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FC東京が“多摩川クラシコ”に勝利 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第13節

2024年09月09日

FC東京が“多摩川クラシコ”に勝利 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第13節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024EASTは9月7日(土)と8日(日)に第13節を実施し、各地で熱戦が繰り広げられました。Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuでは、7日に川崎フロンターレU-18(神奈川)とFC東京U-18(東京)が対戦しました。

ピックアップマッチ

川崎フロンターレU-18 1-3(前半0-1、後半1-2) FC東京U-18

2800人近い観衆を集め、両チームのサポーター席からのチャントが響き渡る中で迎えた“多摩川クラシコ”は、立ち上がりからホームの川崎Fがボールを握って攻め込んでいきます。

しかしFC東京は「自分たちが主導権を握る形と引いて守る形の両方を想定して準備してきた」(佐藤由紀彦監督)といいます。FW山口太陽選手(#9)が「ボールを持つ形にならなかったので、全員で意思統一をした」と振り返ったように、ブロックをつくって相手の攻撃を跳ね返す戦い方を選択しました。すると4分、前線からのプレスで相手のビルドアップのボールを奪ったMF髙橋裕哉選手(#19)がGKとの1対1を冷静に制し、FC東京が先制に成功します。

その後も川崎Fがボールを支配して多くのチャンスをつくりますが、長橋康弘監督が「決めるべき場面で決めないとこういう展開になる」と振り返ったように、シュートがなかなか枠を捉えられず、またFC東京のGK後藤亘選手(#1)の好守もあって、ゴールをこじ開けることができません。

FC東京は後半立ち上がりの54分、CKからMF永野修都選手(#5)がヘディングシュートを決めてリードを広げると、59分にも中盤でボールを奪った髙橋選手がカウンターを仕掛け、FW山口選手がつないだボールを、直前に投入されたばかりのFW浅田琉偉選手(#11)がダイレクトで押し込み、3点差とします。

川崎Fも75分にDF柴田翔太郎選手(#2)がPKを決めて追い上げますが、反撃もここまで。FC東京がホームで0-2と敗れた第2節のリベンジを果たしました。

敗れた川崎Fのキャプテンを務めるDF土屋櫂大選手(#5)は「このスタジアムで試合ができるのは本当にうれしいことなので勝ちたかった」としながら、「今日のような複数失点、連続失点を避け、決めるべき場面でしっかり決め切れるよう、日々の練習から突き詰めてやっていきたい」と前向きに語りました。

監督・選手コメント

長橋康弘 監督(川崎フロンターレU-18)
後期の初戦をホームでできるということで勝ちたかったのですが、早い時間帯に失点し、決めるべき場面で決めないとこういう展開になってしまいます。それを改善できなかったところが反省点です。チーム全体が悪い雰囲気になりがちな先制点の奪われ方でしたが、その後に立ち直り、自分たちの流れに持っていった点は評価できます。時間をかけて改善すべき点と意識で変われる部分を整理し、一日一日を大事にしていきたいと思います。

DF #5 土屋櫂大 選手(川崎フロンターレU-18)
トップチームの試合も日頃から見ていますし、この会場でサッカーができるのは本当にうれしかったので、勝ちたかったというのが正直な気持ちです。立ち上がりは相手の背後を狙っていこうということで意識を合わせてスタートしたつもりでしたが、はっきりとしたプレーができない中で先制点を許してしまいました。フィニッシュの場面で決め切るところ、複数失点、連続失点をしないということを、日々の練習から突き詰めていきたいです。

佐藤由紀彦 監督(FC東京U-18)
もう少しゲームを握りたかったというのが本音ですが、握る形と引いて守る形、両方の局面を想定して準備してきました。相手は本当にうまくて奪いどころがなったので、立ち上がりは我慢して、ミドルサードからカウンターを刺すという形に選手が対応してくれました。トップチームと同じスタジアムで、天然芝のグラウンドに立てる幸せをかみしめてプレーしなさいと選手たちに伝えました。この舞台を用意してくれた川崎Fに感謝しています。

FW #9 山口太陽 選手(FC東京U-18)
ボールを持つ時間を多くしたいという思いで入りましたが、その形にならなかったので、みんなで状況を読み、ブロックを敷いてゴール前では絶対にやらせないという意思統一をしてプレーしました。押されていましたが前半は無失点で抑えることができ、自分たちのカウンターで流れをつかめたと思います。FWとして点を取りたかったですが、守備の時間ではプレスの起点になれましたし、3点目のアシストも流れの中で関われたので良かったです。

その他の試合結果

EAST
前橋育英高校 2-3(前半2-0、後半0-3) 昌平高校
柏レイソルU-18 2-1(前半1-0、後半1-1) 大宮アルディージャU18
流通経済大学付属柏高校 2-2(前半0-1、後半2-1) 青森山田高校
市立船橋高校 1-2(前半1-0、後半0-2) 鹿島アントラーズユース
横浜FCユース 1-0(前半0-0、後半1-0) 尚志高校

WEST
帝京長岡高校 5-3(前半0-1、後半5-2) ファジアーノ岡山U-18
神村学園高等部 2-1(前半1-1、後半1-0) 東福岡高校
名古屋グランパスU-18 4-1(前半2-0、後半2-1) 鹿児島城西高校
サガン鳥栖U-18 1-2(前半0-0、後半1-2) 大津高校
米子北高校 1-3(前半1-1、後半0-2) 静岡学園高校
サンフレッチェ広島F.Cユース 1-2(前半1-0、後半0-2) ヴィッセル神戸U-18

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間:2024年4月6日(土)~2024年12月8日(日)
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