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関西勢対決を制したヴィッセル神戸 5大会ぶりに決勝に駒を進める 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会準決勝

2024年10月28日

関西勢対決を制したヴィッセル神戸 5大会ぶりに決勝に駒を進める 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会準決勝

関西勢対決となった一戦は、昨季のJ1王者であるヴィッセル神戸に軍配が上がりました。ホームに京都サンガを迎えた一戦を2-1でものにし、クラブ初のタイトルを獲得した第99回大会以来、5シーズンぶりの決勝進出。吉田孝行監督は「全員の気持ちが乗り移ったようなゲーム。みんなで勝点3を取れて結果的には良かったのかなと思います。ちょっとホッとはしています」と安堵の表情を浮かべました。

アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のアウェーでの蔚山(韓国)戦から中3日。選手層の厚さを見せつける白星でした。主軸である大迫勇也選手や武藤嘉紀選手がベンチスタートとなるなど先発7人を入れ替え。それでも、シュート数は13本-8本、CKも9本-3本と押し気味に試合を進めました。前半18分には佐々木大樹選手のクロスを宮代大聖選手が頭で合わせて先制。1-1の後半10分には佐々木選手がPKを一度は止められながらもこぼれ球を押し込んで勝ち越しました。佐々木選手は天皇杯で4試合連続ゴール。「今シーズンは総力戦になると思っていました。今日の結果をみても改めてチーム力があると感じています」と手応えを口にしました。

京都は、準優勝だった第91回大会以来の決勝に手が届きませんでした。曺貴裁監督は「選手たちはよくやりました。システムや配置を変えながら最大限やったものの、1点が遠かったです」と悔しそうに語りました。

監督・選手コメント

吉田孝行 監督(ヴィッセル神戸)
天皇杯にはチームのほとんどの選手が出場しており、全員で勝ち進んできた大会なので、決勝に進出することができて本当によかったです。試合に関しても前半からアグレッシブにセカンドボールを拾って「前に前に」という姿勢を出せていたと思います。そんな中で先制点も取れました。試合全体を通して全員の気持ちが乗り移った、気持ちが出たゲームでした。(ACLEから中3日、選手選考について)いつもより疲労がある選手はいたと思いますが、決勝に進むためにどのようなメンバーを選ぶかという点にフォーカスしました。

マテウス・トゥーレル 選手(ヴィッセル神戸)
(前回、J1リーグで京都と対戦したときは3-2で勝利も2失点)今回も失点を喫してしまいましたが、勝利という結果を得ることができました。修正すべき点から目をそらしたことはありませんし、みんなで改善できるように取り組んでいます。メンバーが変わっても高いクオリティーを維持することが自分たちの持ち味です。次の試合も、自分以外の選手を含めて全員がフルで戦う準備ができています。

曺貴裁 監督(京都サンガF.C.)
途中でシステムや選手を変えたりして、われわれにできる最大限のことはやったつもりですが、最終的に1点が遠かったです。選手たちはよくやったと思います。自分たちが用意してきたものとは違う展開になっても崩れず、最後のCKで得点が決まっていれば延長戦に持ち込めるという絵が思い浮かぶ試合でした。“たられば”を言っても仕方ありませんが、たくましくなっていると思います。技術や判断は神戸と比べてまだまだ差がありますが、こういう相手と戦うことで学ぶものは多いです。

川﨑颯太 選手(京都サンガF.C.)
追いかける展開の中、相手は後半途中に大迫(勇也)選手と武藤(嘉紀)選手を投入しました。自分たちは前半以上にリスクマネジメントを徹底しなければならず、攻撃に人数を割くことが難しくなりました。守備に重きを置くのか、攻撃で前線に厚みを持たせるのか。そこで厚みを持たせても、神戸はボールを奪った後、すぐに前を目指してくるので、自分たちの守備陣にとっては脅威だったと思います。一方、自分たちは攻撃時にシュートを打って終わるだけのクオリティーをなかなか発揮できませんでした。

【1回戦】5月25日(土)、26日(日)[予備日:5月29日(水)]
【2回戦】6月12日(水)[予備日:6月19日(水)]
【3回戦】7月10日(水)[予備日:7月17日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】8月21日(水)[予備日:8月28日(水)]
【準々決勝】9月11日(水)、18日(水)、25日(水)
【準決勝】10月27日(日)

【決勝】11月23日(土)

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