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浦和レッズが天皇杯を返還 ~天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会~

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2019年05月14日

浦和レッズが天皇杯を返還 ~天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会~

天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会の開幕を25日(土)に控え、大会の開幕式と第98回大会覇者・浦和レッズによる天皇杯返還式が、13日(月)に日本サッカーミュージアム(東京都文京区)で行われました。

今回で99回目の大会となる天皇杯は、日本のサッカーで最も歴史のある大会です。また今大会は、新天皇が即位して平成から令和に代わって最初の天皇杯でもあります。新元号で最初の日本一クラブを決める今大会には前回大会よりも519チーム多い、2619チームが参加しました。この記念すべき大会の決勝戦は、2020年1月1日(水・祝)に、東京オリンピックの会場にもなる国立競技場で開催されます。

開幕式には日本サッカー協会の田嶋幸三会長と天皇杯実施委員会の須原清貴委員長が出席し、田嶋会長は「この決勝戦が新しくなった国立競技場で対外的に行われる初のスポーツ大会になるだけに、その舞台を目指す戦いはより熱いものになっていくと確信しています」と期待を寄せました。

開幕式に続いて行われた天皇杯返還式には、大会覇者の浦和レッズからオズワルド・オリヴェイラ監督と宇賀神友弥選手が出席しました。

田嶋会長に天皇杯を返還したオリヴェイラ監督は「本日、このカップを返還しますが、これは1月1日まで預かっておいてください。再び取りにきます」と、大会連覇を宣言しました。

また、前回大会決勝で唯一のゴールを決めた宇賀神選手も「天皇杯に出場する全ての選手が、新しい国立競技場での最初の試合に出場したいと思っていると思います。僕自身もこんなに素晴らしい機会はないと思うので、決勝に進出してカップを掲げる姿を今から想像しています」と、大会連覇に闘志を燃やしました。

5月25日(土)、26日(日)に開幕する第99回天皇杯は、唯一の初出場となる沖縄SV(沖縄)をはじめとする47都道府県代表を含む全88チームが出場します。そして一発勝負のノックアウト方式で来年1月1日に開催される決勝戦、そして日本一を目指します。J1、J2チームは7月3日(水)、10日(水)に開催される2回戦からの登場。連覇を目指す浦和レッズは、北海道教育大学岩見沢校(北海道)と流通経済大学(茨城)の勝者と浦和駒場スタジアムで対戦します。

第98回天皇杯 優勝チームコメント

オズワルド・オリヴェイラ 監督(浦和レッズ)
新しい国立競技場で開催される初めての天皇杯に優勝し、新しい記録をつくる先駆者になりたいと思います。どのクラブも歴史をつくることを望んでいると思いますが、それをこの素晴らしい伝統のある大会で達成することができれば光栄です。

宇賀神友弥 選手(浦和レッズ)
2回戦で母校である流通経済大学と対戦する可能性もあり、非常に怖いです。私も大学時代の09年にはガンバ大阪と対戦して先制しましたが、失うものが何一つありませんでしたし、絶対に勝ってやるという強い気持ちで戦いました。そういう気持ちで向かってくる相手の強さは計り知れませんが、プロとしてそれ以上の気持ちを持って戦いたいと思います。

各都道府県代表一覧はこちら

1回戦から3回戦までの組合せ、ならびに1回戦、2回戦のマッチスケジュールはこちら

【1回戦】5月25日(土)、26日(日)
【2回戦】7月3日(水)、10日(水)
【3回戦】8月14日(水)
【ラウンド16(4回戦)】9月18日(水)
【準々決勝】10月23日(水)
【準決勝】12月21日(土)
【決勝】2020年1月1日(水・祝)

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