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決勝ラウンド進出チームが決定 PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会
2015年03月09日
PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会は3月8日(日)、1次ラウンド最終日を開催しました。
兵庫・神戸市立中央体育館で行われたグループEのサウージ ワサダ(九州2)とディヴェルティード旭川(北海道)の一戦は、序盤から白熱した展開になります。2分に速攻から旭川が先制しましたが、9分にサウージにゴールを許し、同点とされます。その後、両者1点ずつ加えて迎えた後半はスコアが動かない時間が続くものの、終了間際に笠間慎也選手のゴールで旭川が勝ち越しに成功。3-2で今大会初勝利を手にしました。
2連勝中のバルドラール浦安(Fリーグ)は、広島エフ・ドゥ(中国)相手に9得点をマーク。広島も田中健次郎選手が2得点を奪うなど意地を見せましたが力及ばず。浦安が無敗のまま決勝ラウンド進出を決めました。
2日目を終えてデウソン神戸(Fリーグ)の首位が確定しているため、勝っても決勝ラウンドに進出する可能性がないエスポラーダ北海道(Fリーグ)にとって、メンバーオブザギャング(東海2)との第3節は「モチベーションを保つには難しい試合」(小野寺隆彦監督)。一瞬の隙を突かれ、3分にオウンゴールで失点するなど苦しいスタートになりましたが、すぐさま室田祐希選手の得点で同点に追いつくと、その後も得点を重ねて終わってみれば7-2でタイムアップ。続いて行ったデウソンとバルドラール浦安セグンド(関東2)は両サポーターの歓声に背中を押され、開始からヒートアップ。11分にデウソンが先制した後、14分に浦安セグンドが追い付くなど緊迫した展開が続きました。後半も互いに譲らず2-2で試合終了。勝点1を分け合いました。
その他のグループでは、フウガドールすみだ、府中アスレティックFC、ペスカドーラ町田、バザジィ大分のFリーグ勢が各グループの首位をキープし、決勝ラウンド進出を決めました。また、ここまで勝点ゼロだった池田誠商店(九州1)は、5-2でヴォスクオーレ仙台サテライト(東北)を下し、うれしい初勝利を飾りました。
13日(金)から東京・国立代々木競技場第一体育館で行う決勝ラウンドでは、各グループの首位6チームにプレーオフ1位の名古屋オーシャンズ、同2位シュライカー大阪を加えた8チームで頂点を争います。
監督・選手コメント
笠間慎也 選手(ディヴェルティード旭川)
決勝点は浮き球だったので押し込めるか不安だったのですが、気持ちで押し込みました。今大会がチーム移籍後、初めての試合。仕事の都合でなかなか練習にも参加できず、初めて顔を合わせた選手もいる状態でした。どこまでプレーできるか不安でしたが、経験や行動で貢献できればと考えていた中、ここまで2試合勝ちがないなかったのでどうしても勝ちたかった。課題も出ましたが、若い選手にとって良い経験になりましたし、来季につながる試合だったと思います。
田中健次郎 選手(広島エフ・ドゥ)
相手の方が強いのは百も承知で、「当たって砕ける」気持ちが大事だと思っていました。逃げないことを意識していました。序盤に2失点を喫した後、1点差に詰め寄ることができたのは良かったのですが、追い上げムードの中で失点してしまい、自分たちで試合を難しくしてしまいました。僕たちは大学生が多く、経験不足から試合運びの甘さにつながったと思います。自分たちの持ち味を出し切れた反面、技術面での課題も見つかった大会でした。
小野寺隆彦 監督(エスポラーダ北海道)
今季、最後の大会ですので決勝ラウンドに進むのが目標でしたが、1次ラウンド敗退という結果に終わり残念です。しかし、デウソン神戸に敗れて次に進む可能性がなくなっても、(残り)2試合ともに選手たちはしっかり勝負をしてくれまし、Fリーグの意地を見せるために地域リーグのチームに負けませんでした。これは、当たり前のようで難しい。(Fリーグの)ほとんどのチームが勝ち切っているのは、普段から高いレベルで戦っている証明になると思います。
岡田彬伸 選手(バルドラール浦安セグンド)
僕たちはセカンドチームですが、Fリーグ相手に太刀打ちできる自信がありました。ただ、今大会はFリーグのチームに勝ち切れなかった点に地力の差を感じました。昨年は決勝ラウンドに進出した後、周囲から「奇跡だ」と言われました。今年は「実力で勝った」と言われるためにも、絶対に勝ちたかったので悔しいです。それでも、Fリーグ勢と真剣勝負をしたことで、通用した部分としなかった部分が明確になったので、来季に生かしたいです。
JFA-TV
PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会
2015年3月6日(金)〜3月15日(日)
1次ラウンド:静岡県/エコパアリーナ、大阪府/舞洲アリーナ、兵庫県/神戸市立中央体育館
決勝ラウンド:東京都/国立代々木競技場第一体育館
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