高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2021は、4月17日(土)と18日(日)に第3節を開催します。

EAST

FC東京U-18（東京）は横浜F・マリノスユース（神奈川）との一戦に臨みます。FC東京は2点のビハインドを追いつき、ドローに終わった前節の反省を生かし、前半から攻撃のギアを上げられるかがポイントになりそうです。対する横浜FMは、FW内野航太郎選手（#9）ら3トップが3点を奪った前節の再現を狙います。

前節、9点を奪い大勝したのが青森山田高校（青森）。横浜FCユース（神奈川）をホームに迎える今節は相手にボールを持たれる時間が増えると予想されるため、チーム全体での守備意識を高められるかが鍵になります。横浜FCの攻撃をけん引するMF山崎太新選手（#10）を封じ込み、連勝を3に伸ばせるか注目です。

9位の大宮アルディージャU18（埼玉）は、7位の柏レイソルU-18（千葉）と対戦します。大宮は前節の清水エスパルスユース（静岡）戦でチャンスをつくりながらも無得点に終わり、0-1で敗戦。ゴール前での精度を高め、初ゴールと初勝利を掴みたいところです。

市立船橋高校（千葉）は、浦和レッドダイヤモンズユース（埼玉）をホームに迎えます。連敗スタートとなった両チームにとって、今節は是が非でも初勝利を手にしたい一戦です。苦しい状況を打破するため、市立船橋はFW山本大輝選手（#10）、浦和はFW高橋悠選手（#10）の活躍が欠かせません。

連勝スタートを切った2位の流通経済大学付属柏高校（千葉）がホームに迎えるのは、3位の清水です。今季は流経大柏は2試合連続で複数得点を奪うなど攻撃陣が好調をキープ。今節も2試合連続得点中のFW川畑優翔選手（#9）らの活躍で連勝を伸ばし、上位争いへの生き残りを目指します。

WEST

京都サンガF.C. U-18（京都）は、大津高校（熊本）をホームに迎えます。連敗スタートとなった京都は、ここまで2試合で1得点の攻撃陣の奮闘に期待がかかります。前節、途中出場で今季初ゴールをマークしたFW勝島新之助選手（#10）らがチャンスを生かせれば、初勝利が見えてきます。

サンフレッチェ広島F.Cユース（広島）とジュビロ磐田U-18（静岡）との一戦は、中盤の攻防に注目です。広島は2試合で6点を奪う攻撃陣を支えるMF池田柚生選手（#14）、磐田はU-18日本代表候補に選ばれるMF藤原健介選手（#13）と中心に攻撃を組み立てるのが特徴です。ゲームの主導権を握り、白星を掴むのはどちらになるか目が離せません。

東福岡高校（福岡）は失点続きの守備を立て直せるかが、初勝利の鍵を握ります。これまでの2試合は前半の複数失点によって苦しい展開を強いられているため、今節はDF段上直樹選手（#4）を中心にFW豊田晃大選手（#8）ら名古屋の攻撃陣を封じ、自分たちの流れに持ち込みたいところです。

サガン鳥栖U-18（佐賀）はプレミア初勝利を手にした前節の勢いのまま、連勝を狙います。セレッソ大阪U-18（大阪）に挑む今節はボールを持たれる時間が増えると予想されるため、DF安藤寿岐選手（#3）を中心にチーム全体で守備の集中を保てるかがポイントになりそうです。

ガンバ大阪ユース（大阪）は、ヴィッセル神戸U-18（兵庫）との関西対決に挑みます。2013年からプレミアリーグを戦う両者の対戦成績は神戸が6勝4分4敗とやや優勢ですが、近年はG大阪が勝ち越しています。頂点に立った経験を持つチーム同士、ライバルとしての意識も強く、今節も白熱した展開となるのは間違いありません。15回目の対戦を制するのはどちらになるのか注目です。

大会期間：2021年4月3日(土)～2021年12月5日(日)

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