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第2回全国シニア(40歳以上)サッカー大会 開幕目前
2014年10月31日
第2回全国シニア(40歳以上)サッカー大会が、11月1日(土)に大阪府・J-GREEN堺で開幕します。今大会には、元Jリーグ選手から初の全国大会に臨む選手まで、さまざまなプレーヤーが集まります。
グループAに登場する室蘭シニア40サッカークラブ(北海道)の10番を背負うのは松山貴之選手。かつて室蘭大谷高(現北海道大谷室蘭高)の主軸として活躍した司令塔です。広島四十雀サッカークラブ(広島)には、もともとは野球少年で、投手としてノーヒット・ノーランを達成したこともある青野健選手、一昨年、県内サッカーシニアリーグの優秀選手に選ばれた赤石光生選手など異なるバックグラウンドを持った選手が並びます。沖縄シニアセンバツ(沖縄)は県外出身者も所属していますが、「心は沖縄人」とチームに一体感があります。空中戦に自信を持つDF種村慎一選手、自衛隊で鍛えた肉体が自慢の永山博格選手らの活躍に期待が掛かります。
グループBの三重マスターズ(三重)では、守護神の萩田昌和選手、パスセンスが持ち味の岡崎充彦選手といった昨年の日本スポーツマスターズ北九州大会でも活躍した選手がチームを引っ張ります。開催地・大阪府代表のニコルスFCシニアは実力派ぞろい。長身を生かしてガンバ大阪などで活躍し、日本代表経験もある佐藤慶明選手、ヴィッセル神戸でプレーした奥井雄二選手に要注目です。松本山雅FCマスターズ(長野)の選手たちも、経験では負けていません。竹内敏高選手はかつてフットサル日本代表候補に入ったキャリアの持ち主。忠鉢信一選手はU-16日本代表とU-19日本代表の一員として奮闘し、帝京高で森山泰行や礒貝洋光、本田泰人といったのちの日本代表選手とともに黄金時代を築きました。
グループCに目を移すと、シニア岡山FC(岡山)はキャプテンを務める小栗成夫選手や、豊富な運動量が持ち味の中田貴善選手を軸に上位進出を狙います。愛知県選抜マスターズOv40(愛知)の寺田章選手は、四日市中央工業高で全国高校サッカー選手権大会に出場、栃下雅史選手は愛知学院大時代に秋田豊氏とセンターバックのコンビを組んだ経験を誇り、「ヘディング以外は秋田より上だった」と豪語します。T・ドリームス(東京)にはドリブルからのシュートが魅力の山口寛樹選手など、個人技に長ける選手がそろいます。
グループDの京都シニア40(京都)は、モンテディオ山形の前身・NEC山形で活躍した杉本晃敏選手、京都産業大時代に全日本大学サッカー選手権大会ベスト8を経験した中矢久志選手が中核を担います。富一ふじの会(富山)の選手たちも輝かしい実績を誇ります。堀勝弘選手は2000年に地元・富山で開催された国体で富山県代表として優勝に貢献。村井宏幸選手は、第92回全国高校サッカー選手権大会の決勝で富山第一高を優勝に導く決勝点を挙げた村井和樹選手の父親で、「今度は親父の番だ」と意気込んでいます。香川県シニア40選抜(香川)にはキープ力に自信を持つ渡邉和弘選手、鋭い反射神経が光るGK古笠原大介選手と攻守に頼れる存在がいます。また、昨年、群馬県シニア40の1部リーグ得点王に輝いた山田一也選手、波立紀夫選手や垣田健選手らJリーグ経験者を擁する館林シニア40SC(群馬)も必見です。
第2回全国シニア(40歳以上)サッカー大会
2014年11月1日(土)〜3日(月・祝)
大阪府/J-GREEN堺
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