ニュース
G大阪、ホームで勝点1獲得 ACLグループステージ第2節
2016年03月03日
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第2節が3月2日(水)に開催され、ガンバ大阪がホームでメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)と対戦しました。
初戦の水原三星ブルーウィングス(韓国)戦を0-0で終えたG大阪は、ノックアウトステージ進出のために勝利がほしい一戦でしたが、先に試合を動かしたのはメルボルン。3分、G大阪がCKを与えると、ゴール前に上がったクロスからニコラス・アンセル選手にヘディングシュートを許します。ボールは、一度は競り合ったDFに当たったものの、こぼれ球をゴールに押し込まれました。
反撃に出たいG大阪でしたが、失点後も攻撃のギアは上がりません。逆に16分、右サイドでジャイ・インガム選手にボールを奪われ、ベザート・ベリシャ選手にシュートを打たれるなど「前半は新スタジアムの芝生に慣れていないのかなと感じた」と長谷川健太監督。しかし、時間経過とともに後方でのパス交換によって落ち着きを取り戻すと、31分にチャンスがおとずれます。オ・ジェソク選手が右サイドから上げたクロスにパトリック選手がゴール前で反応、一度はクリアされたボールを井手口陽介選手が狙って相手を脅かします。続く34分にも宇佐美貴史選手がパトリック選手とのワンツーからゴールを狙いましたが、枠を捉えることができません。
後半はG大阪が主導権を握ります。48分、53分にパトリック選手が立て続けにシュートを放ち、相手ゴールに迫ります。迎えた57分、忍耐強い攻撃が実ります。藤春廣輝選手の攻撃参加から宇佐美選手がゴールを狙い、CKを獲得。ショートコーナーから宇佐美選手がゴール前に折り返し、最後はファーサイドでフリーの遠藤保仁選手がダイビングヘッドで合わせて、同点に追いつきます。
この後、大森晃太郎選手とアデミウソン選手を投入し、勝ち越し点を狙ったG大阪。パトリック選手を軸に攻め込みましたが、得点につなげることはできません。1-1でタイムアップとなり、G大阪は2戦連続で勝点1に留まる結果となりました。
監督・選手コメント
長谷川健太 監督(ガンバ大阪)
前半に自分たちのミスからCKを与え、そこから失点してしまうなど、立ち上がりの悪さは昨年のACLからの課題です。ただ、昨年は相手に追加点を奪われる展開が多かったのですが、今日は後半からアグレッシブなサッカーができました。セットプレーからの得点以降は、流れの中からチャンスをつくり、決めていればという場面も生んだことはポジティブに捉えています。1-1に終わったことは非常に残念ですし、サポーターの「勝ってくれ!」という願いを感じます。(勝利まで)もう少しだと思うので、引き続きしっかりと準備して、次のJリーグ、ACLに挑みたいと思います。
阿部浩之 選手(ガンバ大阪)
先に失点したことが一番の課題です。攻撃陣として、相手が中央を固めてくるのは試合開始早々に分かったので、もっとサイドをうまく崩すべきでした。後半はサイド攻撃が機能しつつあったので、その回数を増やしていければいいと思います。左サイドを崩すところまではうまくいっていたので、逆サイドの僕が中央に絞るなどクロスへの入り方も工夫が必要で、もっと詰めていかないといけません。嫌な流れが続いていますが、一つ勝てれば絶対に勢いに乗れると思うので、自信を持ってやっていきたいです。
遠藤保仁 選手(ガンバ大阪)
勝点3を目標にしていたので、残念な気持ちがあります。ただ、これから先のグループステージに向けて、今日の勝点1をしっかりと次につなげていきたいです。今日は試合前から勝たなといけないという気持ちが強かったですし、試合開始の笛が鳴った瞬間から、全ての面で相手を上回らないといけませんでした。前半が悪かったとは思いませんが、後半は相手の足が止まり、スペースが生まれたのでアグレッシブに戦えました。全体の質を上げれば、さらに決定的なチャンスがつくれたと思います。
ケビン・マスカット 監督(メルボルン・ビクトリー)
素晴らしい試合ができたと思います。客観的に良い試合でした。互いに攻める姿勢もありましたし、ガンバ大阪という強豪に対し、良いプレーができたかと思います。試合が終わった直後ですので、細かく分析はできませんが、一つ目の収穫は早い時間帯に得点できたことです。先制点を奪ったことで相手が攻めざるを得ない状態に持ち込み、その中で自分たちは我慢強くボールを保持できました。結果的にドローに終わりましたが、勝点獲得に値する試合ができたと思います。
AFCチャンピオンズリーグ2016
2016/1/27(水)〜2016/11/26(土)
日程 | K.O. | 対戦カード | 会場 | ||
---|---|---|---|---|---|
3/15 | 19:30 | FC東京 | vs | 江蘇蘇寧 (中国) |
東京スタジアム |
3/15 | 19:30 | 上海上港 (中国) |
vs | ガンバ大阪 | 上海体育場 |
3/16 | 19:00 | サンフレッチェ広島 | vs | ブリーラム・ユナイテッド (タイ) |
広島広域公園陸上競技場 |
3/16 | 19:30 | 広州恒大 (中国) |
vs | 浦和レッズ | 広州天河体育中心 |
関連情報
関連ニュース
最新ニュース
- 大会・試合 2024/11/26 株式会社hacomonoと「U-12カテゴリーパートナー」契約を締結 JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会
- 大会・試合 2024/11/26 組み合わせ・テレビ放送決定、中村俊輔氏がアンバサダーに就任 JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会
- 大会・試合 2024/11/26 組み合わせ および 決勝のテレビ放送・配信、準々決勝~準決勝の配信が決定 第33回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
- JFA 2024/11/26 移籍リスト 第25-02号
- 日本代表 2024/11/25 フットサル日本女子代表候補 国内トレーニングキャンプ メンバー・スケジュール(11.28-12.1@千葉/高円宮記念JFA夢フィールド)