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決勝ラウンド進出の4チームが決定! JFA 第26回全日本U-15フットサル選手権大会
2021年01月11日
JFA 第26回全日本U-15フットサル選手権大会は、10日(日)に大会2日目を迎え、1次ラウンドの最終節が行われました。グループAからは初出場のインテルナシオナルジャパン(関西1/兵庫)、グループBからフウガドールすみだウイングス(関東/東京)、グループCからブリンカールFC(東海1/愛知)、グループDからドリームFC(関西2/大阪)の4チームが決勝ラウンドに進出しています。
グループAでは、初日で唯一2連勝していたインテルナシオナルジャパンが、開催地代表の津ラピドFC(三重)と対戦しました。大量得点差で勝てば、逆転でグループ突破の可能性があった津ラピドFCは、久保貴大選手のハットトリックもあり、一時は4-1とリードしました。しかし、試合終盤に2失点を喫して万事休す。もう一方の試合では、道都Jrユース(北海道1)が、フローレンエース(九州2/鹿児島)に9-1で勝利し、上位3チームが勝点6で並びます。それでも、初日の2連勝がものをいい、インテルナシオナルジャパンが3チームの当該成績の結果、勝ち抜けました。
初日にフウガドールすみだウイングスと長岡JYFC(北信越1/新潟)の2チームが2連勝したグループBは、両チームの直接対決で4強進出チームを決すこととなりました。得失点差で1、相手を上回るフウガドールすみだウイングスは、引き分けで勝ち抜けることができる状態でした。しかし、開始2分で続けざまに2失点を喫し、追い込まれますが、その後に反撃を見せます。後半には再び、長岡JYFCに勝ち越しを許しますが、試合終盤の17分に帆足江選手が同点ゴールを決めます。このまま試合は3-3で終了し、フウガドールすみだウイングスが悲願の決勝ラウンド進出を決めました。
グループCでは、初日で2連勝を飾っていたブリンカールFCが強さを見せつけます。アスルクラロ函館U-15(北海道3)との第3節では、先制されながらも最終的には5-2で勝利。唯一の3連勝で決勝ラウンド進出を決めています。また、すでにドリームFCが勝ち抜けを決めていたグループDでは、高知中学校(四国/高知)が意地を見せ、試合終了間際の狩野祐透選手のゴールでドリームFCに3-2で勝利。全国の舞台で爪痕を残しました。
大会最終日となる1月11日(月・祝)には、準決勝の2試合と決勝戦が行われます。ブリンカールFC以外の3チームは、初の決勝ラウンド進出。2大会ぶり3度目の優勝を目指すブリンカールFCが再び頂点に立つか、新王者が誕生するか、いよいよその答えが出ます。
監督・選手コメント
澤田一雄 監督(津ラピドFC)
子どもたちにとっては、最後の大会でした。今年度はコロナ禍で参加できない大会も多く、それでも自分たちのスタイルを出しての結果なので、決勝ラウンドには行けませんでしたが、僕としてはすごく満足しています。インテルナシオナルさんは勢いがあったので、のまれるとやられると伝えていました。点差が必要なことは分かっていましたが、相手の得意な形をつくられてしまい、2失点してしまいました。それでも勝つために戦って、決勝ラウンドにはいけませんでしたが、良い結果がついてきたと思っています。
荻窪孝 監督(フウガドールすみだウイングス)
試合前から厳しい試合になることは分かっていましたが、立ち上がりで0-2になったときはすごく厳しいなと思いました。それでも、よくすぐに追いついてくれました。プランとは異なりましたが、素晴らしかったなと思います。しばらく関東のチーム、東京のチームは優勝していません。また、関東予選ではペスカドーラ町田、湘南ベルマーレの下部組織とも戦ってきたので、彼らの分も背負って、優勝して帰りたいと思います。
山﨑太一 監督(長岡JYFC)
ちょっとした感性が欠如している結果だと思います。最後にゴール前をボールが横切りましたが、あれは何がなんでも決めないといけません。残り時間の使い方、そして自信をもってボールを受ける、出せる、はがせるという自分たちの目指す戦い方のレベルが低かったと思います。昨年よりはたくましかったのですが、そこを植え付けられなかったことが申し訳ないです。フットサルを専門でやっているチームに負けたくないというプライドはありましたが、力が足りませんでした。
FP #7 大堀陽南太 選手(ブリンカールFC)
第3節の試合では先制されて、危ないシーンもありましたが、みんなで頑張って点を取り切って逆転できたので良かったです。今日は体も重かったですし、少し焦りもありました。人数的には少ないのですが、みんなで頑張っているので、きつくはありません。このチームで戦えるのも、明日が最後になります。また、今年でブリンカールFCのチーム名でのフットサル活動も最後になるので、しっかり優勝して勝ち切りたいと思います。
大会期間:2021年1月9日(土)~11日(月・祝)
大会会場:三重県/三重県営サンアリーナ
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