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第6回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会 女子選手の可能性を広げる大会
2016年01月04日
第6回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会を、2016年1月10日(日)、11日(月・祝)に開催します。会場は男子の第21回全日本ユース(U-15)フットサル大会と同会場の愛知県豊田市のスカイホール豊田で、U-15年代の女子フットサルの頂点を決する戦いが繰り広げられます。
本大会は、育成年代の選手にとって、自身の将来に大きな影響を与える可能性を持つものだと言えます。その要因の一つは、本大会がより上の舞台に進むための登竜門のような位置づけを強めていることにあります。
近年は女子フットサルの認知が広まり、フットサル日本女子代表の活動も増えています。丸岡ラックレディースの田中悦博監督は、「全日本女子ユース(U-15)フットサル大会が世界の扉を開く登竜門になると信じて活動を続けている」と話し、実際に第2回大会から3大会連続で出場を果たした北川夏奈選手、高尾茜利選手はフットサル女子代表メンバーに選ばれ、2015年9月には第1回AFC女子フットサル選手権に出場。今大会を経て、次の舞台へとステップアップしていきました。
そして、フットサル選手だけではなくサッカー選手も、自身のさらなるレベルアップのために大きな意味を持つ大会だと言えます。今大会に出場する多くのチームは、普段はサッカーをメインに活動をしていますが、前回大会で優勝した十文字中学校も、「オフサイドがない分、裏へのループでやられてしまったし、切り替えも早くて大変だった」(小林一歩選手)とサッカーだけでは得られない感覚を味わっていたようです。それと同時に、「攻守の切り替えはサッカーにも生かせるし、ポジションに関係なく攻守に関わっていくプレーもサッカーにつなげられる」と振り返っています。
このようなサッカーとフットサルの相互作用、相乗効果については、フットサル日本代表のミゲル・ロドリゴ監督も常々、「子どもの頃からフットサルをプレーすることで、サッカーでもより良いプレーができる。日本の指導者には、フットサルの重要性を理解してもらいたい」と語ってきました。そして、「なでしこジャパンはすでにワールドカップで優勝していますが、そのチームをさらに向上させていくためにどうすれば良いのかを考えたとき、若い世代でのフットサルも重要になってくるはずです」と話しています。女子プレーヤーにとっても、フットサルをプレーすることの価値は大いにあると言えるでしょう。
これまで、多くの選手がこの大会を通して新たな発見をして、試合ごとに見違えるようなプレーを披露してきました。その姿は、育成年代特有の吸収力の高さを感じさせられるものです。女性ならではとも言える歓喜の姿も、男子と同ピッチで行われる大会に彩りを加えます。注目ポイントにあふれた大会を、ぜひ会場でご覧ください。
第6回 全日本女子ユース(U-15)フットサル大会
2016/1/10(日)~2016/1/11(月)
スカイホール豊田
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