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U-15年代の日本一の座を懸けて!大会概要&中野伸哉選手インタビュー 高円宮杯 JFA 第34回全日本U-15サッカー選手権大会

2022年12月08日

U-15年代の日本一の座を懸けて!大会概要&中野伸哉選手インタビュー 高円宮杯 JFA 第34回全日本U-15サッカー選手権大会

高円宮杯 JFA 第34回全日本U-15サッカー選手権大会が12月10日(土)に開幕します。

9地域から選出された32チームが出場し、ノックアウト方式で順位を決します。大会にはJクラブの育成組織や街クラブ、中体連チームが出場可能で、U-15年代の真の日本一を決する舞台です。

近年は、大会2連覇中のサガン鳥栖U-15(九州2/佐賀)や、夏に行われた第37回 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会で優勝したセレッソ大阪U-15(関西3/大阪)といったJクラブチームが上位を占めていますが、前回大会ではFCラヴィーダが準優勝したように、街クラブや中体連チームもそのレベルの高さを示しています。

27日(火)に味の素フィールド西が丘で開催される決勝戦にたどり着くのはいったいどのチームか。ぜひともご注目ください。

インタビュー

ここではサガン鳥栖U-15の一員として第29回大会(2017年度)で優勝を経験した中野伸哉選手(サガン鳥栖)にご登場いただき、大会の思い出や中学時代について聞きました。

○オンライン取材日:2022年10月27日

――サガン鳥栖U-15は、中野選手が中学2年時の第29回大会で優勝を果たしました。まずはこの大会を振り返ってください。

中野 あの優勝は、鳥栖にとっても初優勝でした。僕自身も準決勝でアシストをしたり、決勝でも良いプレーをしてチームの勝利に貢献できていたので、良い思い出として残っています。

――FC東京U-15深川との決勝はPK戦までもつれました。

中野 そうでしたね。僕はPKのキッカーにはならなかったので、3年生を中心としたキッカーたちに託しました。3年生と一緒にプレーできる最後の大会だったので、僕自身は優勝して送り出したいという気持ちがあり、勝つことができてすごくうれしかったのを覚えています。

――3年時の第30回大会(2018年度)は1回戦で青森山田中学校と対戦し、1-4で破れました。当時の心境はいかがでしたか。

中野 すぐに負けてしまったので、早かったな、と。ただ、僕は引きずるタイプではないですし、鳥栖U-18へ練習に行っていたので、すぐに気持ちを切り替えることができました。チームメートも、それぞれの場所で頑張っていこうという感じでした。

――中学時代はどのような生活を送っていましたか。

中野 とにかく忙しかったです。オフは月曜日だけで、それ以外は練習。学校が終わって、家に帰って、すぐに支度して、電車で鳥栖駅まで行って、そこから自転車で練習場まで通っていました。片道1時間20分くらいですね。帰ってくる時間も22時くらいだったので、家では夕飯を食べて、お風呂に入って、寝る、みたいな毎日でした。

――U-15の練習は苦労しましたか?

中野 小学校時代は地元のチームにいたので、U-15の練習は大変でした。中学1年生と中学3年生とでは体格も違いますし、フィジカル面では苦労しました。

――中学時代に憧れていた選手は。

中野 サイドバックをやり始めた頃だったので、鳥栖の吉田豊選手(現、名古屋グランパス)は、守備も強いですし、攻撃でもチームに貢献できる選手なので参考にしていました。

――中野選手は佐賀県出身ですが、小さい頃はどのように鳥栖というチームを見ていたのでしょうか?

中野 地元のクラブなので、小学生の頃は鳥栖の試合も見に行っていましたし、僕もいつかここでプレーしたいと思っていました。それを目標に、中学生になるときにU-15の試験を受けました。

――当時の夢は

中野 小学校1年生でサッカーを始めたときからプロサッカー選手になりたいと思っていました。中学時代は鳥栖で活躍したい、海外クラブで活躍したい、というふうに思っていましたね。

――今年も12月に大会が開催されます。後輩にあたる鳥栖U-15の皆さんに期待することはいかがでしょうか。

中野 鳥栖U-15は強いので、優勝してほしいですね。U-18の選手とは顔を合わせる機会があるのですが、U-15の選手には会ってはいないので、大会前に気合を入れに行きたいと思います(笑)。

――最後に、今大会に参加する選手にメッセージをお願いします。

中野 この大会は3年生にとっては中学年代では最後の大会になるので、仲間と戦えることを楽しんでください。そして、悔いの残らないように、全力で勝つことに集中してほしいと思います。

※本インタビューの全編は、試合会場などでご購入いただける大会プログラムに掲載しています。

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