ニュース
高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 鹿島が残留を懸けて清水と対戦
2016年09月30日
EAST第15節の注目試合
清水エスパルスユース vs 鹿島アントラーズユース
高円宮杯U-18プレミアリーグのEAST第15節を10月1日(土)、2日(日)に開催します。2日、静岡県のエスパルス三保グラウンドでは、清水エスパルスユース(静岡)と鹿島アントラーズユース(茨城)が対戦します。
3戦無敗を維持していた清水は、大宮アルディージャユース(埼玉)と戦った前節に2-3で敗退。EAST優勝の可能性が少なくなりました。降格のリスクがない清水にとって、今節は「高いモチベーションを維持するのが非常に難しい一戦」(平岡宏章監督)です。それでも、3年生にとっては残り少ない貴重な公式戦の場であり、1、2年生は来年に向けてアピールする絶好の機会。現在のチームで戦う時間も少なくなってくる中、グループとしてどのようなパフォーマンスを披露するか注目です。
一方の鹿島は、残留圏の8位に位置していますが、ここ5試合で1勝4敗と苦戦中。「前期と比較すれば、試合内容がだいぶよくなっている。選手も成長しているけど、なかなか結果に反映されない歯がゆさがある」と熊谷浩二監督は語ります。清水との前回対戦時(●0-1)はセットプレーで一瞬の隙を突かれただけに、「集中を維持することが不可欠。ミスを減らしたチームが勝利に近づく」と指揮官は続けます。
異なる境遇の両者による試合は、14時にキックオフされます。
監督・選手コメント
平岡宏章 監督(清水エスパルスユース)
粘りと勝負強さが代名詞の相手との一戦ですので、われわれも球際の争いで負けないように戦うことが絶対条件です。第13節の横浜FM戦、前節の大宮戦と立ち上がり10分以内での失点が続いているので、カギは集中して試合に入ること。選手たちは特に攻撃面の自信を深めていますし、あとは相手の速攻をリスクマネジメントしながら戦いたいと思います。セットプレー時の守備も含め、細かいところまで気を配っていれば勝機は広がると信じています。
望月陸 選手(清水エスパルスユース)
自分たちの持ち味はサイド攻撃です。そこはどのチームにも負けませんし、負けたくありません。今週末の相手、鹿島はセットプレーや球際に強いので、その局面での攻防が試合のポイントになると思います。個人としては1対1で積極的に仕掛け、ゴールに迫る動きを意識しながら得点を狙いたいです。プレミアリーグでは毎試合、全国トップレベルの相手と対戦することで、チームとして成長できることが楽しみです。勝っても負けても、自分たちのレベルアップにつながるので、とても楽しくサッカーができています。
熊谷浩二 監督(鹿島アントラーズユース)
現在、鹿島は9位の新潟から勝点6差で8位につけていますがこの差は微々たるものです。今節も勝点をもぎ取り、開幕当初からの目標である「残留」に一歩でも近づくことができればと思っています。選手たちには「できる準備を精いっぱいやろう、その末に得た結果は全て受け入れて次の試合に臨もう」と常に伝えています。なかなか結果が出ずに苦しい中でも選手たちはよく頑張っています。ですから、勝てないことで生まれる不安な気持ちに負けることなく、このままいい準備をしていこうと思います。
松浦航洋 選手(鹿島アントラーズユース)
自分たちは、走ること、声を出すこと、戦うこと、攻守の切り替えといった誰にでもできる当たり前のことを徹底しています。その日にできる100%を注ぐことも鹿島の長所です。清水戦では、相手のFWをどのように止めるか、セットプレーでいかに点を取るかが個人としてのテーマです。プレミアリーグでは、長時間の移動、試合の前日泊など貴重な経験ができています。ホームとアウェイで1年を通じて戦うことができるので、とても楽しいです。
清水エスパルスユース vs 鹿島アントラーズユース
日時:10月2日(日) 14:00キックオフ
会場:エスパルス三保グラウンド
アクセス:●JR「清水駅」・静岡鉄道「新清水駅」よりしずてつジャストラインバス「エスパルス練習場入口 水上バスのりば」下車、徒歩約3分
プレミアリーグEAST第15節
10/1(土)
11:00 市立船橋高校 vs 流通経済大学付属柏高校(船橋市法典公園(グラスポ) 球技場)
11:00 横浜F・マリノスユース vs 青森山田高校(横浜市三ツ沢公園陸上競技場)
13:00 大宮アルディージャユース vs 柏レイソルU-18(NACK5スタジアム大宮)
10/2(日)
11:00 アルビレックス新潟U-18 vs FC東京U-18(新潟聖籠スポーツセンター アルビレッジ)
首位・青森山田高校(青森)を勝点5差で追う市立船橋高校(千葉)は、ホームで流通経済大学付属柏高校(千葉)と対戦。最下位に低迷する相手から勝点3を奪えば、首位戦線に食いとどまることができます。青森山田はアウェイで横浜F・マリノスユース(神奈川)と顔を合わせます。前回対戦時、ホームで土をつけられた相手に対し、どのような戦いを繰り広げるか見ものです。大宮アルディージャ(埼玉)は柏レイソルU-18(千葉)との一戦で3連勝を狙います。2位につけるFC東京U-18(東京)は、アルビレックス新潟U-18(新潟)のホームに乗り込みます。前日に青森山田が敗れた場合、FC東京が勝点3を手にすれば、首位に立つ可能性が膨らみます。
JFA-TV
第15節を前に、第14節ダイジェスト映像をお届けします。
関連ニュース
最新ニュース
- 日本代表 2024/11/27 「潜入ツアー ~JFAハウス編~」を初開催! サッカーに関わるすべての方へ!今年もありがとうキャンペーン2024
- 日本代表 2024/11/27 ビーチサッカー日本代表候補 国内トレーニングキャンプ メンバー・スケジュール(12.1-5@沖縄/宜野湾市)
- 審判 2024/11/27 【SPECIAL】優れた審判員がいる国には 素晴らしいサッカーがある~デイビッド・エラリーIFABテクニカルダイレクター インタビュー
- 大会・試合 2024/11/26 株式会社hacomonoと「U-12カテゴリーパートナー」契約を締結 JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会
- 大会・試合 2024/11/26 組み合わせ・テレビ放送決定、中村俊輔氏がアンバサダーに就任 JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会