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JFA公認指導者研修 2016高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 チャンピオンシップでリフレッシュ研修会を開催
2016年12月21日
12月17日(土)に高円宮杯U-18サッカーリーグ2016リフレッシュ研修会を埼玉スタジアムで行いました。今年の研修も昨年と同様、試合観戦後に審判員による講義を行い、100人近くの受講生は有意義な時間を過ごすことができました。
講師コメント
松田浩 JFA地域ユースダイレクター
今回の研修会は高円宮杯U-18チャンピオンシップ観戦後に、実際の審判団および国際レベルでも数多くのご経験をお持ちの岡田正義アセッサーを迎えて開催されました。「タフな選手を指導者と審判員が協力して育成する」という目標に向かって、どう両者が相互理解を深め、協調していくかという視点で試合中のプレーを題材とし、活発な意見交換が行われました。受講者からは「手を使うプレー」に関して「上手い手の使い方とファールとなる使い方の違い」についての質問がありましたが、審判サイドからは基本的には手を使うことはサッカーのルール上許されているいるものではなく、まずは手の使用に頼ることなくプレーすることの必要性など、現場の指導者にとっても貴重な提言がありました。その他にも試合中の判定の基準などについて多くの質問があり、実際の試合映像を使いながら検証しました。
ピッチ上の審判団の目と観客席から見る受講生の目では、時として一つの事象が違うものに見えることがあることも確認されました。併せて、実際に試合を担当した主審・副審の方々の見解を伺うこともでき、その判定の一貫性、奥深さ、主審と副審のリレーションシップの細やかさなどに触れ、審判員に対する理解も一層深まったように感じられました。一方で審判員の方々も技術サイドからのいつもと違う視点の率直な疑問、質問は非常に貴重で今後の審判としての技術向上に役立てたいとの感想をいただきました。最後になりましたが、試合直後のお疲れの中、今回の研修会にご協力いただいた審判団の皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
受講生コメント
宮城裕樹 さん
年間を通じたリーグ戦を勝ち抜いた2チームの総決算チャンピオンを決定するにふさわしい決勝戦を目と肌で感じ、さらにサッカーと育成の本質を追究されている講師の方々のレベルの高い視点でゲームを観ることができました。講師の方々の説明の仕方・使用する言葉のわかり易さ等も今度の指導現場に生かしていきたいと思います。
白土善博 さん
U-18の育成についてレクチャーや技術・戦術的課題を講義で行ったあとに試合を観戦したのでより高い意識で試合を観戦することでができました。U-18が大人のサッカーに向けて必要なこと=大局観を持った試合選びのさまざまな要素について改めて確認することができました。
相良尚宏 さん
講義と観戦のセット研修で、研修カリキュラムとして理想の形だと思いました。また、最終目標は「代表」として世界で戦うことについて、今の状況でどのようにプレーしていくべきか、改善していくべきかについてのお話がとても有意義でした。
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