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公式会見に曺貴裁監督と杉岡大暉選手が出席 JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ 王者決定戦 2019 KANAGAWA
2019年07月25日
日本と南米のカップ王者同士が対戦するJリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ 王者決定戦 2019 KANAGAWAが8月7日(水)に開催されます。大会に先立ち、24日(水)にShonan BMWスタジアム平塚で公式会見が行われ、日本サッカー協会(JFA)の須原清貴専務理事、湘南ベルマーレの曺貴裁監督と杉岡大暉選手が登壇しました。
公式戦で海外クラブと真剣勝負の意義について聞かれた曺監督は「やはり“百聞は一見にしかず”ではないが、実際に頭で考えるより実体験は全く違う。相手が南米から来て、PK戦までして勝敗を決する真剣勝負は、一生に一度あるかないか。それを次につなげていくためには本当にいい準備をしなくてはいけない」とコメントしました。
アグレッシブで攻撃的な「湘南スタイル」を打ち出す湘南。今年6月にCONMEBOLコパアメリカブラジル2019に臨んだSAMURAI BLUE(日本代表)に選出され、全3試合にフル出場した杉岡選手は「南米のクラブチームとの対戦は初めて。僕たちみたいなはっきりしたスタイルがあるチームだと思う。そういうチームと湘南ベルマーレとして戦えることをうれしく思う」と南米王者として来日するアトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)との一戦への思いを口にしました。
会見後のフォトセッションでは曺監督がカップを持ち上げ、杉岡選手も監督に続きカップを手にするシーンがありました。2人とも表情こそ穏やかでしたが、国際タイトル奪取に向けて決意を新たにした様子でした。
大陸間王者を決する一戦は8月7日(水)にShonan BMWスタジアム平塚で開催されます。
登壇者コメント
須原清貴 JFA専務理事
南米チャンピオンとの一戦は、Jクラブの真価を問う、一つの試金石になると捉えており、世界における日本サッカー、Jリーグの現時点でのポジショニングを見られる大会であると自負しています。湘南はアトレチコ・パラナエンセを相手にJリーグが持っている実力を存分に見せてもらいたいと考えていますし、得られるものが必ずあると思っているので、それをJリーグ、日本のサッカーに世界基準としてしっかりと植え付けてもらえると確信しています。
曺貴裁 監督(湘南ベルマーレ)
僕は個人的に南米に行ったことがないので、現地のサッカーというものを肌で感じたことはありません。ただ、ワールドカップやその他の試合で、彼らが勝負にこだわって、全身全霊を尽くすという姿勢は分かっています。自分たちもその中で、正々堂々とフェアプレーを貫く中で、彼らに勝っていけるような試合にしたいと強く思っています。まだまだ経験の少ない選手も多いですが、この試合をきっかけに残りのリーグ戦でさらなるステップが踏めるようにしたいですし、平日のナイターですがお客さんにもたくさん来ていただいて、日本とブラジルの真剣勝負を楽しんでほしいと思います。
杉岡大暉 選手(湘南ベルマーレ)
国際タイトルがかかった試合ということで楽しみです。個人としてはコパ・アメリカで南米のチームと対戦して、南米ならではの激しさであったりテクニカルなところを経験できたので、またそういう機会に恵まれたのはうれしいです。また一回り成長できるチャンスだと捉えています。むこうでは守備で間合いを空けてしまうと好き勝手にやられてしまうことが多くありました。逆に言うと、近くで対応できればある程度戦える自信も得ることができました。最近のJリーグでもそれはすごく意識してできています。まだ、そんなに期間は空いていませんが、そういうところを踏まえて相手とのマッチアップを楽しみたい。チームメイトと一丸となって勝って、ここからまたさらに成長していけるように頑張ります。
大会日程:2019年8月7日(水) 19:00キックオフ(予定)
大会会場:神奈川/Shonan BMW スタジアム平塚
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