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元日決勝を懸けて神戸とC大阪、横浜FMと柏が激突 第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会
2017年12月22日
第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会は12月23日(土)に準決勝を迎え、ヴィッセル神戸とセレッソ大阪が大阪・ヤンマースタジアム長居にて、横浜F・マリノスと柏レイソルが神奈川・等々力陸上競技場にて対戦します。
ヴィッセル神戸 vs セレッソ大阪
ヤンマースタジアム長居で行われる準決勝は、神戸とC大阪の関西勢同士による一戦です。
2000年度以来、17大会ぶりの準決勝を戦う神戸は、明治安田生命J1リーグの序盤戦で一時首位に立つなど、好調なスタートを切りましたが、5月以降は中位に後退。7月には元ドイツ代表FWのルーカス・ポドルスキ選手と、ハーフナー・マイク選手が加入し、注目を集めました。しかし、上位進出はならず、9位でリーグ戦を終えています。
ポドルスキ選手はけがの影響で欠場が濃厚となっていますが、天皇杯で4試合4ゴールと気を吐いているキャプテンの渡邉千真選手を中心にクラブ初の決勝進出を目指します。
一方のC大阪は、J2からの復帰年ながら柿谷曜一朗選手、杉本健勇選手、山口蛍選手がチームをけん引し、リーグ戦では3位と大躍進を遂げました。11月4日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ決勝では川崎フロンターレを2-0で下し、初優勝を達成。天皇杯では前身のヤンマー時代の第54回大会以来、43年ぶり4度目の頂点を狙います。
横浜F・マリノス vs 柏レイソル
2大会連続で準決勝進出を果たした横浜FMは、こちらは2大会ぶりにベスト4に名乗りを上げた柏と等々力陸上競技場で対戦します。
長年、チームをけん引してきた中村俊輔選手が移籍した今季、セットプレーのキッカーとして天野純選手が台頭するなど、クラブに新しい風が吹いた横浜FM。守っては大黒柱である中澤佑二選手を中心とした鉄壁の守備は健在で、優勝の味を知るベテランたちがノックアウト方式の緊張感あるゲームでも頼りになる存在であることは言うまでもありません。
リーグ戦は、エースの齋藤学選手のけがによる長期離脱の影響もありましたが、チーム最多10得点をマークしたウーゴ・ヴィエイラ選手らの活躍もあり5位でフィニッシュ。天皇杯では4大会ぶりの優勝を狙います。
2大会ぶりの準決勝を戦う柏は、リーグ戦の第7節から8連勝をマークするなど、年間を通して上位争いを演じてきました。得点源のクリスティアーノ選手やSAMURAI BLUE(日本代表)でも頭角を表した伊東純也選手らスピード感あふれる攻撃は見どころの一つです。
さらに天皇杯では若き守護神・中村航輔選手の活躍が期待されます。中山雄太選手ら最終ラインと共に、ここまでの4試合中3試合でクリーンシートを記録。リーグ戦同様、攻撃と守備ががっちり噛み合えば5大会ぶりの優勝が近づくでしょう。
【1回戦】4月22日(土)、23日(日)
【2回戦】6月21日(水)
【3回戦】7月12日(水)
【ラウンド16(4回戦)】9月20日(水)
【準々決勝】10月25日(水)
【準決勝】12月23日(土・祝)
【決勝】2018年1月1日(月・祝)
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