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鈴鹿アンリミテッドFCが接戦の末、松江シティに勝利し初優勝 第53回全国社会人サッカー選手権大会
2017年10月19日
10月13日(金)より福井県坂井市で開幕した第53回全国社会人サッカー選手権大会は、32チームによるノックアウト方式で大会が行われました。最終日の18日(水)には決勝が行われ、鈴鹿アンリミテッドFC(東海地域代表/三重県)が松江シティFC(中国地域代表/島根県)に2-1で勝利し初優勝を果たしました。
両チーム共にロングボールを多用した立ち上がりでしたが、鈴鹿は9分に16番の藤沢ネット選手のスルーパスに7番のエフライン・リンタロウ選手が上手く反応して、ゴール右隅に流し込み先制。
その後、両チーム共に落ち着いた展開をみせ、ボールをつなぎ仕掛け合いの攻防が続きます。後半に入り48分、鈴鹿のパスをインターセプトした松江の10番の澁山勇希選手がドリブルで一気に鈴鹿陣内に走りこみ、9番の西村光司選手につなぎゴール右隅に流し込み同点とします。5日連続のゲームとなる両チームは60分頃には少々疲れが見えてきましたが、集中力を切らさず勝利への執念を見せます。延長突入かと思われた後半のアディショナルタイムに鈴鹿は、コーナーキックからの混戦から6番の冨士祐樹選手が頭で押し込み決勝点。
劇的な幕切れとなった決勝は、鈴鹿が第52回大会準優勝の悔しさを晴らす初優勝を飾りました。
優勝チーム 鈴鹿アンリミテッドFC コメント
藏川洋平 監督代行
はじめにサッカー協会ならびに福井県の大会運営関係者の方々のご尽力により最高の環境の中で、戦うことができたこと深く感謝申し上げます。今回チームは全国地域サッカーチャンピオンズリーグ出場権を持っておりましたので、その大会に向けたシミュレーションとして今大会に臨ませてもらいました。結果的に5試合行うことができ、また優勝することが出来て非常に嬉しく思います。この大会を通じて自分たちの強み、弱みが明確にでたので、残りの期間で細かい部分の修正をしっかり行い、JFL昇格に向けて取り組んでいきたいと思います。
堀河俊大 選手(キャプテン)
昨年、この大会で準優勝でしたので今回優勝できてうれしく思います。5日間で5試合というハードなスケジュールでしたがチーム一丸となって戦うことができ、出てない選手がスカウティングや選手全員の洗濯をしてくれたり、いろんな場面で助けてくれました。全員で勝ち取った優勝だと思います。この勢いで地域CLも勝ち進んでJFLに昇格できるように頑張りたいと思います。
藤田浩平 選手(副キャプテン)
サポーターの方々、鈴鹿から福井まで沢山の人達が来てくださり素晴らしい応援ありがとうございました。優勝という結果を残せてよかったです。試合内容としては、チームとしてどのように守備をして、どのように攻撃をするかというところを、もっと突き詰めて行かなければなりません。レベルが上がっていけば、自分たちがやりたいサッカーだけでなく、相手が嫌がるサッカーをもっと考えてできるようにならなければいけないと感じました。今大会で良かったのは、全ての試合に勝った中で反省点を見つけて次につなげるということができたことだと思います。全国地域サッカーチャンピオンズリーグでもすべて勝って、JFL昇格出来る様に頑張ります。
第53回全国社会人サッカー選手権大会
大会期間:2017/10/13(金)~2017/10/18(水)