4月6日（日）のプレミアリーグ開幕まであとわずか。前回のWESTに続き、今回はEASTの第1節を展望します。

今年から柏レイソルU-18と市立船橋高校がプレミアリーグに新規参入、昨年の王者である流通経済大学付属柏高校も含め、千葉県勢の3チームがEASTで戦います。

流経大柏は東北の雄・青森山田高校（青森）と対戦。「ひと暴れして連覇できたらいい」と本田裕一郎監督が語る通り、昨年と同様の躍進をもくろみます。一方、青森山田は3月にサニックス杯国際ユースサッカー大会2014に参加するなど、着々と準備を進めてきました。高校勢同士の対決はどんな展開になるでしょうか。

柏U-18は鹿島アントラーズユース（茨城）のホーム、カシマスタジアムに乗り込み、初勝利を狙います。選手が大幅に入れ替わったものの、「チームの戦い方は例年と大きく変わらない。初優勝を目指す」と下平隆宏監督。昇格1年目での快挙に向けてスタートを切ります。その柏U-18同様、新規参入組の市立船橋は、昨年3位に入ったJFAアカデミー福島（福島）に挑みます。朝岡隆蔵監督は「最終的に高い場所を目標にできるよう、選手たちを育てる」と先を見据えつつ、目の前の試合に臨みます。

ここ数年、コンスタントにトップチームに選手を輩出している清水エスパルスユース（静岡）とコンサドーレ札幌U-18（北海道）の対戦も含め、見逃せない試合が目白押し。各地域での熱戦がいよいよ始まります。

[EAST第1節の注目試合]三菱養和サッカークラブユースvs東京ヴェルディユース

長い歴史を有し、多くのJリーグ選手を輩出してきた三菱養和サッカークラブユースと一昨年の王者・東京ヴェルディユースによる東京勢対決が初戦から実現します。三菱養和ユースは昨年7位、一昨年は8位と残留を争っただけに、「まずは残留することが目標。失点を抑えたい」と山本信夫監督は守備の強化をポイントに挙げます。一方、U-21日本代表の中島翔哉選手（現カターレ富山）をはじめ毎年のように質の高い選手を輩出する東京Vユースは、今年も三竿健斗選手や中野雅臣選手といった年代別日本代表選手を擁しています。「一試合一試合準備をして、その積み重ねを12月のチャンピオンシップで出したい」と冨樫剛一監督。2年ぶりのEAST制覇を狙います。

なお、この試合の来場者先着300名様に大会オリジナルのネックストラップをプレゼント！　ぜひ、会場へいらしてください。

■三菱養和サッカークラブユース　vs　東京ヴェルディユース
日時：4月6日（日）14:00キックオフ
会場：三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド
アクセス：JR山手線「巣鴨」下車徒歩2分
注意事項：鳴り物を使用した応援は禁止です。
駐車場はありません。