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11月12日(土)に開幕、第4回全国シニア(40歳以上)サッカー大会 前回大会プレーバック
2016年11月04日
40歳以上のサッカーチーム日本一を決定する第4回全国シニア(40歳以上)サッカー大会が11月12日(土)に静岡県藤枝市で開幕し、16チームが14日(月)の決勝を目指して戦います。大会の開幕を約一週間後に控え、ここでは前回大会をプレーバックします。
大阪府堺市のJ-GREEN堺で行われた第3回大会には16チームが参戦しました。4チームずつ4グループに分かれてリーグ戦を実施し、各グループの首位が決勝ラウンドに進出。ここからノックアウト方式で順位を決していきました。
首位で1次ラウンドを突破し、決勝ラウンド(準決勝)行きを決めたのは、マイスターFCシニア(開催地/大阪)、広島フォーティーズ(中国/広島)、FC青山オーバー・フォーティ(関東3/東京)、そして佐賀県選抜O-40(九州2/佐賀)でした。
マイスターFCと広島の準決勝は、広島が開始2分に獲得したPKを決めるなど、終始優位に試合を運びます。広島は後半も着実に得点を重ねながら相手の反撃を1点に抑え、3-1のスコアで決勝に進みました。もう一方のカード、FC青山と佐賀県選抜による試合は接戦に。両者一歩も譲らないままPK戦にもつれ込み、全員のキッカーが成功させたFC青山が、佐賀県選抜に競り勝ちました。
初出場で快進撃を続けてきたFC青山と、結成13年目という経験に裏打ちされた組織力を誇る広島。両チームの一戦は、序盤から緊張感が漂う、決勝らしい展開となりました。先に主導権を握ったのはFC青山です。加賀見健介選手や福永泰選手といった元Jリーグ選手を中心に攻撃を組み立てていきます。
対する広島は、FC青山の攻撃をしっかりと受け止めながら反撃のチャンスをうかがいます。そして後半15分、平木伊久司選手がFKをヘディングで合わせ広島に先制点をもたらします。あとがなくなったFC青山は、ここから猛攻に出ます。後半19分に藤吉信次選手が豪快なミドルシュートを決めて振り出しに戻しました。試合は1-1のまま決着がつかず、PK戦へと突入します。
PK戦では、GK高橋信雄選手が広島のキックを2本止める活躍もあり、FC青山が4-1で勝利。準決勝から2試合続けてPK戦をものにする勝負強さを見せ、初出場で初優勝を果たしました。
第1回大会で準優勝した渋川シニアサッカークラブ(群馬)、そして前回覇者のFC青山と、関東地域の代表チームは過去3大会のうち、2度ファイナリストになっています。第4回大会に出場するT・ドリームス(関東1/東京)と横浜シニア(関東2/神奈川)の躍進はなるか、それとも他地域のチームが立ちはだかるか。各チームの戦いぶりに注目です。
第4回全国シニア(40歳以上)サッカー大会
2016年11月12日(土)~14日(月)
会場:藤枝総合運動公園サッカー場[天然芝]、藤枝総合運動公園陸上競技場[天然芝]、藤枝総合運動公園多目的広場人工芝広場[人工芝] 、藤枝市民グラウンドサッカー場[天然芝]
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