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決勝進出まであと一つ 高円宮杯 第26回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会

2014年12月25日

決勝進出まであと一つ 高円宮杯 第26回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会

高円宮杯 第26回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会はベスト4が出そろい、12月25日(木)に準決勝2試合を開催します。

準々決勝で前回大会の覇者・浦和レッズジュニアユース(関東4)を破ったヴィッセル神戸U-15(関西2)は、京都サンガF.C.U-15(関西3)と対戦します。神戸は、浦和戦で相手に主導権を握られながらも粘り強く戦い、試合終了間際のワンチャンスをものにするなど勝負強さが際立ちます。「今から何か新しいことができるわけではないので、自分たちのスタイルを出し切る」(安部雄大監督)と、マイボールを大切にしながらビルドアップしていく戦い方で臨みます。

対する京都は、ここまでの3試合を全て僅差で勝ち抜いてきました。準々決勝の横浜F・マリノスジュニアユース(関東3)戦では前半を1-1で折り返し、延長戦でも決着がつかない互角の戦いでPK戦へ移ると、5人全員が決めて競り勝ちました。大会を通じて失点も少なく、神戸との準決勝は1点を争う拮抗した展開が予想されます。先手を奪い、試合を優位に進めるのはどちらのチームでしょうか。

サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース(中国1)とFC東京U-15深川(関東2)の一戦も見逃せません。準々決勝でセレッソ大阪U-15(関西1)を破った広島は、2回戦の鹿島アントラーズジュニアユース(関東7)とのPK戦を含め、今大会の3試合は全て延長戦を戦ってきました。広島は今年5月のJFAプレミアカップ2014 supported by NIKEを制したものの、8月のadidas CUP 2014第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会では準決勝で清水エスパルスジュニアユースに逆転負けを喫しました。その悔しさをバネに臨む今大会だけに、「夏の悔しい経験を生かして、日本一を目指す気持ちで頑張る」(川井歩選手)と意気込んでいます。

一方のFC東京は、大会を通じて攻撃陣が奮闘し、準決勝までの3試合で最多となる9得点をマークしています。また、準々決勝の横浜F・マリノスジュニアユース追浜(関東6)との一戦では、試合終盤にたたみ掛けて3ゴールを奪っただけでなく、相手を完封するなど攻守両面で成果を上げています。広島戦ではいかに試合の流れをつかみ、主導権を握っている時間帯にゴールを奪うかがカギとなりそうです。

今大会も残すは準決勝と決勝戦の3試合となりました。激しさを増す、U-15年代の頂点を決する戦いにぜひご注目ください。

高円宮杯U-15 第26回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会

2014年12月20日(土)~2014年12月27日(土)
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