『平成28年度第65回全日本大学サッカー選手権大会』の開幕に先立ち、12月6日(火)に開幕直前記者会見が行われました。

会見には日本サッカー協会の田嶋幸三会長、全日本大学サッカー連盟の松本健一副会長、全日本大学サッカー連盟大学選手権実行委員会の玉井朗委員長、全日本大学サッカー連盟の中野雄二技術委員長が登壇し、大会の見どころなどを語りました。

田嶋会長は「総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントと並んで、大学サッカー最高峰の大会として数々の名勝負、そして多くの選手たちを育んできた」と紹介。「監督や選手の皆さんには、多くの方たちが皆さんに注目していることと、Jリーグのみならず世界にも通じる道が大学サッカーの中に拓かれていることを自覚し、思う存分プレーをしてほしい」とコメントしました。

また出場24大学を代表し、昨年度の優勝校である関西学院大学の成山一郎監督、明治大学の河面旺成選手、日本体育大学の高野遼選手、関西大学の前川黛也選手が登壇し、大会に向けての抱負を語りました。

監督・選手コメント

成山一郎 監督（関西学院大学）
昨年度優勝校ということでこの場に立たせていただいていますが、私自身に日本一の経験がなかったせいで、優勝したあとのチームをどうしたらいいのかがわからず、今年はチームをぼろぼろにしてしまいました。学生には大変な迷惑をかけてしまいましたが、4回生を中心にチームを立て直し、このインカレに出場できることとなりました。とても嬉しく誇りに思っています。インカレは一年間の努力の成果と4回生の引退をかけた、重くて緊張感のある大切な大会だと思っています。関学大が掲げた目標は「優勝」です。大会が始まると、思い通りにいかないことばかりですが、一度立てた目標に対してどれだけ本気になれるのか、どれだけ本気の戦いをさせてやれるのかに、とことんこだわって追求し、しっかり準備したいです。

河面旺成 選手（明治大学）
明治大学は一年間、三冠を目標に掲げて取り組んできました。総理大臣杯優勝と関東大学リーグ優勝を果たし、二冠までは獲れていますが、選手は誰一人満足している者はいません。スタッフや試合に出ている選手はもちろんのこと、試合に出ていない選手、マネージャーも含めて全員がひとつの目標に向かって取り組むことができています。その取り組みが間違っていないことを証明するためにも結果を出さなければならないと思いますし、インカレに向けて一戦一戦しっかり戦って、結果を求めながらやっていきたいです。

高野遼 選手（日本体育大学）
夏の総理大臣杯ではベスト4に終わり、非常に悔しい思いをしました。あらためて今、「日本一」を目標に掲げています。最後の舞台で精一杯みんなが協力をし、日本一を勝ち取って笑って終われるように頑張ります。

前川黛也 選手（関西大学）
インカレという大学最後の大会に、関西代表として優勝できるように戦うのはもちろんですが、関西大学として「全員サッカーで日本一」という目標を掲げている以上、しっかりそれを達成できるよう、チーム一丸となって戦いたいです。GKなので、失点をしないよう、チームを勝たせるために貢献していきたいです。

全日本大学サッカー連盟公式Twitter（@jufa_soccer）では、当日試合速報を行います。
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平成28年度 第65回全日本大学サッカー選手権大会

2016年12月7日(水)～2016年12月18日(日) 

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