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全日本少年サッカー大会第40回記念パーティーを開催
2016年11月26日
日本サッカー協会(JFA)は11月25日(金)、全日本少年サッカー大会第40回記念パーティー/関係者懇親会をサッカーミュージアムのバーチャルスタジアムで開催し、大会関係者が参加しました。
日本サッカー協会 田嶋幸三会長による挨拶に始まり、続いて日本体育協会日本スポーツ少年団副本部長の山井今朝雄氏、読売新聞東京本社事務局総務の吉見淳一氏から大会への思いが語られました。
また、清水FCの一員として第1回大会で優勝を果たした長谷川健太氏(現ガンバ大阪監督)からお祝いのメッセージ動画が映し出されました。「全国大会に出て、それまで自分が知らなかった県のことや、素晴らしい選手がいることを知ることができました」と自身が出場した大会の思い出が語られ、また「この大会を経験して、素晴らしい選手の育成につなげていってほしいです」と大会関係者にエールを送りました。
これまで多くの日本代表選手やJリーガーが出場してきた全日本少年サッカー大会は、1977年に第1回大会が開催されました。よみうりランド(東京都)でスタートした本大会は、第25回から4大会の準決勝と決勝は東京スタジアム(現・味の素スタジアム)で行われ、第29回からJヴィレッジ(福島県)と西が丘サッカー場(東京都)に変更。2011年から4大会を時之栖裾野グラウンド、愛鷹広域公園多目的競技場(静岡県)での開催を経て、前回大会からは鹿児島県に熱戦の場を移しました。
大会方式も時代とともに変更されてきました。第35回からは11人制から8人制に移行。さらにグループステージでは1人制審判員を適用して、選手たちのフェアプレー精神を促す工夫がなされました。大会時期も、前回大会からは、夏季から冬季に変更となり、小学生年代最後の全国大会となりました。
最後には、前回大会の優勝チーム・レジスタFC(埼玉県)の渡辺泰明監督と川地皓選手、江座凜太朗選手が壇上に上がり、優勝旗と総理大臣杯の返還が行われました。渡辺監督から決勝大会に出場する選手たちへ、「最高の舞台ですので、思う存分サッカーを楽しんでほしいと思います。昨年より、夏から冬に大会が移行され、本当の意味で小学生年代の集大成の大会になりました。今まで戦ってきた仲間と共に、積み重ねてきたことを悔いのないように出し切ってほしいです」と激励のメッセージが送られました。
本大会は12月25日(日)に開会式が行われ、26日(月)から5日間に渡って日本一を懸けた戦いが繰り広げられます。
コメント
田嶋幸三 JFA会長
大会に出場した選手の中には、日本代表になった選手が数多くいます。Jリーガーになった選手も数多くいます。ドクターや政界、財界で活躍している人もいます。そういう意味では日本代表を強くすることだけが、われわれ日本サッカー協会の仕事ではありません。サッカーを通して、日本の社会に貢献できる人間、そして、日本のサッカーを広げてくれる人を育てていく。この素晴らしい大会をさらに発展させていきたいと思います。小学年代の最後を締めくくるこの大会で、最後までサッカーを続けてくれる少年たちを温かく見守っていきたいと思います。
第40回全日本少年サッカー大会
競技期間:
2016年12月25日(日)~12月29日(木)
会場:
1次ラウンド・ラウンド16 鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)
準々決勝 鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)
準決勝・決勝 鹿児島県立鴨池陸上競技場(鹿児島県鹿児島市)
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