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宇都宮市で開幕 JFA 第23回全日本O-50サッカー大会
2024年06月30日
JFA 第23回全日本O-50サッカー大会が6月29日(土)、栃木県宇都宮市内で開幕しました。大会初日には1次ラウンドの初戦が行われました。
グループAでは、沖縄海邦クラブ(九州/沖縄)が好発進しました。地元の栃木教員マスターズ(開催地/栃木)に3-0で勝利を収めています。FC武蔵ユナイテッド50(関東3/東京)は岐阜サッカーOB会(東海1/岐阜)に1-0で競り勝ち、勝ち点3を獲得。沖縄海邦クラブとFC武蔵ユナイテッド50は第2節で対戦することになっており、その結果がグループの行方に影響を与えるかもしれません。
グループBでは、Leyenda(関西1/奈良)が単独で首位に立っています。ドリーム水戸シニアFC(関東4/茨城)にチャンスをつくられながらもしぶとく戦い、後半に奪った1点を勝利に結びつけました。FCKアンフィニ(北海道)と新潟四十雀(北信越2/新潟)は勝ち点を分け合っており、このグループの結果も最後まで読めません。
グループCは、2試合とも1-0で決着しました。横浜シニア50(関東2/神奈川)が兵庫サッカークラブ(関西2/兵庫)に、徳島SFC(四国/徳島)がキッカーズ1970(中国/鳥取)に、それぞれ競り勝ちました。ただし僅差の勝負が続いており、緊張感のある戦いが続きそうです。
グループDには第21回大会の決勝に進んだ2チームが入っています。その大会で準優勝した羅針盤倶楽部NAGOYA(東海2/愛知)は、あづまフットボールクラブ(東北/福島)のGK丹野伝重選手のPKストップや好セーブに遭いますが、後半に2点を追加して3-1で勝利。2年前、その羅針盤倶楽部に勝利して日本一に輝いたT・ドリームス50(関東1/東京)は、アルフット安曇野シニア(北信越1/長野)と引き分けました。実力伯仲のグループは、最後まで目が離せません。
大会2日目には1次ラウンド最終節までが行われ、2次ラウンドに進む4チームが出そろいます。
選手コメント
上瀬靖 選手(岐阜サッカーOB会)
単独チームとして全国大会に出るのは初めてなので、多少の緊張感を持ちつつ、しっかり丁寧にやっていこうと、頑張ってプレーしました。初戦はコンビネーションのミスが少し出ましたが、問題ないレベルで1試合を戦うことができたと思います。この大会では全国の強いチームと対戦することができるので、いろいろ吸収して帰りたいと思っています。大会2日目以降も、プレーを修正しつつ頑張ります。
村上克裕 選手(ドリーム水戸シニアFC)
(初戦で対戦した)Leyendaは関西を勝ち上がってきたチームだけあって、組織力がありました。われわれも前半にGKとの1対1などチャンスが数回あったので、あれを決めておけば流れも変わったかもしれないし、初戦は最低でも引き分けておきたかったので残念です。O-40の全国大会でもこの年代でも準決勝で負けているので、関東大会を勝ち抜いた今年は、何とか上に進みたいという気持ちが強いです。グループステージ突破の可能性はゼロではありません。暑さは厳しいですが、チーム一丸となって勝ちにいきます。
関口隆男 選手(徳島SFC)
初戦ということでどうしても硬さが出ましたが、数少ないチャンスをものにして、勝利につなげられました。昨年、初戦に勝った後で2敗してしまったので、今年は1次ラウンドを突破することを目指しています。どのチームも強く、レベルも上がっていますが、私たちも昨年の反省を生かして、フィニッシュまで大事にボールをつなげる練習を1年間積んできました。今回のコンセプトは、全員でサッカーを楽しむこと。厳しいグループですが、全員で戦います。
花岡洋一 選手(アルフット安曇野シニア)
やはり相手(T・ドリームス50)はうまかったので、勝利に等しい引き分けだと思っています。今シーズンはシステムを変えるなど試行錯誤してきましたが、サッカーは相手ありきですから、なかなか思うようにはできませんね。次節以降の相手も強敵で、難しい組に入りましたが、せっかくの全国大会ですから、強いチームと対戦した方が楽しいし、良い経験になります。2日目も胸を借りるつもりで臨み、全国大会ならではの試合を楽むことができればと思います。
大会期間:2024年6月29日(土)~7月1日(月)
会場:栃木県/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園サッカー場
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