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高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 首位C大阪は敵地で京都と対戦
2016年07月08日
WEST第8節の注目試合
京都サンガF.C.U-18 vs セレッソ大阪U-18
7月9日(土)と10日(日)に高円宮杯U-18プレミアリーグのWEST第8節を開催します。現在、未勝利の京都サンガF.C.U-18(京都)は10日、ホームに首位のセレッソ大阪U-18(大阪)を迎えます。
京都は、ここまで6試合を戦って2分け4敗と勝利がなく、9位と苦戦中。ドローで勝点を得た第4節のヴィッセル神戸U-18(兵庫)戦と、前節の神戸弘陵学園高校(兵庫)は、ともに後半のアディショナルタイムの失点で追い付かれています。なかなか調子が上向かない現状について、森岡隆三監督は「頭で理解していても、『1点取られたらどうしよう』と体が反応してしまう。そこを拭ってあげたい」と語ります。
C大阪戦のカギは、「粘り強く戦うこと、体を張ることはもちろん、追い込まれたとき、いかに冷静にいられるか」と森岡監督。田中康介選手は、「高い位置からボールを奪いにくる相手に対し、ボールを失わずにチャンスにつなげること」が勝利へのポイントになると考えています。田中選手は「相手は首位だけど、セットプレーなど付け入る隙は十分にあると思う」と今シーズンのリーグ初勝利に向けて意気込んでいます。
対するC大阪は、ここまでの7試合で23得点を挙げている攻撃力が最大の持ち味です。村田一弘監督は「いまの結果はでき過ぎ」としながらも、「選手たちは強豪に立ち向かうまでに成長している。もともと技術を持っていたけれど、そこにスピードとパワー、何よりも自信がついた」と分析します。高い攻撃力に加え、ここ2試合を無失点に抑えるなど守備がレベルアップしている点も好材料。今週末も攻守に充実した内容の試合ができるか注目です。
監督・選手コメント
森岡隆三 監督(京都サンガF.C.U-18)
C大阪はプレミアリーグ屈指の攻撃力を誇るチームですので、挑戦者として相手に敬意を持って臨みたいと思います。われわれは未だにリーグ未勝利ですが、選手たちには臆することなく戦ってほしい。首位のチーム相手にどこまでできるかが今後の成長につながると思います。カギは先制点。攻守に迫力のあるC大阪に対し、アグレッシブさと冷静さをもって応戦すれば、チャンスは出てくるはずです。
田中康介 選手(京都サンガF.C.U-18)
自分たちの持ち味はロングフィードからの、スピードに乗った攻撃です。サイドからどんどん仕掛けていくプレーも見てほしいと思います。個人としては、チームを勝利に導くプレーをしたい。点を決めることはもちろん、味方のゴールを手助けするプレーや、状況を考えた上で最善の選択をしていきたいと思います。自分たちはいま下位にいますが、この崖っぷちの状況から頂点まで這い上がりたいです。
村田一弘 監督(セレッソ大阪U-18)
京都は足元の技術に長けた選手が多く、パス回しも上手ですので、自分たちはいかに相手ボールを奪い、それを攻撃につなげるかが、第8節のポイントになると思います。選手らは試合を重ねるごとにコミュニケーションが取れるようになっていますし、それが直近の2試合で無失点という結果に表れています。あとは、日々の練習の中で細かい課題を修正していくこと。プレミアリーグではその成果を出せればと思っています。
上畑佑平士 選手(セレッソ大阪U-18)
僕たちの特徴は、前線からの激しいプレッシング、全員でのアグレッシブな攻撃・守備、先発出場する選手が固定されていないため、チーム内での競争があること、の三つです。京都戦のポイントは、先制点を取ることと、1対1の攻防、球際の勝負がポイントになると思います。勝利に貢献するため、僕も長短を織り交ぜたパスで攻撃に関わっていきたい。自分たちのサッカーを徹底して、シーズンの終わりに高円宮杯を掲げられるよう、チームとしても個人としてもレベルアップしたいと考えています。
京都サンガF.C.U-18 vs セレッソ大阪U-18
日時:7月10日(日) 16:30キックオフ
会場:京都サンガF.C. 東城陽グラウンド
アクセス:●近鉄京都線「大久保駅」よりタクシーで15分
●JR奈良線「城陽駅」・近鉄京都線「寺田駅」より城陽さんさんバスで「サンガタウン城陽」下車
プレミアリーグWEST第8節
7月9日(土)
16:00 サンフレッチェ広島F.Cユース vs 神戸弘陵学園高校(吉田サッカー公園)
17:00 東福岡高校 vs 大分トリニータU-18(東福岡高校)
18:00 ヴィッセル神戸U-18 vs 大津高校(いぶきの森球技場)
7月10日(日)
17:30 ガンバ大阪ユース vs 名古屋グランパスU18(ガンバ大阪グラウンド)
暫定順位3位のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)はホームに神戸弘陵学園高校(兵庫)を迎えます。上位2チームより消化試合数が1試合少ないため、勝ってプレッシャーをかけたいところです。東福岡高校(福岡)は同じ九州勢の大分トリニータU-18(大分)と対戦。ここ5試合無敗のヴィッセル神戸U-18(兵庫)は、大津高校(熊本)と顔を合わせます。10日にはガンバ大阪ユース(大阪)が名古屋グランパスU18(愛知)戦に臨みます。G大阪は前節の大分戦で後半アディショナルタイムに劇的な勝利。名古屋も好調の神戸から勝点1を奪っており、攻撃力のある両者の一戦は見どころ満載です。
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第8節を前に、第7節ダイジェスト映像をお届けします。
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