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高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 広島と京都が連勝を懸けて対戦
2016年08月26日
WEST第10節の注目試合
サンフレッチェ広島F.Cユース vs 京都サンガF.C.U-18
高円宮杯U-18プレミアリーグWESTが今週末に再開し、8月28日(日)には、サンフレッチェ広島F.Cユース(広島)と京都サンガF.C.U-18(京都)が顔を合わせます。
京都は8月20日(土)に、広島は22日(月)に熊本地震の影響で延期されていた第3節を消化。ともに完封勝利を収め、勢いに乗った状態で週末の一戦に臨みます。
広島は直近5試合(第3節を含む)で4勝1分けと好調。首位・セレッソ大阪(大阪)と勝点で並びましたが、チームに慢心はありません。沢田謙太郎監督が「個々の能力が高く、少しの隙も見逃さない攻撃陣は脅威。危険なチームだと選手たちにも伝えている」と評する京都との試合に向けて気を引き締めています。
一方の京都は7月に入るまで勝利から見放され、苦しい時期が続きました。それでも第9節の大津高校(熊本)戦を3-2で制し、続く第3節(延期分)も大分トリニータU-18(大分)に3-0で勝利。「選手個々がしっかりと考えて日々の練習に取り組んできた成果が、ここにきて少しずつ出ている」(森岡隆三監督)と復調してきました。
広島戦に向けて指揮官が強調するのは、辛抱強く戦うこと。相手にボールを持たれることも想定しつつ、「選手間でコミュニケーションを取りながら、守るとき、攻めるときをチーム全体で共有することがカギ。焦らずにプレーしてほしい」と森岡監督は語ります。
好調の2チームによる一戦は、10時にキックオフします。
監督・選手コメント
沢田謙太郎 監督(サンフレッチェ広島F.Cユース)
今節から第16節のガンバ大阪ユース戦までの6試合は、「まったなし」の状態で公式戦を迎えます。波に乗るためには、コンディショニングを含めて毎試合、万全の準備をすることが重要です。選手たちはシーズン前半戦からいい準備を続けていますし、一つ一つのプレーの精度、あらゆる状況での落ち着きが備わってきました。U-18年代最高のレベルで試合ができる喜びを噛みしめながら、プレーしてもらいたい。そして、いまの自分たちに何ができるかを確かめてほしいと思います。
イヨハ理ヘンリー 選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)
自分たちは、学校・トレーニング・寮生活と常に一緒に生活しています。試合に出場する選手も、出場しない選手も、チームのために何ができるかを考えています。今週末の試合に関わらず、豊富な運動量を維持し、球際の争いで負けないことが不可欠だと思います。90分間、攻守にわたって粘り強く戦うことも重要です。自分はDFなので、自陣ゴール前での粘り強い守備でチームの勝利に貢献したいです。今節からシーズン後半戦。厳しい戦いが待っていると思いますが、目の前の試合に向けてしっかりと準備したい。同年代最高峰のチームと試合ができることを幸せに感じながら、自分が持っているものをぶつけたいと思います。
森岡隆三 監督(京都サンガF.C.U-18)
強豪・広島とのアウェイゲームですので、勝点1以上を奪うことが自分たちのミッションだと思います。天候や選手のコンディションなど、試合当日に考慮すべきことはありますが、まずは相手に簡単に崩されないよう、しっかり守ることが不可欠です。ボールを持ったときは1本のパスの質にこだわってほしい。劣勢に回る時間が長くなったとしても、必ずチャンスはきます。粘り強く戦いながら得点機を確実に生かし、勝点をもぎ取りたいと思います。
麻田将吾 選手(京都サンガF.C.U-18)
広島戦は独特なシステムを用いる相手をどのように崩すかがポイントになると思います。チームとしては、高い位置での守備を怠らずに90分間を走り切ること、個人としては左足のロングキックの精度、1対1やヘディングの競り合いで強さを発揮したいです。プレミアリーグでは、強豪といわれるチームを倒すことが楽しみ。シーズン前半戦のふがいない成績を真摯に受け止め、さらなるレベルアップで巻き返して、上位に食い込んでいきたいと思います。
サンフレッチェ広島F.Cユース vs 京都サンガF.C.U-18
日時:8月28日(日) 10:00キックオフ
会場:吉田サッカー公園
アクセス:●JR芸備線「向原駅」下車、タクシーで約20分
●中国自動車道「高田」ICから車で約10分
●広島市内から車で約60分
プレミアリーグWEST第10節
8月27日(土)
09:00 大分トリニータU-18 vs セレッソ大阪U-18(大分スポーツ公園 県協会グラウンド(人工芝))
17:00 東福岡高校 vs ヴィッセル神戸U-18(東福岡高校)
17:00 大津高校 vs ガンバ大阪ユース(大津町運動公園 競技場)
8月28日(日)
17:00 名古屋グランパスU18 vs 神戸弘陵学園高校(トヨタスポーツセンター)
首位セレッソ大阪U-18(大阪)はアウェイで8位の大分トリニータU-18(大分)と対戦。現在3位の東福岡高校(福岡)は、同4位のヴィッセル神戸U-18(兵庫)をホームに迎えます。前回対戦時は東福岡が3-1で勝利していますが、神戸は第3節から無敗と好調。今回はどのような展開になるか注目です。大津高校(熊本)は、ガンバ大阪ユース(大阪)との一戦で第6節以来の勝点3獲得を狙います。開幕戦以降、白星から遠ざかっている神戸弘陵学園は、唯一の勝利を挙げた相手、名古屋グランパスU18(愛知)と対戦。名古屋もここ4試合で勝利がなく、今節は両者にとって是が非でも勝点3を獲得したいゲームです。
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