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大学サッカーの地域選抜対抗戦、『デンソーカップサッカー2019』記者会見を実施
2019年02月27日
3月1日(金)に開幕する、『第33回デンソーカップチャレンジサッカー 堺大会』の記者会見が、2月26日(火)にJFAハウスで行われました。
『デンソーカップサッカー』とは、3つの大会・事業の総称です。まずは3月1日(金)から3日(日)にかけて、大阪府・堺市にて『第33回デンソーカップチャレンジサッカー 堺大会』を開催。これは全国9地域の大学を代表する地域選抜チームと、第30回ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)に向けて構成された全日本大学選抜チームが競う大会です。全日本大学選抜は、この大会の活躍で選出された新たなメンバーを加え、海外キャンプ(アメリカ)を実施。3月17日(日)には韓国・東統市で『DENSO CUP SOCCER 第16回大学日韓(韓日)定期戦』で全韓國大學選抜と対戦します。
会見には、公益財団法人日本サッカー協会・岩上和道副会長、一般財団法人全日本大学サッカー連盟・中野雄二技術委員長、そして特別協賛社の株式会社デンソー総務部社会貢献推進室長・布施浩二氏らが登壇しました。
日本サッカー協会の岩上副会長は、今年1月に行われた『AFC アジアカップ UAE 2019』に参加した日本代表に大学サッカー出身選手から8名が選出されたことに触れ、「大学サッカーを通じてJリーグ入りを果たし、日本代表となり、日本のサッカーを担っていくということが、重要な道筋となっています」と大学サッカーの位置づけを語り「そうした選手の多くが、この大会を経験しています」と、本大会の重要性を強調しました。
また特別協賛社として27年にわたり本大会を支援してきた株式会社デンソーの布施室長は、「昨年度の熊本大会、日韓定期戦に参加した名古屋グランパスの相馬勇紀選手が、先週開幕したJリーグで得点を挙げるなど、すばらしい活躍を見せてくれました」と本大会出身選手の活躍に顔をほころばせ、「大学サッカー最高峰の大会らしい、気迫あふれるプレーを見られることは大変魅力的なこと」と、今大会での選手たちの活躍に期待を寄せました。
一方、全日本大学サッカー連盟の中野雄二技術委員長は、大会の特徴や見どころを説明。全日本大学選抜が参加する本大会について「一般的には日本中の優秀な大学選手を集めた全日本大学選抜が優勝すると思われがちですが」と前置きしながら「各地域選抜の選手にも、自分をアピールしたいという強いモチベーションがあり、非常に競ったいいゲームが展開されます」とコメント。必ずしも全日本大学選抜だけが抜きん出た存在というわけではなく、各地域選抜にも注目選手が多くいるとし、「この大会を見れば、自ずと来年プロで活躍する選手がピックアップできるかもしれません」と語りました。
会見には、今大会に参加する全日本大学選抜の松本直也監督、三笘薫選手、旗手怜央選手、上田綺世選手、オビ パウエルオビンナ選手が大会に向けての意気込みなどを語りました。
監督・選手コメント
松本直也 監督(全日本大学選抜/桃山学院大学)
全日本大学選抜は今年7月に行われるユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)に向けた強化をしているチームですが、ユニバーシアードまで『デンソーカップチャレンジサッカー 堺大会』とアウェイで行われる日韓戦が唯一真剣勝負の公式戦となっています。本大会に参加する他地域の選抜チームにも素晴らしい選手は多くいますし、彼らは全日本を倒すという強い気持ちで向かってくるでしょう。非常にタフなゲームが展開されると思いますが、しっかりと戦って結果を残したいと思います。また、この大会で活躍した選手をもう一度選び直してアメリカ遠征、そして日韓戦に向けた準備を整え、最後となるユニバーシアード競技大会での優勝に向けて戦っていきたいと思います。
三笘薫 選手(全日本大学選抜/筑波大学)
本大会は全日本大学選抜が優勝しなければいけない大会だと思っています。ここ数年は全日本大学選抜が優勝できておらず、ふがいなさを感じています。チーム一丸となって優勝を目指し、他の選抜チームを圧倒して優勝したいと思います。
旗手怜央 選手(全日本大学選抜/順天堂大学)
先日大阪で行われた合宿を経て、チームがまとまってきたことを感じています。そのまとまりを今大会でしっかり発揮できるよう、優勝という結果を目指してがんばりたいと思います。
上田綺世 選手(全日本大学選抜/法政大学)
僕は、全日本大学選抜のFWとして選ばれたということは、全大学のFWの代表として選ばれたと思っています。この大会でそれにふさわしいプレーと結果を残し、チームとしての目標である優勝に貢献したいです。
オビ パウエルオビンナ 選手(関東選抜A/流通経済大学)
僕たち関東選抜Aは、昨年の大会の決勝で関東B・北信越選抜に敗れて準優勝になってしまいました。今年はそのリベンジを果たすべく、優勝を目指して大会に臨みます。また自分も含め各地域の選手は全日本大学選抜に選ばれることを目標にしてきたと思います。今大会では全日本大学選抜に選ばれませんでしたが、その悔しさを胸に、今後の選考、遠征などに絡んでいけるよう全力を尽くします。
第33回デンソーカップチャレンジサッカー 堺大会
大会期間:2019年3月1日(金)~3月3日(日)
会場:J-GREEN堺
全日本大学サッカー連盟公式Twitter(@jufa_soccer)、公式Facebook(@jufa.soccer)、公式Instagram(jufa_japan)でも大会情報を配信中です。
大会日程、試合結果などは全日本大学サッカー連盟公式サイトをご確認ください。