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天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会が5月26日(土)に開幕
2018年05月22日
今年もいよいよ「天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会」が開幕を迎えます。5月26日(土)と27日(日)に1回戦が各地で行われ、全88チームが日本一を目指して熱い戦いを繰り広げます。
天皇杯は1921年11月に第1回大会となるア式蹴球全国優勝競技会が開催され、4チームが出場しました。途中、戦争のために中止となる年もありましたが、大会方式を変更しながら98年の歴史を誇る日本最大のトーナメント戦として今日まで行われてきました。
今大会は、J1の18クラブ、J2の22クラブに加え、47都道府県代表にアマチュアシードの1チームの計88チームが、12月24日(月・振休)、埼玉スタジアム2002で開催される決勝を目指してノックアウト方式で戦います。また、今大会は競技規則の変更に伴い、延長戦での4人目の交代、PK戦では1本ごとに蹴る順番が入れ替わる新方式(ABBA方式)が導入されます。
大会の一つの魅力は、普段は対戦することのないプロチームとアマチュアチームが一堂に会し、日本一のチームを決するという点です。その中で、“ジャイアントキリング”(大物食い)が大会を大きく盛り上げる要素となっています。
特別協賛であるスルガ銀行株式会社からは、ジャイアントキリングを起こし、大会を盛り上げた「天皇杯を象徴するゴール」に、「SURUGA I DREAM Award」が贈られています。21日(月)の開幕会見に登壇したスルガ銀行の岡野光喜代表取締役会長兼CEOは「天皇杯におけるジャイアントキリングの価値を高めることで、プロチームもアマチュアチームも本気度が高まり、それが日本サッカー界の競技力向上や活性化の寄与につながるのではないか」と同賞に込められた思いを語りました。
同賞を創設した第89回大会は、大学勢として初めてJ1チームを破った明治大学体育会サッカー部の山本紘之選手のゴールが受賞。その後も、大会を彩った劇的なゴールにスポットライトが当てられてきました。前回大会は、2回戦のベガルタ仙台戦で、筑波大学の三笘薫選手と中野誠也選手が決めたゴールが受賞しました(所属はいずれも当時)。今年はどのようなゴールが生まれるのか、「SURUGA I DREAM Award」の行方にも目が離せません。
1回戦では、地域代表チームと、シードチームがJ1、J2クラブへの挑戦権を懸けて激突します。会見では、田嶋幸三JFA会長は、J3・ギラヴァンツ北九州を破って出場を決めた福岡大学(福岡県代表)、FC大阪(大阪府代表)を、岡野CEOはご自身の地元である静岡県代表であるHonda FCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎(茨城県代表)を1回戦の注目チームに挙げました。第96回大会でラウンド16に進出した快進撃が記憶に新しいHonda FCは、アルテリーヴォ和歌山(和歌山県代表)と対戦。また、前回大会ベスト16の筑波大学を茨城県予選決勝で破り、天皇杯初出場を果たした流経大ドラゴンズ龍ケ崎は、山形大学(山形県代表)を迎え撃ちます。その他、グルージャ盛岡(岩手県代表)、ザスパクサツ群馬(群馬県代表)、カターレ富山(富山県代表)などJ3勢も登場。1回戦から個性豊かなチームが対戦する天皇杯にぜひともご注目ください。
【1回戦】5月26日(土)、27日(日)
【2回戦】6月6日(水)
【3回戦】7月11日(水)
【ラウンド16(4回戦)】8月22日(水)
【準々決勝】10月24日(水)
【準決勝】12月16日(日)
【決勝】12月24日(月・振休)
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