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スルガ銀行チャンピオンシップ 過去大会を振り返る~2012年、鹿島アントラーズが勝利し、日本勢が3連覇を達成~
2014年07月25日
2013Jリーグヤマザキナビスコカップウィナーの柏レイソルと、南米の重要なクラブ選手権の一つであるコパ・トタル・スダメリカーナ2013 覇者のラヌス(アルゼンチン)が対戦する、「スルガ銀行チャンピオンシップ Jリーグヤマザキナビスコカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦」を8月6日(水)に日立柏サッカー場(千葉県)で開催します。
今回は2012年大会を振り返ります。
スルガ銀行チャンピオンシップ2012 IBARAKI
2012年8月1日 19:01キックオフ
カシマスタジアム/茨城
観客数:20,021人
鹿島アントラーズ(日本) 2-2 (前半2-1、後半0-1、PK7-6) ウニベルシダ・デ・チリ(チリ)
得点
18分 岩政 大樹(鹿島アントラーズ)
27分 レナト(鹿島アントラーズ)
40分 オウンゴール(ウニベルシダ・デ・チリ)
73分 C・アランギス(ウニベルシダ・デ・チリ)
スルガ銀行チャンピオンシップ 2012 IBARAKIは8月1日、県立カシマサッカースタジアムで開催し、鹿島アントラーズがウニベルシダ・デ・チリ(以下U・チリ)を破って初優勝を飾りました。試合は90分間を2-2のスコアで終え、鹿島がPK戦を7-6で制しました。日本勢は2010年のFC東京、2011年のジュビロ磐田に続き3連覇を達成。大会が始まった2008年以来の通算成績を3勝2敗としました。
セットプレーとカウンターアタックという得意の攻撃パターンで2点のリードを奪った鹿島が前半は主導権を握りました。18分、右サイドのペナルティーエリアすぐ外で得たFKをMF小笠原満男選手がゴール前へ上げると、ファーサイドへ走り込んだDF岩政大樹選手がヘディングでゴールネットを揺らしました。続いて27分、FW大迫勇也選手のインターセプトを起点とした素早い攻めから、MFレナト選手がペナルティーエリアの外から左足で低い弾道のシュートを決めました。一方、ゴール前に堅陣を築く鹿島の守備に阻まれていたU・チリは、40分に追撃の1点を返しました。DFエウゲニオ・メナ選手の左からのクロスが鹿島のオウンゴールを誘い、1点差に迫って前半を終えました。
後半はU・チリが攻勢を強め、鹿島陣内でのプレー時間が長くなるも、鹿島の守備陣は落ち着いて対処。ゴール前ではDF中田浩二選手の冷静な守りが光り、GK曽ヶ端準選手も決定的なシュートをブロックし、クロスボールに対しても安定したプレーを見せました。73分にはMFチャルレス・アランギス選手にPKを決められて2-2の同点とされたものの、その後もU・チリの攻めをしのいで90分が終了。大会規定により延長戦は行わず、決着はPK戦に持ち込まれました。ともに6人目まで全員が成功した息詰まる勝負は、U・チリの7人目、FWフランシスコ・カストロ選手のキックを、曽ヶ端選手が見事にセーブ。鹿島はDF西大伍選手が決めて、歓喜の瞬間を迎えました。
「まず(今シーズン)一つ目のタイトルを取れて非常にうれしい」とキャプテンの小笠原選手。チームを率いたジョルジーニョ監督は「テクニカルスタッフが(対戦相手の)詳細な分析を行って戦いやすい状況をつくり、選手がそれを実行した。」と、チーム一丸となっての成果を強調しました。一方、U・チリはシュート数で17-8と上回るも、ホルヘ・サンパオリ監督は「チャンスは多くつくったが、シュートに問題があった」と惜敗を振り返りました。
スルガ銀行チャンピオンシップ2014 CHIBA
Jリーグヤマザキナビスコカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦
柏レイソル(日本)vsラヌス(アルゼンチン)
2014年8月6日(水) 19:00 キックオフ (予定) 千葉/日立柏サッカー場
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