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連敗中の湘南、すみだとの乱打戦を勝ち切れず4対6で敗戦。次戦名古屋戦での勝利を誓う【Fリーグ2020-2021 ディビジョン1】
2021年02月09日
Fリーグ2020-2021 ディビジョン1の4試合が、2月6日、7日に行われました。
連敗中の湘南ベルマーレは、須賀雄大監督の今季限りでの退任を発表したフウガドールすみだと対戦しました。前日にボアルース長野との試合を引き分けで終えたすみだは、序盤から積極的に攻撃を仕掛けます。しかし、集中した試合の入りを見せた湘南は4分、鍛代元気選手のゴールで先制に成功し、幸先のいいスタートを切ります。このまま勢いに乗りたい湘南でしたが、わずか9秒で田口元気選手に同点ゴールを決められ、試合は振り出しに。その後さらに追加点を許し、1点ビハインドで第1ピリオドを折り返しました。第2ピリオドでは2016シーズンまで湘南に在籍していた岡村康平選手にゴールを奪われるなど、失点を重ねてしまいます。追いつきたい湘南はこの日がけがでの長期離脱からの復帰戦となった内村俊太選手をGKに置き、パワープレーを開始。その後GKをロドリゴ選手に変え、パワープレーを続けます。しかし、なかなか得点を奪うことができず、終了間際に1点を追加したものの4-6で試合終了。連敗脱出とはなりませんでした。
立川・府中アスレティックFCは、前週に4連覇を達成した名古屋オーシャンズをホームに迎えました。前回の対戦では0-7と大敗した立川・府中は、試合終了まで諦めない姿勢で戦い続けましたが、4-5で惜敗しました。
リーグ戦最終盤に差し掛かったFリーグは、2月11日(木)に延期となっている1試合を消化すると、その後は2週にわたり駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場に全12チームが集まり、ホーム&アウェイ共同開催を行います。
監督コメント
須賀雄大 監督(フウガドールすみだ)
連戦となり非常にタフな試合となりました。新型コロナウイルスによる(チーム全員の)自宅待機明けから約1週間で試合に臨んでいる環境の中、選手たちもその影響を感じながら戦っています。案の定、少し足の痛みなど普段とは違う状況が起こりました。ただ、その中でも「試合が終わるまでは目の前のことに向き合って、言い訳をしたくなるような気持ちをグッと抑え、プレーの質に目を向けていこう」と話してきました。先に失点をする難しい入り方になりましたが、その場面を乗り越えたことでさらなる一体感が生まれ、いいゲームができたと思います。素晴らしい選手たちを誇りに思います。
奥村敬人 監督(湘南ベルマーレ)
リモートマッチでしたが、ABEMAでフットサルや湘南に関わる方が多く視聴してくれた中で勝利を届けることができず非常に悔しく思っています。試合の中でさまざまなチャレンジをし、うまくいかなかったこともありますが、ポジティブな内容もたくさんありました。ただ、自分たちは長いボールを蹴るのではなく、底辺からしっかり繋いで崩していくフットサルをしているので、低い位置でのボールロストからの失点は起こりうるのですが、そのミスに対して1人1人がどう感じて成長につなげていくかが重要だと思っています。そのミスを繰り返すのであれば試合に出られなくなりますし、ミスを糧に成長すれば出場時間が増えます。起用に関しては自分の責任だと思っています。また、全治3カ月の負傷と診断されていた内村俊太が、彼の努力やドクター、トレーナーの尽力により2カ月強で復帰できました。出場時間の制限がある中でも得点し、パワープレーのGKも担ってチームに勢いをもたらしてくれました。全員で戦えたことをうれしく思います。3連敗という苦しい状況ですが、次戦では名古屋オーシャンズと戦います。自分たちの力が試される厳しい試合になりますが、王者にチャレンジして勝ち越し、その次のY.S.C.C.横浜戦でもさらにチャレンジをしながら、勝利を収める湘南を見せたいと思います。
選手コメント
上村充哉 選手(立川・府中アスレティックFC)
いいところも悪いところもありましたが、ミスが起きたときに名古屋はしっかりと決めてくるので、やはり試合巧者だと感じました。自分たちも悪いわけではありませんでしたが、40分間を通して勝ち切れなかったということだと思います。一度目の対戦では0-7で今回は4-5なので、結果だけ見れば善戦に見えるかもしれませんが、負けは負けです。スコアに対する感想は特にはありません。ただ、前回の対戦ではディフェンスのシステムを変えて初めての試合だったので、ミスも出て予期していないところで失点し、試合が崩れてしまいました。今回のように立て続けに失点をすることがなければ、名古屋が相手であっても十分に戦える力があるチームだと思っています。
Fリーグ2020-2021 ディビジョン1
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