高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021は、12月5日(日)に第18節を開催します。リーグ期間が延長されたため、12月11日(土)と12日(日)に行われる試合が今シーズンの最終戦となります。

EAST

大宮アルディージャU18（埼玉）は、浦和レッドダイヤモンズユース（埼玉）とのさいたまダービーに挑みます。前期に対戦した際は譲らず、スコアレスのまま試合が進みましたが、試合終了間際にFW伊澤壮平選手（#9）が得点を奪い、浦和が勝利しました。浦和にとっては残留に向けて勝点3が必要なこの一戦。どちらに軍配が上がるでしょうか。

柏レイソルU-18（千葉）との一戦に挑むのは、市立船橋高校（千葉）です。現在、勝点平均で9位に位置する市立船橋にとっては残留を達成するためにも、白星が欠かせません。そのためには、リーグ最少得点の攻撃陣の活躍が不可欠で、チームトップの3点を奪うMF郡司璃来選手（#30）の活躍が待たれます。

前期は3勝3分3敗と五分の成績を残した流通経済大学付属柏高校（千葉）ですが、11月に入ってからは得点力不足が響き3連敗。横浜F・マリノスユース（神奈川）をホームに迎える今節は、FW川畑優翔選手（#9）らアタッカー陣の活躍によって、ゴールネットを揺らせるかが勝敗の鍵を握ります。

FC東京U-18（東京）と青森山田高校（青森）の一戦は、中盤の攻防に注目です。来季からトップチームに昇格するMF安田虎士朗選手（#10）、梶浦勇輝選手（#14）と、青森山田からFC東京に加入するMF松木玖生選手（#10）がプレミアの舞台で激突。チームメイトとなる選手のマッチアップは、見どころ十分になりそうです。

清水エスパルスユース（静岡）は、横浜FCユース（神奈川）と対戦します。清水としては2位につける勝点平均を高めるためにも、白星がマストです。勝って首位の青森山田にプレッシャーを掛けるためにも、FW千葉寛汰選手（#9）のゴールを守り切った前節同様、粘り強く試合を進めたいところです。

WEST

京都サンガF.C. U-18（京都）と対戦する名古屋グランパスU-18（愛知）の鍵を握るのは、大阪府出身のFW真鍋隼虎選手（#10）。今季、関西勢との対戦では5試合で6ゴールと活躍が際立っています。京都は出場した試合で唯一、ゴールが奪えなかった相手であるため、今節の活躍によって関西の全チームから得点を奪えるか注目です。

セレッソ大阪U-18（大阪）は、首位のサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）をホームに迎えます。前期に対戦した際は0-3で敗れましたが、10月以降は攻撃陣の活躍もあり、白星が先行するなど調子は上向き。中2日で迎える難しい状況下でも、リベンジを果たせるか目が離せません。なお、2日(木)に行われた試合で大津高校（熊本）が敗れたため、引き分け以上で広島の優勝が決まります。

ヴィッセル神戸U-18（兵庫）は、ジュビロ磐田U-18（静岡）をホームに迎えての一戦です。今季は苦戦が続く神戸ですが、第16節からは2連勝を果たし、復調の気配が漂います。白星を奪って残留を確実なものにしたい今節は、神戸らしいパスワークを発揮できるが勝敗のポイントになりそうです。

大津高校との九州対決に挑むのが、東福岡高校（福岡）です。粘り強い守備からのカウンターを狙うＪリーグのアカデミーとの対戦時とは違い、今節はボールを持つ展開が増えると予想されます。MF向井貴都選手（#6）ら中盤の選手が、リーグ最少失点を誇る大津の堅守を切り崩すことができれば、勝機が広がります。

サガン鳥栖U-18（佐賀）は、ガンバ大阪ユース（大阪）と対戦します。鳥栖は第16節から2試合続けて先制点を奪いながらも白星を逃す展開が続いているため、今節こそは無失点で試合を終えたいところです。DF安藤寿岐選手（#3）を中心とした守備陣が、リーグトップの得点数を誇るG大阪の攻撃陣を防げるか注目です。

大会期間：2021年4月3日(土)～2021年12月12日(日)

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