新型コロナウイルスの影響により、プレミア・プリンス合同リーグとなった「高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020」がいよいよスタートします。東北と関西は8月29日(土)に、東海、中国、九州は9月5日(土)に開幕を迎えます。

高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020 東北

昨年度のプレミアリーグ王者である青森山田高校（青森）が出場するスーパープリンスリーグ東北は、8月29日(土)に開幕を迎えます。12チームが2つのグループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの同一順位で順位決定戦を行う予定となっています。

東北の絶対王者である青森山田がプリンスリーグを戦うのは初。全国リーグで10年間培ってきた経験や力を存分に発揮することが予想されます。

青森山田セカンド（青森）が所属するBグループには2011年と19年にプレミアリーグに参戦した尚志高校（福島）が在籍。昨シーズン、勝点2差でプリンスリーグ降格となった尚志高校の奮闘にもご注目ください。

高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020 東海

9月5日(土)に開幕するスーパープリンスリーグ東海にはプレミアリーグに参戦予定だった名古屋グランパスU-18（愛知）、清水エスパルスユース（静岡）、ジュビロ磐田U-18（静岡）の3チームが参戦します。

14チームが2グループに分かれて1回戦総当たりのリーグ戦を行った後に順位決定戦を実施します。

プレミアリーグ勢の中でも名古屋は昨年度、第43回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会と2019 Jユースカップ 第27回Jリーグユース選手権大会の“2冠”に輝き、プレミアファイナルにも進出したチームです。今年はどのような戦いを見せるか注目が集まります。

また、昨年度の全国高校サッカー選手権大会を制した静岡学園高校や同大会4度の優勝を誇る藤枝東高校もスーパープリンスリーグを戦います。“サッカー王国”とも呼ばれる静岡県勢を中心にハイレベルな戦いが期待されます。

高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020 関西

スーパープリンスリーグの中でも激戦必至なのが関西地域です。

プレミアリーグからは京都サンガF.C. U-18（京都）、セレッソ大阪U-18（大阪）、ガンバ大阪ユース（大阪）、ヴィッセル神戸U-18（兵庫）の4チームが参加。8月29日(土)から10月4日(日)にかけて、14チームが2つのグループに分かれてリーグ戦を戦い、その後、順位決定戦を行います。

上記の4チームに加えて、京都橘高校（京都）、履正社高校（大阪）、阪南大学高校（大阪）といったプレミアリーグ経験チームも豊富。さらには数々のJリーグ選手を輩出している興國高校（大阪）など強豪チームがひしめきます。このリーグを抜け出すのはどのチームなのでしょうか。

高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020 中国

9月5日(土)に開幕するスーパープリンスリーグ中国では12チームよる総当たり戦で順位を争います。プレミアリーグからはサンフレッチェ広島F.Cユースが参加します。

選手権常連の岡山県作陽高校（岡山）や広島皆実高校（広島）、2017年にプレミアリーグを戦った米子北高校（鳥取）など侮れないチームが混在。その中でプレミアリーグ前々回覇者の広島がどのような戦いを見せるか注目です。

高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020 九州

東福岡高校（福岡）、サガン鳥栖U-18（佐賀）、大津高校（熊本）らプレミアリーグ勢は9月5日(土)に開幕するスーパープリンスリーグ九州を戦います。九州では参加12チームが2つに分かれて、1回戦の総当りでリーグ戦を実施します。

11月21日(土)からはノックアウト方式の順位決定戦を実施予定となっています。選手たちはリーグ戦でどのような成長を見せ、最後にどのようなドラマが待っているのか。こちらからも目が離せません。