしたまま終わった印象を受ける試合でした。また、やらないといけないことがきっちりとできなかった。最後の部分でマークに付く、しっかりと良いポジションをとるなど、それらを全部端折って省エネでプレーしようとしていたせいで、リズムがうまくつくれなかったし、シュートまで持ち込めませんでした。それが敗因です。

MF #12 徳村楓大 選手(神村学園高等部)
鳥栖は以前所属していたチームなので、勝利という結果で恩返しというか、成長した姿を見せたかったのですが、それができず、自分はまだまだだと痛感しました。以前から「細部にこだわろう」と言われていた中、ゴール前で相手を捕まえるところや、最後にフィニッシュを決め切る質の低さが、試合の結果につながったと思います。自分が前半のチャンスを決めていれば、もっと楽な試合展開になったと思います。そこで決め切れないのが課題です。

その他の試合結果

EAST
鹿島アントラーズユース 3-2(前半1-1、後半2-1) 柏レイソルU-18
昌平高校 延期 横浜FCユース
FC東京U-18 延期 前橋育英高校
尚志高校 3-0(前半1-0、後半2-0) 流通経済大学付属柏高校
青森山田高校 0-1(前半0-0、後半0-1) 市立船橋高校
大宮アルディージャU18 延期 川崎フロンターレU-18

WEST
鹿児島城西高校 延期 米子北高校
帝京長岡高校 延期 サンフレッチェ広島F.Cユース
ファジアーノ岡山U-18 延期 名古屋グランパスU-18
大津高校 延期 ヴィッセル神戸U-18
静岡学園高校 延期 東福岡高校

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大会期間:2024年4月6日(土)~2024年12月8日(日)
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